タンドラ&タコマといった北米仕様車はもちろん、最近では海外向けランドクルーザーの逆輸入でも信頼と実績を築き上げているプロショップ「PUTデポ」。とくに人気を集めているのがランクル70トゥルーピーで、つまり日本には存在しないクルマを所有させてくれる、というのがPUTデポ最大の魅力なのだ。
そんなPUTデポが、また1台、魅力的なランクルを逆輸入してくれた。これも日本にはない70ショートモデル。搭載エンジンは1GR‐FE(4ℓV6ガソリン)で、トランスミッションは6速ATとなる。1GRエンジン自体は2014年の70国内再販時に搭載されたものだが、その時設定されたのは5速MTのみ。ATの設定がなく、泣く泣く70購入をあきらめた、なんて声も若いユーザーから聞こえたものだ。
しかし現行モデルでは、しっかりATが選べる!ビビっと来てしまう未来の70オーナーも多いのではないだろうか?もちろん、国内仕様ではショートも、ガソリン車も設定されていないし…。
さらに今回、撮影に供されたのは中東仕様の最上級グレード車。ウッド&レザーの室内装備、最新のA&V、冷蔵庫のほか、電動ウインチや前後デフロック、トヨタ先進の安全装備群、多彩な電子デバイスなど、最先端のSUVとしてまったく不満がない。ちなみに日本での登録は2人乗り・1ナンバー、ガソリンはレギュラーでOK。オフロードよし、SNSウケよし。ビビッと来たらPUTデポに急いでほしい!
ランドクルーザー70(GRJ71L)


現行の70系は全ボディタイプで4.0ℓV6ガソリン(1GR-FE)と2.8ℓディーゼル(1GD-FTV)を設定。また全車・両エンジンで5速MTか6速ATを選べる。今回のモデルは“GRJ71L”の6速AT仕様だ。


サスペンションは従来の70同様、フロントに3リンクコイルリジッド、リヤにリーフリジッドを採用。リヤのリーフは国内仕様のように“2枚リーフ”ではないので念のため。

ヘッドライトは日本仕様でもおなじみの“LEDリング”タイプ。ただしベーシックなグレードには丸目ハロゲン式が設定される。

上級グレードだけに、各種装備も充実している。フロントには電動ウインチ、駆動系には前後デフロックやハイテクデバイス“A-TRACK”も。

最新の安全機能「TOYOTA SAFETY SENSE」も採用。ミリ波レーダー+単眼カメラでプリクラッシュセーフティ機能を発揮する。

上級グレードの70系はオーバーフェンダー付きの“ワイドボディ”。今回のGRJ71Lも、265/70R16サイズのタイヤをオーバーフェンダーが飲み込んでいた。ホイールもアルミ製。

基本的には70系ならではのシンプルなデザインのインパネだが、ウッドやピアノブラックの架装でプレミアム感もある。大型ディスプレイやUSBソケットなど今どきの装備も充実。


登録は2名乗車の1ナンバーになるという。シートは本革でゴージャスそのもの。運転席下にはエアコンプレッサーも。タイヤエア圧を頻繁に変える、彼の地での乗られ方が分かる。






もちろん四駆システムはパートタイム式、前後デフロックやA-TRAC、ヒルディセントコントロールなど、走りのための機能デバイスもきちんと用意されている。センターコンソールは冷蔵庫になっていて、アウトドアで便利に使えそうだ。トランスミッションはこれまで設定のなかった6速AT。5速MTも選べるが、さらにユーザー層を広げてくれそうだ。

PUT DEPOT

トゥルーピーやショートなど、国内で設定されていないモデルを輸入・販売するPUTデポ。ただ車両を輸入するだけでなく、国内の保安基準に適合する改善まで行なって納車してくれる。中東などのオプションパーツなども装着可能で、さり気なくオリジナリティを追求したい人にとって、これほど頼もしいお店はないだろう。
- PUT DEPOT
- 042-786-6910
- http://www.putdepot.com









