■TRITON Low-Down
美しさのあるオリジナルのボディラインを損なわず、それをさらに優美な姿へと進化させるKUHL(クール)のエアロパーツ。近年は乗用車だけでなくSUVにも積極的に取り組んでいる同社だが、レッツゴー4WDフェス2024でエントリー全車が展示されたトライトンカスタムコンテストに、2台のデモカーを展示したことは記憶に新しい。今回はエアサス&22インチホイールを組み込んだ「シャコタントライトン」を紹介しよう。

KUHLでは、エアフォースのエアサスペンションをトライトン専用に開発し、タイヤにフェンダーが着地するスタイルを実現。ただし車高を上げれば実走行も問題なくできるという、まさに理想と現実を見事に両立したカスタムを疲労しているのだ。
ちなみに各部に装着されるエアロパーツ類は、以前紹介したリフトアップッバージョンと同一のアイテム。アゲにもサゲにも似合うこれらのアイテムはKUHL代表・片岡氏が自らデザインしたもので、その美しさには片岡氏の情熱が込められているようだ。
ちなみにトライトンのブランドアンバサダーであるタレントのヒロミ氏はこれに感銘を受けて、KUHLのエアロパーツを愛車のトライトンに装着。この姿を見れば、納得できるというもの。

リヤバンパーの両端に追加されるリアディフューザーTYPE2。ボディラインにメリハリを与えてくれる。シャコタン仕様の場合、より車体の低さを強調できる。

ノーマルバンパーの下に追加されるディフューザー。シャコタンの必須アイテムでもある〝チンスポ〟をイメージしたデザインを採用する。自動車メーカーが所有するような大規模エアロパーツ製作機器を導入しているため、ここまで大きなパーツを一体成型で作り出せるのだ。


サスペンションは前後ともトライトン専用に開発したエアフォースのエアサスに変更。エアサスの要でもあるエアタンクやコンプレッサーは全て床下にセットし、トラックとしての積載能力は活かす。もちろんメモリー機能付きなので、停止状態⇄走行状態が瞬時に切り替え可能。クルマとしての走行性能をスポイルすることなく、究極のスタイルを追求できるサスペンションだ。


スタイリングバーに追加する、大型のルーフエンドウイング。車高が低くなった事で、よりウイングとしてのイメージを強調している。またリアゲートにもコンパクトなウイングを追加。整流効果に加え、後ろ姿にアクセント与えてくれる効果も高い。もちろんゲートを開いた時にバンパーと接触することもなく、使い勝手も考慮されたデザインだ。
◆VERZ-RACING FORGED VRF01R 4×4

サンドブラック

サンドブロンズ



トライトンのために専用設計した『VERZ-RACING FORGED VRF01R 4×4』。シャープで骨太なスポークが力強さとダイナミックさを実現する。サイズは22×9J+18で、7本のスポークがリムエンドを貫いたデザインとすることで、見た目は22インチよりも大きく見える視覚的効果がある。今回のデモカーの運転席側にはサンドブロンズを、助手席側にはサンドブラックを装着。色が変わるだけで雰囲気が大幅に変わる。

フロントのディフューザーだけでなく、リアゲートウイングも一体成型のKUHLエアロ。これを実現するのは同社の自社工場の大型の真空成型機や真空注型機によるもの。しかも高強度のFRPを素材に採用することで、フィッティング性も抜群に高くなる。驚きだが、DIYでエアロを装着するユーザーも非常に多いそうだ。
- クールジャパン/VRARVA 名古屋
- 0568-93-0353
- https://kuhl-japan.com










