【Addict】なんでもできて楽しい方が良いに決まっている！オールラウンドの方向性、使い勝手は細分化されている

今回のアディクトが提案するコンセプトは「今乗っているジムニーを、今よりもっと好きになる」。尖った方向性ではなく、ジムニーに関わるすべてのユーザーが思わず笑顔になるような、そんなカスタムを追求している。今回のデモカーは、“ルックス重視”と“走り重視”の両面から仕上げられたモデル。しかし、決して何かに特化した専用仕様ではなく、あくまで幅広く楽しめる“オールラウンダー”を意識したセッティングとなっている。

JIMNY

●タイヤ：TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T
（225/75R16）
●ホイール：MID ガルシアシカゴ5
（16×5.5Jインセット＋20）
●リフトアップ量： 3.0インチ

一際大きなスズキエンブレムが目を引く、アイボリーのJB64。3インチアップされた車高に、オリジナルのビルシュタインを組み込んだサスペンションキットを装着。このサスペンションは、見た目はタフでも、しなやかな乗り心地を兼ね備えており、ロングドライブでも疲れない。絶妙な味付けだ。
前後バンパーはあえてノーマルを貫くが、細部に宿るセンスで個性を演出。ワイパーアームには着せ替えステッカーを施し、ウィンドウ回りの印象を一新。リアには無骨なスペアホイールカバーを装着し、引き締まったバックスタイルを実現。一点一点のアイテム選びに、確かなこだわりが光る。
派手ではない。しかし、その存在感は抜群。この仕上がりこそ、アディクトが得意とするスタイル。使いやすさとオシャレを両立させたJB64は、シンプルを極めたいユーザーにとって、まさに理想だ。

純正オプション形状のマークレスグリルに装着可能な、タクティカルバッジ。押し出し感が強く、目立ち度抜群なアイテムと言える。インスタグラムで話題となったこのエンブレムは、アディクトで購入可能なのだ。

ヘアライン調の着せ替えステッカーを装着したフロントワイパーアーム。かなり印象が変わるアイテムなのだ。

オリジナルの3インチアップコイルに、オリジナルセッティングのビルシュタインダンパーを組み合わせる。程よい硬質感で車体の揺れが軽減され、ロングドライブで疲れないセッティング。

サイドのウインカーをワイルドな印象にしてくれる、インジケーターパネル。DIY装着可能なお手軽アイテムだ。

クオーターガラスを撤去しガルウィング開閉式リアサイドウィンドウに交換。フロントウィンドウにも格子タイプの折り畳みフェンスを挟む事で、キャンプ時などの快適性が向上。

ブラウン×蛍光ブルーのシートカバー。車内の印象を大きく変えてくれるシートカバーは必須アイテム。ガルウィング開閉式のリアサイドウィンドウに合わせたテーブルがオシャレ。細かなアイテムにセンスの良さが感じられるのだ。

目立ち度抜群のニューアイテム

タイヤのトレッド部分を露出させたスペアホイールカバーは、無骨でオシャレ。さらに、リアウィンドウを2分割に見せるピラーパネルは、個性を演出できるニューアイテムと言えるだろう。

JIMNY

●タイヤ：TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T
（225/75R16）
●ホイール：MID R25Plus
（16×5.5Jインセット＋20）
●リフトアップ量： 2.0インチ

クロカンを楽しむなら、JB64は車格とのバランスが絶妙となる2インチアップが最も扱いやすい。今回紹介するもう一台のデモカーは、そんなオフロードを意識したジャングルグリーンのジムニーだ。
足回りには、オリジナルの2インチアップコイルと、オリジナルのビルシュタインダンパーをセット。スタビは補正を加えたうえで、装着したまま。メインの使い道はあくまでストリート。そのうえで、オフロード走行も楽しめる。そんなちょうどいいジムニーを目指したコンセプト。この仕様こそが、多くのユーザーが現実的に求めているスタイルだろう。
エクステリアでは、前後にペニーレインのスチールバンパーを装着。JA系ジムニーを彷彿とさせる。ルーフラックとリアラダーをプラスすることで、キャンプやアウトドアでの実用性もアップ。アクティブなユーザーにぴったりだ。