アウトドアアクティビティをしっかりと楽しむことができるのがこのD:5だ。注目すべきポイントは多いのだが、まずは内装から紹介していこう。
オリジナルのリアベッドキットシステムはポータブル電源や小物入れを完備し車中泊に必要な道具を収納できる。シートカバーやドアパネルもオリジナルカラーとなるコーデュロイ×ヴィンテージレザーで統一されている。面白いのはステアリングを握ったまま起動できるマルチアラウンドモニター。ワンタッチで周囲をナビに表示させることができるのでキャンプ地などでの駐車が楽になるのだ。
外装で目を引くのはスチール風のアルミホイール。オーセンティックな風貌はオフロード系のタイヤとの相性も抜群。サスペンションもセンタースクエアが開発。KYB製の調整式ショックや1.2インチアップコイルにより最低地上高を拡大できるだけでなく、フィールドを選ばず快適なドライビングを楽しむことが可能となる。さらにルーフには大型の荷物を積むことができるルーフラックを装備。今回はAVA製のストレージボックスに加え、180度展開のサイドオーニングを装備している。
スタッフでキャンプに行くなどアウトドアを楽しむセンタースクエアだからこそ完成した至極のカスタムメニューだと言える。
センタースクエアが設計したオリジナルのリアベッドキットシステム。セカンドシートを倒すことでフラットになり足を伸ばして就寝できる。サイドにはポータブル電源や小物を収納することができる。
シートはセンタースクエアオリジナルのシートカバーを装着。カラーはヴィンテージレザー×コーデュロイ。他のカラーも揃っている。またセンターテーブルやドアパネルの同色生地での張り替えも可能。
アシストグリップは削り出しのウッドアシストグリップに変更。またドアパネルなどの張り替えもセンタースクエアで対応可能なカスタムだ。
天井にはカーゴネットを装着し軽量物を収納する。こうした小物選びにもフィールドでの経験が生きているのだ。
アウトドアギアをカッコよく収納できるサイドストレージパネルはボルトオンで装着可能かつ剛性のあるIPF製。
シートにはAVA製のシートオーガナイザーを装備。フルフラットにしてもアクセスできる小物入れだ。
さらに快適なキャンピングカー仕様もラインナップ
旅に出るのは2人だけ。そんなユーザーにオススメなのがこのカスタム。価格も手ごろになったMC前モデルをベースに、リアシートを撤去して常設のベッドを装備。割り切った分、車中泊での使い勝手は最高。ベッド下は大きなスペースになるのでスキーやサーフボードなどの収納も可能。サイドの収納もあり、ポータブル電源にも対応。もちろん雪道や砂浜も安心。これこそ最高の遊びクルマかもしれない。
■オプションパーツの追加で快適性をアップする!
積載物を選ばない拡張性をもつキャリア
収納時はコンパクトながら自転車やストレージボックスも積載。作業台にもなるのがYAKIMAのヒッチキャリア。ヒッチメンバーに固定するだけなので取り外しも簡単。このサイズなら使わないときの保管場所も苦労しないだろう。
ルーフに装着されるのはKCのライトバーシステム。配光パターンを変更できるので、気象状況に応じて切り替えることが可能となる。
オーニング下にはIPFのランプを装備。小さなモノだが夜のキャンプではライトの有無で快適性は大きく異なる。これも経験値が導き出したカスタムだ。
リアビューのアクセントになるだけでなく、実用性も高いKADDIS製のテールレンズガードを装着。
IRONホイールはセンタースクエアのオリジナル。純正スチールの雰囲気をアルミで再現している。
リアラダーはKADDIS製を装備。アルミ製で軽量なので、電動リアゲートでも問題なく使用できる。
ライノラックのキャリアにスマートに装着したAVA製のギア。こちらはウォータータンクだ。
リカバリーボードを装着できるAVAのストレージボックスはセンタースクエアのイチオシ。
■普段使いから外アソビまでワンランク上の満足感を得る!機能拡張しながら利便性を向上
リアゲートに干渉しない180度のオーニング
有無により快適性が全く異なるサイドタープ。流行りは後方まで回り込むタイプだが、リアゲートと干渉する問題がある。それを解決したのがこのカーサイドオーニング。展開すると全長2.8mになるがサイドだけをカバーする180度なのでリアゲートに干渉しないのだ。これもセンタースクエアのイチオシアイテム。
マットブラックスプリング 1.2インチ
大径タイヤの装着や最低地上高の拡大で悪路走破性を高められるリフトアップ。乗降性を確保しつつもその願いを叶えるのがセンタースクエアが開発したMBS1.2。1.2インチ(約30㎜)の車高アップによる恩恵は数値以上に大きい。乗り心地もしっかり感が出て運転がもっと楽しくなるサスだ。
社外ナビ用MAMアクティベート加工
駐車時に便利なマルチアラウンドモニター(MAM)を社外ナビでも純正スイッチで使いたい。そんな希望を実現するのが、センタースクエアの開発したアクティベート加工。デモカーはアルパインのビッグXだが、ステアリングスイッチでマルチアラウンドがナビに表示された。これは便利だ!
オーダーセンターコンソールVerⅡ.Loタイプ
従来品はHiタイプで純正のシート肘置きを外す必要があったが、VerⅡ.Loタイプはそのまま交換が可能。写真はスタンダードモデルとなる黒革調。別途22,000円で好みの生地を組み合わせることができる。ドリンクホルダーや大容量の収納ボックスも備わっている。
Center Squareとは
センタースクエアは名古屋にあるデリカ専門ショップ。常時30台以上の在庫があり、デモカーを見ることもできる。実用性が高いだけでなくセンスよく仕上げてくれるのも魅力だ。ミッションの洗浄というハードなメンテナンスも行える技術力もあるので、安心のデリカライフを送ることができる、デリカユーザーの強い味方だ。
店舗内のショールームにはライノラックやAVAなど人気メーカーのギアやグッズが展示されている。
休日にはMTBやカヤックを楽しむ三輪さん。その経験とカスタムセンスが魅力あふれるデリカを創り出す。
ミッション洗浄とオイル交換を同時にできる機器を導入するなど、メンテナンスなどのサポート体制も万全の自社工場を完備。
- センタースクエアナゴヤ
- 〒452-0802 愛知県名古屋市西区比良3丁目68
- 052-908-3335
- http://centersquare758.com/