TOP > 記事 > 【データシステム】フロントにカメラを追加してハイラックスの視界をアップする
ハイラックス

2024.09.09

【データシステム】フロントにカメラを追加してハイラックスの視界をアップする

近年、リフトアップなどを施した4WDでもてはやされているのがデータシステムの「マルチVIEWカメラMVC811」。このモデルはフロントやリアなどに使える広角カメラなのだが、車高を上げた際に視界確保のために便利に使えるカメラなので注目した。
主な理由は保安基準への適合だ。下記で紹介しているとおりクルマ周辺の視界確保は保安基準における直前側方運転視界基準で定められている。しかし純正から車高を上げた場合一部の車種で、この視界エリアが確保できなくなるケースが出てくる。それをカメラを使って補うのがこの手法だ。
データシステムの「マルチVIEWカメラMVC811」は広角(水平180度)カメラを備えているので、フロントの該当箇所が見渡せる部分に設置すれば、必要な視界を確保可能。フロントバンパー直下の運転席からは肉眼で確認しにくいエリアも安心だ。
さらにこのカメラはカメラの画角や分割表示できる6種類のビュー切り替えを備えているのも特徴。水平方向を180度見渡せるスーパーワイドビューをはじめ、バンパー直下を映すトップビュー、左右のコーナー方向を映し出すコーナービューなど、シーンに合わせて切り替え表示可能だ。最適なカメラを設置して周辺の視界を確保して、安心・安全な愛車のドライブを心がけよう。

■マルチVIEWカメラ MVC811

フロント周辺の視界をワイドにカバーできるデータシステムのカメラ「マルチVIEWカメラMVC811」。リフトアップした車両の気になるフロントまわりの死角もカメラでカバーできる。カメラ画像を確認するためにデータシステムの「スーパースリムモニターSSM-W5.0Ⅱ(価格:1万4,080円)」と合わせて用いると良いだろう。

超広角レンズを使用しているのでフロントまわりに取り付ければ広い範囲を見渡せるのも同モデルの特徴。コンパクトなカメラは目立たずナンバープレート周辺への取り付けにも対応する。

■スーパースリムモニターSSM-W5.0Ⅱ

通常のフロントカメラであるノーマルビューに加えて、180度の広範囲で見渡せるスーパーワイドビュー、バンパーの直下を映し出すトップビューを搭載。また左右のコーナーを映し出すコーナービュー、さらにはスーパーワイドビュー+コーナービュー、スーパーワイドビュー+トップビューといった表示パターンを組み合わせて表示することも可能だ。

ハイラックスの左側方の死角をカバーするサイドカメラ

クルマの周囲を見渡すカメラ類は安全性確保には欠かせない。中でも左側方を映し出すのサイドカメラは効果絶大。ハイラックスにはデータシステムの「全車種対応サイドVIEWカメラ(SVC260Ⅱ(価格:1万6,280円)」を使う。ドアミラーのマウント部に取り付けてカメラ画角の調整も可能。左前輪まわりを広く映し出す安心感が得られる。

保安基準で必要なエリアの視界を確保

リフトアップした車両で保安基準(直前側方運転視界基準)に定められた視界を確保するために用いられることが多くなっているデータシステムの「マルチVIEWカメラMVC811」。保安基準で定められている視界確保で必要なのは上の図のエリアだ(そこに置いたポール(高さ1m、直径0.3m)が運転席から視認できる必要がある)。リフトアップ時に死角になることがあるのが右前のバンパー直下。このカメラを設置して保安基準の適合&安全性をしっかり確保しよう。