今年の夏も実に暑かった!しかし、そんな夏を待ち侘びていたのが4WDプロジェクトの西川氏だ。同社がある滋賀県は琵琶湖に面していることもあり、数年前から西川氏は〝SUP〟に夢中。好きが高じて、なんとSUPメーカーのアクアマリーナの販売店までも始めてしまっている。
そう、ジムニーとアクアマリーナのSUPは、かなり相性がいい。ハードボードであればルーフに積む以外の選択肢はないが、インフレータブルであれば、ジムニーの荷台に充分積載できるのだ。
琵琶湖でSUPを行なうエリアは駐車場と浜が結構近く、準備をしている時など、ついつい隣のボードやクルマを見てしまうが、そんな時に4WDプロジェクトのジムニーは、3インチアップサスペンションに、最新のラプターライナー塗装が施されたボンネットとバンパーなどで目立ち度抜群。アイボリーのボディカラーにシボ風のラプターライナーはかなりシブい。さらにRAYSホイールのA・LAP‐Jデザートエディションがかなり目を引き、7.00R16CのX‐MTタイヤで、見た目と性能をアップしている。
もちろんアウトドアを楽しもうとすると、どうしても荷物が多くなるが、4WDプロジェクトでは、E‐マジックというECU書き換えチューンも行なっている。これで動力性能問題もバッチリ。特に常用域がトルクフルでかなりのパワーアップを実現し、走りも楽しめる車両なのだ。
イメージ写真ではなく、4WDプロジェクト代表の西川さんは本当に今現在SUPにハマっているどころか、アクアマリーナというメーカーの販売店も務める。今回紹介したインフレータブルSUPならば、ジムニーの車内に楽々積載可能。フロアマットがあれば、汚れたものも気にせず積める。実際にアクティビティを楽しむための装備なのである。
大人の遊び心を演出するTOYエンブレムをグリルにセット。ホワイトメタル仕様で重厚感抜群だが、オフロードテイストあふれるデザインの薄型の前後バンパーに、スキッドプレート装着の4WDプロジェクトの顔によく似合う。さらに今回の車両は、オリジナルの前後バンパーとボンネットにラプターライナー塗装を施した仕様。通常の塗装と違い質感、強度共に増している。
ラプターライナー塗装とは、イギリス製の高耐久ウレタン系コーティング塗装で、防傷・防錆・防汚に優れた高耐久仕様。施工後のザラザラした質感もカスタム塗装として人気。4WDプロジェクトでは、自社製品のバリエーション追加だけでなく、施工相談も受け付けている。
ジムニーJB64が搭載しているR06Aというエンジンは、かなり発生熱量が高く、エンジンルーム内の熱が厳しい。そのためエアロボンネットにはルーバーを搭載し、効果的にエンジンルーム内の熱を抜いてくれる。
ファンション要素で選ぶユーザーも多いROTOPAXだが、SUPの後にボードを洗うのに重宝しているとのこと。充分な量の水が持ち運びできるのは助かる。
砲弾タイプの斜め出しマフラー。当然法規適合のマフラーだが、その範囲内で程よい音量がワクワク感を演出。基本常用域のトルクを重視した仕様だが、E-Majicとの組み合わせで、ストレスを感じさせないオンロード走行が可能に。ルックス的にもかなりスタイリッシュででバンパーとのフィッティングもバッチリ。
4WDプロジェクト代表の西川氏は、ラリー経験豊富なドライバーでもある。そのノウハウで作り出されたジムニーは、乗っていて楽しく疲れない。程良いコシを感じさせつつ、ドライバーの思っている通りの回頭性を発揮するサスペンションは、本当に楽しい。気難しさはまったくなく、老若男女受け入れられる乗り味なのだ。
4WDプロジェクトのジムニーJB64は3インチアップ仕様。そのリフト量にジャストフィットな7.00R16CのジオランダーX‐MTをセットし、さらにボデイカラーに合わせたRAYSのA・LAP-Jデザートエディションがオシャレ。目立ち度抜群なのだ。
ビレット留め風アクセントがいい感じなJAOSオーバーフェンダーにも、ラプターライナーが施工済みだ。
E-Majic★イーマジック for JB64 & JB74 高い効果が期待できる書き換えチューン
ジムニーというクルマはヘビーデューティな四駆であるため、どうしても一般的な軽自動車と比較した場合、車重があって、キビキビ感に欠ける面がある。さらにアウトドアアクティビティなどを行なう際は、たくさん荷物を載せるとより厳しくなる。しかし、このECU書き換えチューンのE-Majicを行なうと、そんな不満は一切無くなる。さらに今回のJB64用だけでなく、JB74用もリリースが決定!こちらもかなり常用域のトルクが増大するタイプだ。
ここではE-Majicのグラフデータをチェック!JB64用は、ノーマルが約51psに対してE-Majic装着車はなんと77psオーバーと、26psパワーアップしている。新たに発売開始したJB74用に関しても、ノーマルが80psに対して、E-Majic装着車は97psオーバー。さらにどちらも低回転域のトルクが増大しているのがグラフでよく分かるだろう。これは走り出しのもっさり感がなくなり、クルマが軽快になるのである!
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