本誌レッツゴー4WDが主導となり、富士の麓という〝四駆の聖地〟にファンが集う日本最大級の四駆イベント『レッツゴー4WDフェス2025』にご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!天気予報は雨、当日の天気もほぼずっと雨、しかも山の上で寒さがつらいという過酷な状況の中、イベントに参加し、全力で楽しんでいた四駆ファンには感謝の言葉しかありません!

皆さまのご協力のもと、毎年無事に開催出来ています!さて今回も〝史上最大級の四駆DAY〟を満喫したオーナーの皆さんが振り返れるように、レッツゴー4WDフェス2025を総力特集でレポートします!
■集まった800台超の4WDファンに感謝!史上最大級の四駆フェスはやはり楽しい

今年も全四駆ファンが待望していた史上最大級の4WD・SUVの祭典『レッツゴー4WDフェス2025』が無事開催されました。ここ最近は晴れた中で開催されていた本イベントですが、スタッフがドン引きするほどの雨…。それでも800台オーバーの4WD・SUVが集まりました。

イベント会場は〝360度四駆状態〟。この日、日本で一番4WD・SUVが集まった場所になったはず。レッツゴー4WDフェス2025は、まさに日本最大級の四駆イベントと言っても過言ではない。全国の四駆ファンの熱気をしっかりと体感できました。




メイン会場ではカスタム4WD・SUVブースエリアが色とりどりのノボリとブーステントが立ち並び、さらに集まった四駆ファンを楽しませる迫力のカスタムカーを展示。
さらに本イベントでは恒例の大規模な三菱自動車ブースでは4WD体験キットによる45度の登坂同乗試乗に沢山の人だかりを集めたり、雨を気にせず熱気ムンムンに来場者が楽しんでいる様子が印象的でした。


吹き荒れる風と雨以上に来場者の注目を浴びたのが、カスタムパーツやデモカーの展示ブース。今回の出展ブースに展示されたデモカーやカスタムパーツは、本誌レッツゴー4WDや姉妹誌のデリカカスタムブック&ランドクルーザーカスタムブックなどにも掲載されます(もちろんレッツゴー4WD公式SNSにも)。ぜひ隅々まで読んでください。ちなみにアフターメーカー&ショップだけでなく、ミツビシブースにはカスタムされた新型デリカやラリーカーの姿が!下記からブースの模様をチェック!!!



また今回初の試みとして、来場の記念になるフォトスペースを設けたほか、ファミリーの四駆ファンに向けたスタンプラリーや、イベントのお楽しみのキッチンカーエリアをドドンと拡大するなど、ファンサービスしてみましたがいかがでしたか?
お目当てのカスタムパーツやアイテムをGETした、写活やファン同士の交流など、きっと四駆愛で心はホクホクしたと思いますが、本当に寒かったですね(笑)。あそこまで雨が降らなければ、よりイイ感じのイベントだったと思うので、来年の開催もぜひお楽しみに!



今回のレッツゴー4WDフェスでは飲食エリアも拡大!ランクル40キッチンカーのモジャ珈琲ロースターをはじめ、合計9つのフードブースが登場。
会場限定特別プレゼントオリジナルステッカー



今回もフェス限定グッズやプレゼントなどをご用意!アンケート回答にてもらえるフェスオリジナルステッカーのほか、写活用のフォトスペースの設置や会場内にある3つのスタンプを集めるわくわくスタンプラリーなどを行ないました。インスタ投稿やスタンプラリーで引き換えにもらえる駄菓子つかみ取りは、大人も子供も大興奮!地味に楽しかったですよね。

レッツゴー4WD主催イベントでは恒例、今回もお力添えを頂いた各出展社様のご厚意をレッツゴー4WD編集長・松本が代表して、開催地である鳴沢村の福祉事業へ寄付。感謝状を頂戴しました。鳴沢村に立ち寄った際は、ぜひ道の駅なるさわで地元のものをGETしてくださいね!


フェスのメイン会場のズラリと並べられたのが、過去最大級のアフターパーツメーカー&ショップの出展ブース64社の珠玉のカスタムデモカーたち。さらにカスタムパーツの展示・相談・即売会が行なわれていたりと、四駆ファンが足もとの悪い中でも熱気ムンムンで4WD・SUVカスタムに注目していた。なお、カスタムされたデモカーで圧倒的に多かったのが、ランクル250。さらにジムニーノマドを中心としたジムニーシリーズや、ミツビシ車(デリカD:5&デリカミニ、そしてトライトン)の展示も多彩で多数。人気車種のオーナーはぜひとも各メーカーの公式WEBやSNSも確認してみて欲しい!
カスタムの魅力が分かるブースゾーン































































たとえ同じ車種でも、4WDカスタムのスタイルはまるで別物。異なるモデルとなれば、そのアプローチは無限に枝分かれする。多様性が凝縮されたレッツゴー4WDフェス——集結した64社のブースを写真でチェックする。
レッツゴー4WDフェス2025/出展ブース一覧(五十音順)
RTK/IPF/APIO/INNO/weds/栄光社/ACC inc/SPD Creation/EVO CORSE/MID WHEELS/MLJ/Mclimb/Weed/MKW/BRUT/MONOBOX/MDF EQUIPMENT/ELFORD/オートフラッグス/CAR STYLE/KADDIS/ロードハウス/GANADOR/キングショック/GOOSFAM/SANOAUTO/KUHL VRARVA/CRAFT AOI/CRIMSON/X-Fang/CROSS MEMBER/クワドロペット/群馬トヨタ/RV Park/KSファクトリー/KENOU OFFROAD/GMG/ジムニーワールド/JAOS/ショウワガレージ/スージースポーツ/スペースクリエーション/星光産業/EXEA/ゼロスタイルジャパン/ダンロップタイヤ/TDI Tuning JAPAN/TOYO TIRES/TRUST/TRAIL/パイオニア(カロッツェリア)/BFGoodrich/4×4Engineering/BLACK BEAR/LANBO/Brain Strom/FLEX/flexdream/ARB4×4 Accessories/ホットスタッフコーポレーション/三菱自動車/愛工房/mellow up/YOKOHAMA TIRE/RAGUNA/LADDER FRAME/LANDLIC JAPAN/Limited CHITOSE/RAYS/RECARO/WORK
■新型デリカD:5とデリカミニが登場して話題を集めたミツビシブース

レッツゴー4WDフェス2025で最大のブースエリアを展開したのは、今回も三菱自動車だった。目玉となったのはミツビシ4WD・SUVによるオフロード同乗試乗4WD体験。荒天の中でもフル稼働で来場者を乗せていたが、最大斜度45度にアプローチする4WD登坂キットは圧巻。路面が濡れていて滑るのは間違いないにもかかわらず、しっかりとグリップしてグイグイ上がる。さらにキャンバー走行では剛性の高さををアピールしたほか、泥濘地を想定した対角ローラーでAWCの実用性も体験できるなど、ミツビシSUVの性能を体感できる試乗体験となった。
また来場者に大人気だったのは、フェス会場に降臨した新型デリカD:5(プロトタイプ)&デリカミニ。特に前者はジャパンモビリティショー2025の参考出品で大注目のモデルで、今回の改良で「力強いスタイリング」と「高い走破性」という持ち味をさらに磨き上げている。
外装ではフロントグリルやバンパーを新デザインに変え、立体感を強調。さらにホイールアーチモールの追加や新デザインの18インチアルミホイールを採用。内装では8インチカラー液晶メーターを採用したほか、インパネにはメタル調アクセントを与えた。
最も注目したいのが、走行性能面の進化。四輪制御技術「S‐AWC」をデリカシリーズで初搭載したほか。切り替え可能な4つのドライブモードを設定しているのだ。ちなみに今冬発売の予定で、車両価格は改良内容からするとコスパに優れた450万円〜495万円を見込んでいる。また三菱ブースにはラリーカーの展示もあり、ミツビシファンでなくてもモエる(燃える&萌える)本気のカスタムは熱かった!

初めて見る人はもちろん、何度見ても驚かされてしまう三菱4WD体験キットはイベント全体を通しても人気のコンテンツ。とくに注目は45度の登坂キットで、この急角度を登る体験ができるとあって雨の中でも来場者が行列をつくる。未だ体験したことのないファンは、ぜひ機会を設けて一度は体感してみて欲しい。


最低地上高や対地障害角を実走行で体感できる階段走行(モーグル的なイメージ)。またキャンバー走行はボディにあえてねじりを加える不自然な動きでボディ剛性を体感できる。三菱SUVオーナーでも未知のシチュエーションが多く、四駆ファンとして得るものが多いはずだ。
三菱コンテンツラリースペシャル



AXCR2025でドライバーを務めた田口 勝彦選手が登壇し、ラリーにまつわるトークショーを行なってラリー裏話を披露。同時にAXCRを戦ってきたトライトンを中心に、ラリー北海道/XCRスプリントカップなどで活躍したさまざまなラリー車両が登場!展示されたラリーカーから、見えないオーラが立ち上っているようで、本気のマシンには圧倒的な存在感があった。


ミツビシオーナーに限り、抽選16名の特別企画として行なわれたのが、プロカメラマン愛車撮影会。自動車専門誌などで活躍し「流し撮り職人」としてTV番組に出演したこともあるカメラマン・池之平昌信氏が愛車を撮!!しかもなんと!撮影した写真はその場でプレゼントされた。こういう機会はもっとあると嬉しいですね。






各所で話題を呼んでいる大幅刷新モデルの新型デリカD:5が、レッツゴー4WDフェスの会場にも降臨!しかも展示されたのは、本邦初披露のカスタム仕様。サンドメタリックカラーの純正ディーラーオプションフロント&リヤDELICAエンブレムを身につけ、さらにブラックアウトしたフロントグリルやクリアランスランプガーニッシュ、フォグランプガーニッシュなどで、より精悍なイメージを強めていた。ほかにフラットキャリアやマッドフラップ、リヤアンダーカバーなどもオプション設定されるという。ちなみに発売を開始したばかりの新型デリカミニの展示も熱かった!
- 開催日:2025年11月9日 (日)
- 開催場所:山梨県・ふじてんスノーリゾート特設会場
- 主催:レッツゴー4WD編集部
- レッツゴー4WD WEBマガジン
- https://4wdsuv.auto-g.jp/letsgo4wd/
- ※レッツゴー4WD公式SNSは 「ID=lg4wd」 で検索









