オーディオ・セキュリティ取り付け20年の経験を持つ、池田氏が代表を務めるリクロス。ショーカーレベルのオーディオシステムを作り上げるなど数々の実績を誇るが、現在はセキュリティの案件が増加し、カスタムオーディオの製作は抑えている状況。それぐらい「広島を中心に車両盗難のニュースが増え、それを見たオーナーさんが導入を検討し来店されます」と語る。来店する車両の中でも多いのがトヨタ系で、最近は新車購入したディーラーの勧めで納車時に店舗を訪れるランクル300や250オーナーが増えているようだ。
リクロスがメインで扱うセキュリティシステムは、ユピテルのゴルゴとパンテーラ。パンテーラはゴルゴの上位互換モデルで、取り扱うショップはユピテルの認定試験をクリアした店舗でしか扱えない。それ故、誰にでもパンテーラを勧めるかといえば「そうではない」と池田氏は言う。まずはオーナーの駐車環境と、どのような対策を取りたいかなどをヒアリングし、その上で機種が持つ機能を説明しながら絞っていく。「オーナーさんによってはオーバースペックの時もあるので、予算も考えてゴルゴやパンテーラのエントリーモデルを提案することもあります」。
さらに同店では独自の配線・リレーも開発し、オリジナル機種には無いセンサー機能などを追加できることも特長。「一度取り付けて終わりではなく、オーナーさんに合ったベストなセキュリティを一緒に作り上げていくのが僕のやり方です」と、オーナー一人ひとりに向き合ったシステムを構築していくのがリクロスの大きな魅力となっている。
「どれを選べば良いのか」悩むのがセキュリティ。しかし同店なら、予備知識が無くても丁寧に解説してくれるので、初めての導入でも安心して相談できる。

LIX代表 池田 潤氏
トヨタの営業マンとしてクルマ業界に足を踏み入れ、その後オーディオ・セキュリティ専門店で技術を学び、2013年に代表としてリクロスを立ち上げる。幅広いユーザーに立ち寄ってもらうため、あえてセキュリティ専門店とは謳わず、タイヤ交換などトータルでオーナーをサポートする。



店内にはゴルゴ、パンテーラのセキュリティキットをはじめ、エンジンオイルなどのケミカルアイテム、英国のカーケアブランドGYEONのボディケアアイテム、ブレンボといったブレーキも展示販売。また、リクロスはタイヤショップとしての側面もあるため、タイヤ&ホイールの購入・交換も迅速に対応する。




リクロスで問い合わせが激増しているのが、レクサスの最高級SUVであるLX600の純正パドルシフトをランドクルーザー300に移植する加工取り付けだ。もちろん、単純にLX600のパドルシフトをそのままLC300に取り付けることはできない。しかし池田氏はLX600とLC300の配線回路図を読み解き、エラーを出すことなく配線処理することで移植を可能にした。ステアリング裏カバーの部分的な加工が必要となるが、その出来栄えはまさに純正そのもの。「D」レンジのメーターは、パドルシフト操作で「D1」「D2」といったシフト表示になり、マニュアルモードでの操作時は「M1」[M2」に切り替わる。取り付けは全グレードが可能。マイナーチェンジ前・後では形状が違うものの、どちらも移植は可能で、それぞれに対応するパドルシフトの在庫をリクロスでは確保している。取り付け作業時間は半日程度。費用は要問合わせとなる。


ロックフォードなどのオーディオシステムも展示され、店内にはウーハーボックスやアウターバッフル製作のための木工作業場も備わる。その高いインストール技術は、店内に飾られているトロフィーが証明している。
Panthera Z706

ユピテルが誇るカーセキュリティ「パンテーラ」シリーズの最上位モデルZ706は、全センサーを標準装備したフルスペック仕様。3ゾーンマイクロ波センサー、トリプルセンサー、デジタル傾斜センサー、IRセンサーなど、計4種の高性能センサーを搭載し、車両周辺の動きや衝撃、傾き、熱を高精度に検知。さらに、車両バッテリーが外されても作動するバックアップサイレンや、最大113dBの大音量サイレンで不審者を威嚇。純正スマートキーと連動するスマートクロス機能により、リレーアタックやCANインベーダーといった最新の盗難手口にも対応。また、ユピテル製ドライブレコーダーと連携し、警報時に自動録画を開始する機能も備えている。

リクロスは独自に回路・マイクロリレーを開発。これによりオリジナル機種には無い防犯機能を追加し、細かいウィークポイントを解消することができる。パンテーラはセルモーター、イグニッションの2ポイントイモビライザーが備わり不正なエンジン始動を制御するが、この回路・マイクロリレーを使うことで3ポイント制御にすることも可能。配線回路を解析できる知見と技術を持っているからこそできるもので、例え同じ機種を使ってもオーナー一人ひとりシステムが変わるのだ。
Grgo V2
ユピテルのセキュリティシリーズのエントリーブランドである「ゴルゴ」。V2は、盗難対策に特化して価格を抑えたモデル。スマートキー連動機能スマートクロスにより、純正キーでロック・解除するだけで自動的に警戒モードが切り替わり、操作のしやすさも特長。アンサーバックリモコンが標準装備され、異常が発生すると音・振動・画面表示で即座に通知。また、エンジン始動無効化機能やドア・ボンネット・トランクの不正開閉検知、傾斜センサー、ショックセンサー(オプション)など、低価格ながら多彩な防犯機能を搭載する。コストと操作の扱いやすさを重視するなら選択肢となるモデルだ。

リクロスがメインで取り扱うのが、ユピテルのパンテーラとゴルゴ。商品の取り扱いは、取り付け実績と高い技術が認められたユピテルの認定が必要となる。上位機種モデルのパンテーラは、ゴルゴを扱うショップのなかで、ユピテルの専門講習を受けて高度な試験をパスした限られたショップだけが扱うことができる。リクロスは、中国・四国地方で数少ない取り扱い店だ。
オーディオ・セキュリティのみならず、クルマのことなら全部お任せ



セキュリティはセキュリティの専門店、タイヤ交換はタイヤショップと、作業に合わせて様々なショップを巡るオーナーも少なくない。だが正直、効率は決して良くはなく、ひとつの店舗で完結できるのが一番だ。そうしたオーナーの悩みを解消すべく、リクロスはオーディオ・セキュリティの専門店とは謳わず、幅広い作業を行なうトータルサポート店として営業しており、併設ファクトリーは大型2柱リフト、埋め込みリフトを完備し、タイヤ・ホイール交換からブレーキ交換、エアサス取り付けまで行なっている。こうした取り組みから同店には、タイヤ交換で訪れたユーザーがセキュリティに興味を持ってインストールすることもあるという。



アラームが発報するセキュリティのサイレン取り付け位置は、インストーラーによって様々。池田氏のこだわりは、「サイレンすらも見付からない」こと。例えば、目に見える位置にサイレンがあれば、その配線を切ってしまえば発報は停止してしまう。それを防ぐために、バンパーを外して簡単に見付からない場所に設置する「ひと手間」を心掛けている。ひと手間と言うには大掛かりな作業だが、こうしたインストールの工夫次第で、セキュリティ性がより高まるのだ。

インストールしたセキュリティが簡単に見つかってしまっては意味がない。本体取り付け位置はもちろん、コードやカプラーも純正配線と同等に取り回し配線するのは、プロならではのテクニック。

ランドクルーザー300に限らず、入庫した全ての車両は養生材で必ず保護してから作業を行なう。作業効率を求めると手を抜きがちな作業だが、プロのインストーラーはこうした点も徹底的に行なうのだ。

「種類が多く、どれを選んでよいか分からない」と不安に思うユーザーが多いが、池田氏はメーカーサイトを一緒に見ながら各機能を丁寧に解説してくれる。そこからユーザーの環境にあったシステムを提案。
リクロス

JR福山駅南口から県道22号線を真っすぐ南下してクルマで約20分。山陽自動車道・福山東インターからは、国道182号線を南へ約20分。緑色の看板が目印だ。
- 広島県福山市箕島町5816-115-2
- 084-982-6338
- 営業時間 : 10:00〜19:30
- 定休日 : 水曜日・第3火曜日
- http://www.lix-inc.com












