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【WEDS】立体的なビードロックを思わせる造形美がタフな印象を高める「MUD VANCE06」

◆MUD VANCE06

 1969年に日本初のカスタムホイール『Elstar(エルスター)』を世に送り出し、ホイールカスタマイズの礎を築いたメーカー『weds(ウェッズ)』。そのSUV向けブランドとして注目なのが『MUD VANCE(マッドヴァンス)』を代表とする『WEDS ADVENTURE(ウェッズアドベンチャー)』シリーズだ。ここで紹介するMUD VANCE06(マッド ヴァンス ゼロシックス)は、強靭なタフネス構造を連想させるビードロック風のリムフェイス。その天面に台型状の切り欠きを設けることでコントラストが際立ち、質実剛健さを強調する。ディスクは、シャープなストレートスポークでまとめてあるが、センターパートを大きく取り、2×5構成で肉厚感を持たせ、ジムニーの足もとに相応しい力強さを感じさせる。

マットブラックポリッシュ

ブラックポリッシュ/ブロンズクリア

 カラーバリエーションは、マットブラックポリッシュ、ブラックポリッシュブロンズクリアのほか、新色としてフル マットブラックが加わり、3色から選べる。トレンドを抑えたダーク系の3色で、どれも足元を引き締めるにはちょうどいい色味。なお、リム外周がタイヤと同調する構成のため、荒々しいオフロードタイヤとも相性が良好だ。純正車高で履ける現実的なサイズ感としては、まさに最高峰の存在感と言えるだろう。

フルマットブラック

MUD VANCE 06のディスクは逆反りを強調した直線的な10スポークスタイル。そのスポークはフェイス面を細くし、また天面とサイドで配色を変えることでシャープな印象を獲得。一方リムのデザインは、本格的オフロードで必需品のビードロックリングがモチーフ。切り欠きを与えた台形の凹凸やリム部との間に段差を持たせることで別体感を強烈に演出。なお、全体的にはシンプルな雰囲気だが、デザインのディテールを中心に集めていることや立体的な強調により、USホイールライクな味付けも感じられる。