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【FAD STARt】ノマド×大径タイヤでワイルドに魅せるワンランク上のカスタマイズ

納車も進み街中でも見かけるようになってきたジムニーノマド。となると他人とは違う仕様にしたくなるのは個性派ユーザーの常。そんな思いに応えるのがカスタムショップ、ファッドスターだ。
岩手県北上市に店を構えるファッドスター。代表の高橋さんは高い開発力と技術力、そしてセンスを持ち合わせた稀代の人物だ。そんな高橋さんが作り上げたのがこのジムニーノマドである。
トータルバランスを重視して作り上げるのがファッドスター流のカスタマイズ。このジムニーノマドでは車格に見合ったタイヤとするため265/70R16というランクルにも履けそうなタイヤをチョイス。このタイヤに合わせてサスペンションはショウワガレージのSGアジャストコイル75とキングショックでリストアップ。大径タイヤでも過度に上げすぎないのが高橋さんのセンス。ボディとの干渉はオリジナルの調整式リーディングアームで対応。トレーディングアームも交換することでホイールベースも最適化。ちなみにファッドスターはレースに参戦するユーザーも相談し、優勝するほどのレベルにある。その高い技術力でリフトアップ車でも安心して走れるセッティングを施している。
エクステリアはオリジナルのバンパーやボンネットに換装。特にボンネットはアメ車をモチーフとしたスタイリッシュなデザインを採用。さらに「カッコよさ」にこだわるのもファッドスター。例えばオーバーフェンダーは一般的なゴム板ではなくビスで装着可能なFRP製の延長フェンダーを設計しているのだ。
他人とは違う仕様と性能を同時に求めるなら相談すべきカスタムショップがファッドスターだ。

トータルバランスを考慮したカスタマイズ

カスタマイズのポイントは265/70R16というタイヤ。これはハイラックスやトライトンの純正と同サイズ。しかしタイヤに合わせてサスペンションや車幅を調整することでタイヤだけが目立つというアンバランスさがない。また車高アップも必要最低限に抑えている。こうしたトータルバランスを考えたカスタマイズこそファッドスターのセンスなのだ。

CHECK:4WDテイストとスポーツを融合したデザインを採用

スキッドプレートセット

ファッドスターのバンパーはJB23の頃から見た目にこだわるユーザーに高い人気を誇る。現行のJB74用でラインナップするのがこのTRバンパー。サイドにはエアダクトも採用しつつボトムはブロックパターンで力強さもある。またプレスラインを入れることで純正ボディとも違和感なくつながる意匠としているのもポイントだ。

FRPボンネット

アメ車をモチーフにデザインしたのがこのFRPボンネット。フレアパターン・アウトレットがたまらなくカッコいい。裏にはリブも入っているので強度も高く、純正のキャッチも使用できるなど実用性も考えられている。

カウリングサイドパネル

Aピラー下のサイドカウリングパネルはエンジンの熱を効果的に放出する機能パーツ。純正パネルと交換するだけで装着できる。サイドカバー付きのデザインもラインナップする。

フロント

リア

コイルはショウワガレージ製。ダンパーはキングショックを装着。減衰力は好みに合わせてファッドスターで調整してくれるので、思った通りの乗り心地が手に入る。オーバーホールも可能なのでコスパにも優れているぞ。

リヤにもオリジナルのTRバンパーを装着。細部まで丹念にデザインされており、スポーティでありながら高級感も高めることができる。

純正フェンダーにビス止めで装着するのがファッドスター製のフェンダーモールパネル。FRP製なので見た目良くワイドタイヤをフェンダー内に収められる。カットすることで25㎜/45㎜/65㎜の出幅に対応できるのだ。

タイヤはニットーのリッジグラップラー。サイズは265/70R16という、ジムニーとは思えない大きさだ。ホイールはワークのガルバトレ2をチョイス。ロングボディとリフトアップにはこのサイズがベストかも。