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【CRIMSON】圧巻の深みとギア感あるスタイルを特殊製法のツインスポークで表現「MG GOLEM」

◆MG GOLEM

 機能的な側面と都会的な洗練されたデザインを併せ持った先進デザインで常に脚光を浴びている「MGシリーズ」。クリムソン発のオフロードボトムブランドとして、数多くの個性的なホイールをラインナップしてきた。
 2021年にMGシリーズに加わった第6のモデルが「このGOLEM(ゴーレム)」。圧倒的に深いコンケイブデザイン、先端で分かれる力強いツイン6スポークの採用、シャープなビードリングテイストにマシニングされたリムによるディスク面の立体感など、MGテイストが存分に発揮された1本だ。

ブラック×マシニングリップ

マットブラック

 さらに長らく海外ラリーなどのオフロードレースをサポートしてきたMGシリーズらしく、このアピアランスにしてアルミホイールとして性能もすこぶる高い。その秘密は製法にある。鋳造ホイールながら鍛造ホイールに匹敵するパフォーマンスを実現する〝フローフォーミング製法〟によって、高剛性と軽量化、そして高い強度をも実現。またMGシリーズでは初のオープンナットフェイスを採用したモデルであることもポイントだ。

迫力のコンケイブや力強いスポークデザインをとしながら、スポーク自体は極限まで肉薄化。ホイールの裏も可能な限り肉が削ぎ落してあるなど、重量にもしっかりと配慮している。この軽量化は、フローフォーミング製法の効果もあって実現できた。
フェイスデザインは2タイプ。ツイン6スポークのデザインベースに、ジムニー用サイズ(16×5.5J)とシエラ用サイズ(16×6.0J)のみ、ツイン5スポークを採用。

※フローフォーミング製法とは?

鋳造したアルミ素材を回転させながら、ローラーで熱間鍛圧(スピニング)加工を行ない、リム部の板厚形状を完成品と同等まで成形する製法。リムを引き伸ばして肉薄化することで、鍛造製法特有の金属結晶組織であるメタルフロー(鍛流線)を、鋳造製法でも生み出すことが可能となり、鋳造製法でありながら鍛造製法と同等の剛性や伸び等の強度性能を実現。また、リムを引き伸ばして肉薄化することで、軽量化も実現できる革新的鋳造製法なのである。