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【AUTHOR ALARM】自分のランクルは自分で守る時代!AUTHORセキュリティが一助となる

アクセルのON/OFFだけでなく、窓の開閉やウインカーまで、すべての操作を制御するCANデータバス。施錠やエンジンの始動も司っており、これをCANインベーダーという機器を使いハッキングすることで車両を盗むのが、今の一般的な手口。ランドクルーザー300で助手席のドアやフェンダー裏に穴が開けられるという被害が発生しているのはこの奥にCPUがあり、そこにアクセスするためだ。
前述したように、現代の車両盗難は言わばハッキングと同じ。セキュリティシステムを構築するメーカーは、ハッカーからクルマを守るホワイトナイトというべき存在。ロシアに本社を置くオーサーアラームは、ソフトウェア専属のスタッフが150人以上携わっており、日々バージョンアップを実施している。よくセキュリティはイタチごっこと表現されるが、オーサーアラームは追う立場でなく常に先を走り続けているので、窃盗団がもっとも嫌がるシステムだと言える。
ちなみにオーサーアラーム最大の魅力は、必要な機能だけを装着できるセミオーダーメイド方式。自分に最適なシステムはどれか、ぜひ近くの代理店で相談して欲しい。

デジタルキーをスマートに、かつ安心して持ち歩くためのケース

キーフォブレザーケース

キーフォブ専用レザープロテクション

IGLA ALARM/AUTHOR ALARMを装着した時に、セキュリティの鍵となるキーフォブ。本体と信号のやり取りを行なうので、いつも通り施錠/解錠操作を行なうだけでセキュリティが作動する。ただし非常にコンパクトで薄いので、破損や汚れを防ぐためにも専用のケースに入れてしっかり守りたい。

キーフォブからの電波を二重に遮断する専用のポーチ

電波遮断ポーチ

キーフォブから発生する電波を完全に遮断する、二重構造を採用した専用ポーチ。リレーアタックはクルマの鍵だけとは限らないので、常に細心の注意を払う必要もある。そもそもの話になるが、鍵をわざわざ人目につくような所に置いたりしないので、オーナーも意識を改めるべきかもしれない。

AUTHOR ALARM KEYLESS BLOCK

現代のクルマのほとんどが採用するスマートキー。鍵を持って近付くと自動で解錠するが、言い換えればクルマと鍵が常に信号を送り合っている状態。この電波をジャックしクルマを盗むのがリレーアタックで、キーレスブロッカーはこのリレーアタックを防止することに特化したセキュリティシステムだ。

AUTHOR ALARM IGLA ALARM

ALARMのスタンダードモデルであるIGLA2に、アラーム機能を追加したのがIGLA ALARM。衝撃センサーや傾斜センサーを標準装備しているので、ボンネットやドアを開けられた時にサイレンを鳴らし緊急事態を周囲に認知させる。また非常にコンパクトなので、発見の困難さも特徴と言える。

AUTHOR ALARM TOR

IGLA2やIGLA ALARMとの併用が前提となるが、他メーカーのアナログ方式を採用するセキュリティシステムを、デジタルでコントロール可能とするモジュール。様々なシステムを構築すれば、車両を盗み出す所要時間が掛かる。だが、日常の使い勝手が悪化しては意味がない。そんな不満を解消してくれる。

AUTHOR ALARM IGLA2

ノーマル配線を切断することなく、エンジンの始動を制御できるIGLA2。近年の高度化されたクルマは、たとえチェックランプが点灯していなくても診断機にかけるとエラー情報が見つかり、最悪の場合保証が受けられなくなることもある。そんなクルマへの悪影響を与えないセキュリティが、IGLA2だ。

AUTHOR ALARM Compass 4G

車両が目の前で盗難されたら、誰でも追いかけてしまう。だが人がクルマに追いつけるわけがない。そこでコンパス4Gを追加で組み込めば、スマートフォンで車両の位置が確認できるようになる。またAUTHOR STARTアプリを使えば、即座にエンジンを停止させられるので、冷静に対処することができる。

IGLAヘアライン ステンレススキャナー/AUTHORヘアライン ステンレススキャナー

フロントウインドーに装着し、夜間はロゴ部分が点滅するスキャナー。一般的にはファッションアイテムと思うかもしれないが、窃盗団に対して「手を出してはいけない車両」とアピールできる。デザインはIGLAとAUTHORの2種類で、発光色もブルーと白を用意する。

セキュリティを日本に定着させたい

全国に300店舗以上の代理店を構えるオーサーアラーム。多くはセキュリティのプロショップやカーオーディオ専門店が展開しているが、2025年10月に唯一の直営店「IGLA TOKYO」がオープンした。
オーサーアラームの日本代理店を務める石田さんは、ランドクルーザー100が新車で販売されていた時からセキュリティのプロショップを営んできたが、近年のセキュリティバブルに対し警鐘を鳴らす1人。石田氏によると「本来、モノを購入する時は、その商品を得ることで良かったと思える経験をすると思います。ですが、セキュリティは機能を発揮しないに越したことはなく、ユーザーたちはやむを得ず装着している状況です。また、高額商品の方がクルマを守ると勘違いし、不要な機能まで装着する人も少なくありません。セキュリティをブームではなく、スタンダードなアイテムとして定着させたいんです」と語ってくれた。
そのためにIGLA TOKYOは、全国の代理店を対象に研修や情報の共有をスタート。また、防犯アドバイザーの佐々木成三氏(元埼玉県警察捜査第一課)の監修による防犯プロフェッショナル認定(仮称)制度を2026年から開始予定。マイスターを各店舗に最低1名置いてもらうなど、業界のブラッシュアップを計画している。ほかにも、車両盗難の現場に遭遇した時のベストな対処(相手が単独ではない、追いかけない等…)方法を広めるべきで、IGLA TOKYOは、その情報発信基地としての活動を始めている。

ユーザーに情報提供する協会が発足

防犯アドバイザー(元刑事 埼玉県警察捜査第一課)
佐々木成三氏

Deloitte TOM’S GR Supra 37号車 ドライバー
笹原右京氏、チームアンバサダー

一般社団法人自動車盗難防止協会
理事 境野 勝氏

「全国の自動車盗難をゼロにする」という使命を掲げ、2024年5月に一般社団法人自動車盗難防止協会が発足しました。理事長を務めるのはオーサージャパンの石田さん。今まで官民合同チームによる盗難対策はなされていたが、一般ユーザー向けの情報提供や相談サービスが不十分だったそうだ。前述したとおり盗難手口は高度化/多様化しており、ユーザーを啓発する必要性を感じ、協会を発足させたそうだ。現在オーサーアラームの代理店は全国に300社以上あるが、その約半分の150社が協会に加盟しており、今後もその数は増える予定だ。
セキュリティがひと通り普及した場合、それ以降はどうなるのだろうか。石田さんは次のように語る。「アメリカなどで多発する『カージャック』と呼ばれる事件が多発するでしょう。駐車場のクルマでなく、エンジンが掛かった状態を襲われます。信号待ちやガソリンスタンドなど様々です」と。日本人は平和ボケしている…と常々言われてきたが、今のうちから認識を改める必要がありそうだ。
また、協会の活動とは別に、オーサーアラームでは年に1度ミーティングを開催中。この会合では新製品の情報収集や具体的な被害状況の共有に加え、盗難現場と最新手口を熟知した、自動車盗難防止協会 境野理事によるシンポジウムも開催しているので、プロショップも日々進化中。多発する車両盗難を少なくするためにも、オーサーアラームの活動に注目していきたい。

IGLA TOKYO

IGLA TOKYOは、一般ユーザー向けに取り付けも行なうが、代理店向けの研修機関としての側面も持ち、セキュリティ業界全体のレベルアップを目指している。