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【ELFORD】デザイン性に加えて軽さという性能も追求

Jeepをカスタムしてもっとワイルドにしてみたい…と思う人は非常に多いだろう。無骨なスタイルは、Jeepの魅力をさらに引き出してくれること間違いなし!また金属製のバンパーなどはオフロードを走った時に少々ヒットしても傷ついたり凹んだりしないメリットもある。でもその反面、ノーマルバンパーよりも重くなるので、燃費や走りのパフォーマンスはどうしても低下することになる。
 そこでエルフォードでは「本格的なオフロード走行はしないけれど、その雰囲気を楽しみたい」というユーザーにターゲットを絞り、金属バンパーのデザインを採り入れたファイバー製のバンパーを開発。両者の良いところだけをMIXさせており、まさに良いとこ取りと言える。また軽さを追求したボンネットはエンジンルームの熱を効率良く排出するので、パフォーマンスの低下を軽減してくれる。
 ノーマルフェンダーに追加するオーバーフェンダーは、片側25㎜ワイド。ノーマルより外径の大きい35インチタイヤを装着するにはマストとなるアイテム。構造変更は必要。ルーフマーカーランプはコンパクトなサイズとしており、フリーダムトップの機能はそのまま使用可能。
 デザイン製も重視するが、機能も損なわない。使う人のことまで考えた製品造りがエルフォードの最大の魅力だ。

■JL WRANGLER UNLIMITED SAHARA

コンパクトなLEDランプを5つセットし、アメリカンな雰囲気を演出できるルーフマーカーランプ。装着は両面テープで加工は不要。
まるで金属製のような、エッジの効いたデザインを採用するエクストリームバンパー。純正ソナーやフォグが移植可能となっている。
軽さとエンジンルーム内の冷却効果が期待できる軽量ボンネット。フードの裏にはパネルが装着され、エンジンに雨水がかからない。
オリジナルの30㎜リフトアップスプリングを装着。ショックはビルシュタインを組み合わせ、オン/オフを両立させた乗り味を実現。
ノーマルフェンダーを延長した様な25㎜ワイドフェンダー。オーバーフェンダーを装着してもヘッドライトのロービームを移設する必要がないサイズに設定。
後席部分だけ下げることで、乗降性にも配慮したサイドステップ。取り付け部を無段階で調整できるので、出幅を好みで変更可能だ。
マフラーはスクエアなテール形状を採用するタイプXを装着。メインサイレンサーをカバーする専用のプレートも装着する。
スマートなリアビューが演出できるリアスムージングパネル。純正のハイマウントブレーキはワイパーモーターの上に移設可能。

■JL WRANGLER RUBICON

街で見かけるJLラングラーのほとんどはアンリミテッドだが、「やっぱりJEEPはショート!」と謳うマニアなユーザーも一定数はいる。そんなユーザーに朗報なのが、エルフォードのバンパー/オーバーフェンダー/ボンネットは、ショートモデルにも装着可能ということ。また現時点ではルビコンのみだが、ウルトラパフォーマンスマフラーも発売中。
エルフォードが、長年に渡りリリースするブラッドストック。最大の特徴は、三次元加工された独特なオーバル形状の丸穴を採用している点で、ディッシュにもスポークにも見せることが可能。また、放熱性にも優れる利点もある。

■2タイプのブラックマフラーが新登場!

アルミホイールや様々なファイバー製のボディパーツをリリースするエルフォード。実はマフラーメーカーとしての顔も持っており、豊富なラインアップを展開中だ。Jeepに関して言えば、JK&JLラングラー用はショートとアンリミテッドを設定。さらにJTグラディエイター用もリリースしているが、バリエーションの豊富さに加え、装着したまま車検に適合する「保安基準適合品」という点も注目すべきポイントだ。実は2010年4月1日以降に製造された車両は、交換用マフラーの騒音を防止するために国土交通省に登録された登録性能等確認機関で、性能確認が必要となっている。もちろんエルフォードではこれらの試験に合格しており、その証としてマフラーに「性能等確認済表示」と呼ばれるエンブレムが取り付けられている。まさに国からお墨付きをもらった製品なので、海外製マフラーの様に車検の時にノーマルに戻す煩わしさは皆無となる。

 そんな性能面で定評のあるウルトラパフォーマンスマフラーに、新たなカラーバリエーションが追加された。最近のカスタム傾向を見るとテクスチャーペイントなどに見られる様に、落ち着いた仕様が多い。エルフォードではそこに着目し、マフラー全体に耐熱塗装を施すことで、これまでとは趣が異なる「ブラックマフラー」が誕生した。
 サウンドやデザイン、さらにはパフォーマンスや環境性能で選んでいたマフラーだが、新たに「色」という魅力を追加。良い意味でラングラーオーナーの悩みが増えたと言える。

ウルトラパフォーマンスマフラー(タイプW)
スタンダードタイプ 170,500円/ブラックタイプ 220,000円

ウルトラパフォーマンスマフラー(タイプX)
スタンダードタイプ 181,500円/ブラックタイプ 231,000円

現時点でブラックはアンリミテッド用だけですが、JTやショート用など、ラインアップの拡充を計画中。

ステンレスの輝きが美しい既存のマフラーとは対照的に、落ち着いた雰囲気で主張しすぎないところがポイント。テールピースはオーバル形状の「タイプW」とスクエアの「タイプX」の2種類を設定。保安基準に適合したJQRの認証もサイレンサーなどに取り付けられている。
エルフォードでは国内の自社マフラー工場で、1本づつ匠の手によってマフラーを製作。パーツ点数を増やすと製造コストは上がるが、装着時の細かな調整のしやすさも重視する。装着時の「美しさ」にもこだわっている。
 
グラディエイター用は荷物やトレーラーの汚れを防ぐために、サイド出しのレイアウトを採用。使う人のことを配慮した設計となっている。