ジムニーの楽しみ方というのは多様化している。オフロードを楽しむユーザーや、スポーツ走行を楽しむユーザー、ドレスアップメインで様々なオフ会に行くユーザーなど。その中でも流行りのキャンプブームに併せて、ジムニーでキャンプを行なうユーザーも数多くいる。
ジムニーでキャンプというと、多くの荷物を持ち込み、テントを張り、ハイキングの延長線にあるような通常のキャンプを思い浮かべるだろう。しかし、ジムケンタックが提唱するのはオーバーランダースタイル。車体に装備されたルーフテントや、オーニングなどで基本的な装備が完結。オフロードを走りつつ、魅力的な立地で自分だけの空間を独り占めするスタイルだ。この楽しみ方は、元々大型4WD車両で確立したスタイル。それを可能としたのは、ジムケンタックと、GIWORKSのカスタムパーツありきなのだ。
ジムニーの車体サイズに合わせたルーフトップテント。アルミのルーフラックをルーフテント上部に装着し、アクティビティアイテムの積載にも対応。270度サイドオーニングは、車体をベースとした拠点スペースの確保ができ、着替えや、トイレ、シャワーなどの快適装備設置が可能。仲間とくつろぐ空間確保としても秀逸。
さらに、ルーフ上部に重量物を設置した弊害を解消できるサスペンション。踏ん張り感が高く、応答性の良い味付けは、ロングドライブを可能としている。カーボン柄のSSグリルや前後バンパー、JA時代から支持されているハードタックルなど、ルックス的にも時代を先取りしているデモカーなのだ。

●タイヤ:TOYO TIRES OPEN COUNTRY M/T
LT225/75R16
●ホイール:JIMKENTAC HARDTACKLE
16×6.0J インセット±0
●リフトアップ量:2.0インチ


派手さはないが、スタイリッシュで機能性に優れた前後バンパー。対地障害角にも優れ、純正のフォグランプにも対応。SSグリルと呼ばれる歴代ジムニーで採用されている伝統的なフェイスもいい。


オリジナルのコイルスプリングと調整式ダンパー。しなやかな味付けと踏ん張り感が、通常使用時の快適性と走行性能だけでなく、ルーフテント装着時のふらつき解消にも一役買っている。


スタイリッシュなテールがカッコいいJIMKENTACヘリテージ左出しマフラー。アルミホイールには、歴代ジムニーで大人気のハードタックルを装着。現行ジムニーにもベストマッチ!

フルに設備を展開した状態。まさに基地といっても過言ではない。室内に目を向けると、ブラウンのシートカバーがオシャレ。



大人二人がゆったり寝られるほどのスペースが確保できるルーフテント。簡単に展開でき、収納もあっという間。メッシュの窓もあり、室温調整が簡単にできるのだ。


Tスロがあるルーフラックであれば装着可能なトイレやシャワーテント。アクティビティなどで、着替えが必要な場合など、この空間は重宝すること間違いなし。







270度サイドオーニングは、ぐるりとジムニーを取り囲む形で展開。追加アタッチメントで、サイドオーニング外周を部屋状に囲うことが可能。ペグを打つことで、テントスペースとして使用可能。地面を覆う形で設置できるので、風雨の侵入を防ぎ、車両下部からの隙間風も防止できる。


- JIMKEN TAC
- 大阪府羽曳野市西浦2-1957-4
- 072-957-2211
- 営業時間:9:30〜18:30
- 定休日:年末年始以外は営業中
- https://www.jimkentac.com/