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【ACC】純正サスペンションにボルトオン装着するだけで乗り心地を変えることなく気軽にリフトアップ

ランドクルーザー250用 イージーアップ1.5"ランドクルーザー250用 LIFT UP SPACER

一般的な乗用車と比べて、ボリュームのあるタイヤや十分なフェンダークリアランスを確保し、車高も高いランクルシリーズ。フルノーマルでもワイルドなイメージを放っているが、そこからさらにタイヤ&ホイールを大きくしたいという願望であったり、車高アップを目論んでいたりするユーザーは多いだろう。もちろんカスタム派でなくても、ノーマルにおける荷物のフル積載を考慮したクラウチングスタイル(前下がりに仕上げられた姿勢)に違和感を感じるユーザーはいるだろう。
車高を変化させるのはどうしてもハードルが高い印象があるが、そんなオーナーに注目してもらいたいのが『ACC』からリリースされているイージーアップ リフトアップスペーサーだ。

これは何かというと、いわゆる〝リフトアップブロック〟で、アッパーマウント上部とボディ、もしくはスプリングとアッパーマウントの間へ挟み込んで使用するスペーサー。名前の通り、簡単に車高が上げられる優れモノで、コイルスプリングは変更しないからそのまま車検に対応するし、乗り心地も純正同等をキープできる。しかも過酷な環境下となるタイヤハウス内偽とするパーツなので、強度と耐候性に優れたジュラルミン製でしっかりと造られている。
そんなイージーアップには各SUV用の設定があるが、新しく追加されたのが、今や国内最大級の人気と車格を誇るランドクルーザー250だ。装着すれば1.5インチのチョイアゲが可能で、先述の通りフロントにのみ装着すれば、前下がりを解消した前後フラットな姿勢をキープできる。数値的にはわずか1.5インチ(つまり約38㎜程度)だが、これが意外と大きい。
ノーマルにない迫力が引き出せることや乗車時の視界の良さに繋がることはもちろん、タイヤをひと回り大きくしてよりワイルドなランクルへと変貌することができる。気軽に変身できるイージーアップで、リフトアップにチャレンジしてみたい!

フロント

リア

イージーアップを装着すると車高が1.5インチ(約38㎜)アップする。つまり、フロントのみにイージーアップを投入すると、フロント下がりだった車高バランスをフラットに補正できる。もちろんリアも同じ1.5インチアップだが、例えば常に荷物をフル積載していてリヤ下がりになった車高が気になっているユーザーならリアのみのインストールもアリ! 

イージーアップ本体は実にシンプル。ただししっかりと耐候性と強度を兼ね備えたジュラルミンを素材に採用している。これは雨天や積雪のほか、キャンプや河原でのラフロード走行といった、過酷な環境下に晒されるサスペンションだからこそ当たり前の安心強度なのだ。なおランクル250の場合、フロント・リアともにアッパーマウントとスプリングの間にセットしてインストールする。

イージーアップ1.5インチ

純正車高

ショックアブソーバーはそのままで、サスペンションとボディの間にリフトアップブロックを装着する手法で車高を上げるイージーアップ。純正車高とイージーアップでの1.5インチアップを写真で見比べると写真上の方が、よりワイルドな雰囲気なのが分かるだろうか。メリットは数多く、比較的低コストでリフトアップできること、乗り心地の変化が少ないこと、そして何よりボルトオン装着でインストールできるという手軽さがイイ。さらにいえば車高をアップする最大のメリットは、タイヤをひと回り大きくできること。18インチの純正タイヤ265/65R18からであれば275/70R18くらいまで、20インチの265/60R20からなら275/60R20くらいまでタイヤを大きくできるのではないだろうか。もちろん車体の個体差などもあるので、イージーアップのインストールやそれに伴うタイヤ&ホイールの変更は専門店にて行なうのが良いだろう。