ジャオスがジムニーカスタマズを手がけ始めたのは20余年前。4WDカスタマイズではすでに知る人ぞ知るブランドだった同社だが、ジムニーに関しては、スタッフそれぞれが「1ジムニーファン」として理想を追求している。
古くはブルバー、現在ならスキッドバーなどアドオン(後付け)タイプのフロントガードと、ガードバーなど交換タイプのクロスカン強くなるのが特徴だ。それでは、商品開発を行なう際、ジャオスではそれをどこで区分けるかというと、イメージとしては「そのモデルに大胆なカスタマイズを求めるユーザーが多いか」、デザイン的には「バンパーデザインがボディと一体化しているか否か」で決定される。トリーバンパーに大別される「ジャオススタイル」。バンパー交換タイプの方がカスタマイズ色が強くなるのが特徴だ。それでは、商品開発を行なう際、ジャオスではそれをどこで区分けるかというと、イメージとしては「そのモデルに大胆なカスタマイズを求めるユーザーが多いか」、デザイン的には「バンパーデザインがボディと一体化しているか否か」で決定される。
そして、カスタマイズユーザーが多く、バンパーが脱着しやすいジムニーは交換タイプが選択された。当時、潔く短く切り上げるのが主流だったジムニー用バンパーだったが、そんなオフロードアタッカー的なイメージではなくポーティネスの象徴である開口部の確保と(良い意味での)付けた感を強調したいかにもジャオスらしいデザインが与えられた。さらに、あえてオンロードでの徹底した走り込みによって操縦安定性と乗り心地を両立させた適度なリフト量(ミリ)のサスペンションを組み合わせた「JAOSスタイル」は、それまでとは異なるベクトルの魅力により、あっという間にジムニーカスタマイズスタイルの一角を占めることとなった。そんなコンセプトは、現在ではジムニーカスタムの一翼を形成していることを考えると、ジャオスの選択肢は間違っていなかったことが証明されたといえるだろう。

BATTLEZ リフトアップセット VFS ver.A/ver.B コンプリート


リヤハッチパネル カーボン調※JB64/JB74共通

フロントスポーツカウル JB64系/JB74系

前モデルで好評だったスポーツカウルのデザインをベースに、現行モデルに合わせてアレンジされた。ジムニーとシエラ用は一見同じに見えるものの、並べてみるとそれぞれのボディに合わせ緻密にリデザインされていることが分かる。
リヤスポーツカウル JB64系/JB74系

ボンネットディフレクター カーボン調※JB64/JB74共通

フラットラック 1250×1400

サイドシルプロテクター JB64系/JB74系

フロントブッシュバー JB64系/JB74系


JIMNY NOMADE

また、JAOSスタイルの定番ともいえるフェンダーガーニッシュもノマド用に開発されるようだ。まずは第一弾として、シエラと共有の前後パーツと新開発のサイドパーツでノマドJAOSスタイルを構築予定。しかしシエラと共有の前後パーツは根強い人気を誇るものの、パーツリリースから5年以上経過しているため、未確定ではあるが、新たなグリルやバンパ ーの開発も検討されているという。上図はそのデザイン案のひとつ。今からJAOSノマドパーツのリリースが楽しみだ。
- ジャオス
- 0279-20-5511
- https://www.jaos.co.jp