オフロードサービスタニグチのデモカーJB64は『オフロード走行に特化したタイプ』と『キャンプ+アクティビティに特化したタイプ』の2本柱。今回紹介するのは、後者の“キャンプ&アクティビティ仕様”で、ホワイトボディにアイアン&ウッドが印象的な1台だ。
ジムニーでアウトドアを楽しむ際に直面するのが積載性の確保、積載時の走行安定性、そして汚れ対策。そこでキャンプギアはルーフ上のコンテナケースやルーフラックを活用し効率的に収納。重心が高くなる分は、スタビリティに優れた専用サスペンションでしっかりカバーし、さらに重量物の積載に備えて、トルク重視のスープアップも施す。
車内には、防汚性に優れたフルラゲッジカバーを新開発して搭載。多彩なシートアレンジにも柔軟に対応するのが魅力だ。本物のアウトドアガイドが手掛けた、リアル志向のアウトドア仕様なのだ。
■TANIGUCHI:JB64 IRON&WOOD JIMNY


フロント

リア

オフロードサービスタニグチのソルブACE40と名付けられたサスペンションで約40㎜アップ。各種補正パーツが同梱されており、キットを購入すればすべて完結できる。大径タイヤの装着が可能となり、ルックスだけでなく走行安定性の高さが際立つため、アウトドアユースでの利便性も高いサスペンションとなっている。

室内の印象をガラリと変えるマジカルアートウッドシート。足が当たる部分のプロテクト機能も備わっており、実用とファッション性を両立したアイテムとなっている。

シート格納時、どうしても邪魔になるヘッドレストを効率的に収納できるヘッドレストホルダー。リアシート用と助手用の2種類。シートカバーもセット済み。


オフロードテイストが強くワイルドさが際立つスチール製のタニグチ・オフロードバンパーtype2をフロントにセット。Diceのフォグランプカバーアダプターを使えば、純正フォグランプが装着可能。さらに特注のウッドステッカー仕様のスキッドプレートを装着し、ハードな印象をやわらげ、オシャレなスタイルへと昇華。同じイメージのダブルリアバンパーも装備。


タニグチの定番アイテムといえば、サイドステップ。泥や雪などの靴底の汚れを簡単に落とせるメッシュ構造を採用し、ステンレス製とスチール製のバリエーションのほか、最近追加されたロックスライダー風スタイルをラインアップ。従来からの実用優先モデルと、ルックスを重視したパターンの2本揃えだ。

新たに製作した、グラブマットの収納をしつつ、テーブルとしても使用できる収納ケース。ロトパックスのマウントとしても使用でき、ルックスも新しい。


荷物をフル積載した状態でもキビキビとした走りを実現するため、トルクとレスポンスを重視したファインチューニングを施したJB64。インテークパイプは長さと太さだけでなく、放熱性の高いステンレスの肉薄形状にこだわったことがポイント。トルクだけでなく、高速域での伸びを実現する。さらに、ブローバイガスを効率よく回収できるオイルセパレータータンクを新設。メンテナンス性も抜群だ。
さまざまなスタイルに対応して汚れ物もバッチリ積載できる




リアシートを生かした状態、フルフラット状態、運転席のみ使用、リヤシートのみフラットの4パターンにアレンジ可能で、アウトドアアクティビティやキャンプで汚れた荷物などを気兼ねなく車内に積載することができるフルラゲッジカバーは注目アイテム。ユーザーのさまざまなスタイルに対応する新種のアウトドアギアだ。

よりハードなオフロードに対応するウインチ搭載モデルが近日発売予定



長くジムニーに乗っているユーザーが見ると、ある意味懐かしく感じるであろうデザインを採用するバンパー。コーナー部分の曲げ方がJA系を思い出させるイメージだ。このコーナー部の曲げ方は、13,200円の追加料金で注文可能な特注仕様だ。

フロントだけでなく、リアにも新たにオフロードリアバンパーヒッチ付きバンパーを近日発売予定。こちらもウインチが搭載できるほどの強度を実現する。
- オフロードサービスタニグチ
- 079-264-4455
- https://www.ors-taniguchi.co.jp