■GEOLANDER X-AT
昨今のアウトドアブーム、SUVブースを受けてさまざまなキャラクターの4WD・SUVが生まれている。それに伴い、オフロードタイヤの世界にも新しいトレンドの波が到来。本格オフロードカーらしい迫力のあるタイヤを履きたいが、ゴツゴツ過ぎて乗り心地が悪くなったり、ガーガーと走行ノイズが大きくなるのは嫌だ……そんなニーズが高まっているのだ。
そこでタイヤメーカーも“ゴツいルックスと快適乗り心地”を両立させた、新カテゴリーの4WD・SUVタイヤを続々とリリースしている。横浜ゴム『GEOLANDER X-AT(ジオランダー・エックスエーティ)』も、そんな新カテゴリータイヤだ。アグレッシブなトレッド&サイドのデザインと、快適なクルージング性能と安定したトラクション性能を両立するタイヤとして、すでに多くのユーザーから支持されている。
さらにX-ATは、続々とサイズバリエーションを広げていることにも注目だ。ホワイトレター仕様の拡充のほか、LT(ライトトラック)規格だけでなく、PC(パッセンジャーカー)規格サイズの追加など、本格オフローダーからSUVビギナーまで、もれなくフォローする体制なのだ。
そんなジオランダーX-ATに、また魅力的なサイズ『215/65R16C』が登場した。しかもアウトラインホワイトレター仕様で!メインの装着ターゲットはハイエースとのことだが、このサイズは人気SUVのトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーにも実は装着可能だ。もちろん車検もクリア、ノーリフトアップでインナーへの干渉もない。
SUVとはいえ、純正では低燃費タイヤを採用するライズ/ロッキー。低燃費性を考えれば納得なのだが、とくに4WD仕様ではちょっともったいない。河原やダート路など、アウトドアフィールドをもっと安心して走るために、ジオランダーX-ATに履き替えを考えてもいいんじゃないだろうか?
そこで今回は、実際にライズ4WDにジオランダーX-AT・215/65R16Cを履かせ、純正同等の低燃費タイヤのBluEarth-ES ES32と比較しつつ、ドライブに出かけてみた。
X-AT装着の走り出し直後は純正タイヤよりもゴツゴツした乗り味で、比較的大きくなったタイヤノイズに少々とまどうが、乗り慣れてくると不思議と気にならなくなる。むしろ舗装路であっても飛躍的に高められたグリップ感やハンドリングのしっかり感、軽快な身のこなしに、ドライビングが楽しくなる。また純正よりひと回り大きく太くなった足もとだが、パワーが喰われる感覚もない。ライズ4WDの1リッター・ターボエンジンは、低速トルクも力強く、とくに“DRIVE”モードでの走りはスポーティそのものだ。
もちろんオフロードでの頼もしさは言わずもがな。一般的なAWDシステムより前後トルク配分の緻密な“ダイナミックトルクコントロール4WD”システムは、こうしたトラクションレベルの高いAT系タイヤに組み合わせてこそ生かされるのだと実感できる。
走りとユーティリティ、機動力や経済性が高度にバランスされたライズ+ジオランダーX-AT。今後、ファンの心を捉える存在になるだろう!
軽量・ホワイトレター[215/65R16C]が要注目!
今回取り上げたサイズ「215/65R16C ※アウトラインホワイトレター仕様」は、ハイエースユーザーをメインターゲットにしつつ、ライズ/ロッキーにも推奨できるもの。M/T系タイヤが採用する「トリプルポリマー」による高強度なコンパウンドをベースに、4つの異なる形状の 「アグレッシブセンターブロック」、2つの異なる形状の 「ダイナミックショルダーブロック」を採用したトレッドパターンを持ち、オンロード&オフロードの高いトラクション性能を実現しながら、高い耐摩耗性や耐カット性を確保。よりSUVとしての行動半径を広げてくれるのだ。もちろんルックスも相当にアグレッシブだ。
ジオランダーX-ATで広がるSUVの魅力
今回の215/65R16Cのポイントのひとつがアウトラインホワイトレター仕様であること、さらに純正で装着する低燃費タイヤの195/65R16サイズに対して、それよりひと回り大きなサイズであること。タイヤ外径は686㎜、タイヤ総幅は212㎜で、これがライズ&ロッキーにはも実にちょうどいいサイズで、足腰のしっかりしたスタイルとホワイトレターの存在感によって、クルマが大きく見える。
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