【JIMNY WORLD/N’s STAGE】遊びの可能性が無限に広がるルーフテント一体型ノマド誕生！

東京オートサロン2025でアンベールとなり、そのSUV部門ドレスアップコンテストの優秀賞を獲得した〝ポップアップルーフ仕様のジムニーノマド〟。当時展示されたのはショーモデルだったが、その製品版がついに完成！大きな変更を受けて、東京オートサロン2026で再びお披露目に。そんなエヌズ・リミテッドの最新オーバーランダー仕様を紹介しよう。
ホワイトハウスが製造するポップアップルーフは、これまでの前開きから後ろ開きへ変更。これはリアラダーから搭乗が可能になったことが最大のメリット。あわせてリヤ側からテントの開閉もできる。また開閉はコストのかかる電動から手動式に。シェルはジムニーノマド専用設計で、意匠を凝らした造形はワイルドな雰囲気だ。さらに前後にはLEDバーライトの装着も可能だ。ポップアップルーフテントの内寸は全長1860×全幅1020×全高970（㎜）で、大人2人が足を伸ばして寝られるもの。さらに天井部分には小物入れとUSBの電源ポートも備わり、快適性も高まっている。
また外装カスタムにはJAOSスタイルを採用。特にサスペンションはシエラと比較して重量があるジムニーノマド専用設計となる40㎜アップ。ホイールも同社の人気ホイールの新サイズに変更しつつ、タイヤはトーヨータイヤのオープンカントリーM/Tをセット。
エヌズ・リミテッドのフラッグシップモデルとなる『エヌズ・リミテッドジムニーノマドキャンパー』なら、遊びの幅が無限に広がる最高の相棒となること、間違いなしだ！

ホワイトハウスキャンパーのノウハウを注ぎ込んだ新型ポップアップルーフ

東京オートサロン2025で展示されたショーモデルとは、細部の意匠を変更することで快適性とルックスを高めたポップアップルーフを搭載。この製造を担当するのは、愛知県に本社を置き、さまざまな車種に向けたポップアップルーフの製造するホワイトハウスだ。テント本体には雨などの吹きこみを防げるキャノピーを追加し、室内での快適性を高めたほか、前開きから後ろ開きへと変更。この後方からの出入りに対応できるようにするため、開口部が設けられた。またリアシート上部にも開口部を設けることで、リアシートに足をかけて車内から乗降もできる。

ショーモデルから大きく変更されたのが開閉方法。まずコストを削減し価格を抑えるために電動から手動に変更。開閉は天井のハンドルを使用する。また後方が開く仕様担ったのも変更点。なお、ルーフを支えるヒンジとダンパーはホワイトハウスがポップアップルーフ用に開発した専用設計品。度重なる開閉はもちろん、横風などにも配慮した強度となっている。

室内は大人2人が足を伸ばして寝ることができるサイズ。子供ならかなり自由に遊べそうだ。また天井には小物収納のメッシュポケットとUSBポート、両サイドにはLEDライトを装備。

ポップアップルーフ上部に、ルーフキャリアを装着できるようにルーフレールを装備。撮影車のルーフキャリアはショウワガレージのA‐x（エークロス）ルーフラックを採用している。

一方、ポップアップ収納した際は車体と一体化してすっきりとした印象となるのも特長。ちなみにポッポアップは後方から乗降するため、IPF製リアラダーが標準装備。ちなみに今回のモデルが装着するホイールは『JAOS TRIBE（トライブ）』のノマド＆シエラ用の新サイズ16×6.0J±0！それに合わせたタイヤはオープンカントリーM/T。JAOSがエンケイとタッグを組んで開発したタフなオフロードホイールとの相性はバツグンなのだ。