エルフォードといえば、エアロパーツやボディキットのイメージが強いが、実はチューニングも得意としている。特にマフラーに注力しており、エルフォードでは自社でマフラー工場を設け、対象となる新型車が登場すると即座にマフラーの開発を始めるのだ。
もちろんそこにはエルフォードならではのコダワリがあり、スポーツマフラーの性能を左右するメインサイレンサーは車種ごとのエンジン特性と車両特性を重視し、低中速域のトルクを犠牲にしないセッティングとする。さらに静粛性とスポーツサウンドをバランスさせ、車内へのこもり音を感じさせないジェントルなエキゾーストノートを響かせる。もちろんここで紹介しているマフラーはすべて「交換用マフラー事前認証制度対応マフラー」で車検対応品だ。
そしてエルフォードマフラーの魅力はそのデザイン性にある。スクエアタイプとオーバルタイプ(もしくはサークルタイプ)のテールエンドから選べるため、理想のスタイリングを演出することができるのだ。なお、マフラー本体はステンレス製で、強度を考慮してステーの一部にスチールを採用している。
さらにステンレスの輝きをあえて抑えた“マットブラック仕様”のマフラーも続々ラインアップ中。現在はデリカD:5、ジープ・ラングラー(JL/JT)、そして最新のランクル250用のみ設定だが、今後のバリエーション拡充にも期待大!固定概念を覆すブラックマフラーは、様々なスタイルに調和する新しい提案なのだ。
■LAND CRUISER 250

エルフォードとしては、ホイール装着およびマフラー開発からランドクルーザー250のカスタムに着手。もちろんエアロパーツの開発も進められている。
ランドクルーザー250用 ELFORDスプリットマフラー

2本出しTYPE W


ランドクルーザー250用として注目のマフラーが、ノーマルに準拠した助手席側にレイアウトされた左2本出し『スプリットデュアルマフラー』。このマフラーはメインサイレンサーを縦向きにしているが、これはスペアタイヤを残せる配慮によるもの。サイレンサーには車検対応の証であるJQRプレートを貼付けてある。また上の写真で装着された『タイプW』は113㎜×85㎜のオーバル形状のテールエンドを2×2でセットして、存在感をしっかりと主張。もちろん性能面も重視し、ノーマルよりトルクがアップして、低中速での滑らかな加速を体感できる。

TYPE X

オーバルテールのほか、120㎜×85㎜のスクエアテールとするスプリットマフラータイプXもラインナップ。マフラー本体はオーバルテールのタイプWと共通だが、ランクル250は角張ったボディのため、より迫力あるスタイルを生み出せるだろう。


ステンレスの光沢が美しいランクル250用のスプリットデュアルマフラーだが、この輝きをあえて封印したブラックモデルも登場している。特にランクル250の樹脂バンパーとのマッチングは絶妙で、新しいカスタムスタンダードといえよう。

4本出し TYPE X


4本出し TYPE X
上記の片側2本出しマフラーより、リアビューでの存在感を主張できるのが迫力満点のスプリット4本出しマフラー。この4本出しも2本出しと同様に、スクエアとオーバルの2種類からテールエンド形状をチョイス可能。見た目にもアグレッシブなレイアウトだが、左右にフィニッシャーを配置することで排気効率も高められているのもポイント。ノーマルとは明らかに異なる存在感やスポーティな走りが楽しめるのは大きなメリットとなるだろう。

ランクル250にスプリット4本出しマフラーを装着する際はスペアタイヤを外す必要がある。
■LAND CRUISER 300
ランドクルーザー300用 ELFORDスプリット4本出しマフラー

TYPE X

TYPE W
■LEXUS LX600
LX600用 ELFORDスプリット4本出しマフラー

TYPE X

TYPE W
注目のランクル250用だけでなく、ランクル300やLX600にも2つのテール形状から選べる『スプリット4本出しマフラー』を発売中。ガソリン・ディーゼルのそれぞれ専用に設計され、さらにノーマルバンパー用以外も多数ラインアップ。もちろんエルフォードマフラーとエアロパーツの同時装着を推奨したい。
■DELICA D:5
デリカD:5用 ELFORDレボルシオンマフラー







デリカD:5用のレボルシオンマフラーは右シングル出し(運転席側)斜め出しのレイアウトとなる。テールは115Фの大口径サークルデザインを採用するが、テールピースにサイレンサーを機能を備えることで性能と保安基準をしっかりと確保する。ちなみにこの右シングル出しには、ポリッシュのほか話題のブラックマフラーを設定した。また左右出しのレボルシオンデュアルマフラーはチタンカラーのテールを採用し、専用のリアバンパーガーニッシュとのセットも販売している。
エルフォードのマフラーは国内の自社工場で、匠の手によって1本ずつ製作される。装着時の細かな調整のしやすさも重視し、「美しさ」にもこだわったマフラーなのだ。
■Jeep Gladiator JT
Jeepラングラー用 ELFORD ウルトラパフォーマンスマフラー



TYPE W
■Jeep Wrangler JL

TYPE W


国産4WD・SUVだけでなく、本格派のJeep用マフラーもエルフォードのヒットアイテム。特に注目なのがJTグラディエーター用で、荷物の積載やけん引などのピックアップの性質を考慮し、後方両サイド4本出しという斜め出しレイアウトを採用。一方ラングラーアンリミテッドJL用にはブラックマフラーも設定。
◆ELFORD ブラッドストック フェイズ

ELFORD ブラッドストック フェイズ
エルフォードオリジナルのベストセラーホイールのブラッドストックに、待望のNEWモデルが登場!その名も『ブラッドストック フェイズ』。これは従来の見る角度によって、ディッシュにもスポークにも見える『ブラッドストック1ピース』のフォルムを継承しつつ、鋳造製法でありながら鍛造製法に匹敵する強度と剛性を確保するフローフォーミング製法を採用したホイールだ。シャープさが際立つショートスポーク、フローフォーミングだから実現できた拡大された異形楕円の丸穴、そのエッジを削ることで煌びやかな印象をあたえるミーリング加工、肉抜き部分が多いからこそ、当然軽さも実現。一方でオフロードホイールの王道である〝レンコンホイール〟であるため、しっかりとワイルドで重厚感があるのも特徴だ。
サイズは18×8.0J+10/5H-114.3で、デリカD:5やエクストレイルでオーバーフェンダー装着を前提としたカスタムサイズ。より深いリムを表現できるマイナスインセットによって、コンケーブ形状もより際立つ。見た目のみのホイールではなく、先述の通りフローフォーミング製法の採用のほか、特許取得済みの独自の技術であるアンチエアリークも採用。これはスローパンクチャーやオフロード走行などでタイヤが変形した場合に起こるビートアイシング現象、さらに万が一リムを破損した場合でも、タイヤ内の空気がタイヤとホイールの勘合部より漏れるのを防ぐことができる特殊機構なのだ。



ブラッドストック1ピース(写真上)をベースとした新モデル『ブラッドストック フェイズ』。フォルムはもちろんミーリング加工もこのホイールのポイントで、ホールのエッジのほか、リムフランジにもミルディンプルを施す。さらにBlood stockロゴやホイール技術のAnti Air LeakやFlow Formingを証として刻む。
- エルフォード
- 048-966-3551
- https://www.elford.co.jp
- 本ページに掲載したパーツ詳細やその他車種のパーツについては、ELFORDオフィシャルWEBサイトをご確認ください。