ランドクルーザーの中でも70系は、特にクロカン志向の強いユーザーが多い。だがGRJのオーナーはオフロードよりもアウトドアユースの方が多い。そんな昨今のユーザーにマッチさせたのがこのデモカー。基本的にオフロードのポテンシャルアップに重点を置くが、サイドオーニングやフラットなルーフラックなどを追加し、キャンプなどでの使い勝手も向上させる。
もちろんモトレージでは、本格的なオフロードを楽しめるよう、オリジナルのサスペンションは2インチリフトと4インチリフトの2種類を設定している。
その一方で、フロントのクロカンバンパーにはウインチを搭載。ボディの保護を考え金属製のサイドシルガードやリアバンパーなどのプロテクションパーツを装着。またリヤバンパーサイドにはFRPのガーニッシュを追加し、美意識の高いユーザーもきっと満足するだろう。
アンダーガード類はもちろんフル装備するが、待望のデフガードが登場したので注目いただきたい。これにより、下回りをフルガード可能。安心してオフロードに踏み込むことが可能だ。
必要だから徹底的にガードする
ボディ各部はもちろんだが、それだけでは正直言って不十分。やはり、下回りの各部にガードは必要だし、可能ならばビードロックホイールの装着もオススメしたい所。モトレージの76は、考え得る限りのガードを備える事で、オフロード走行時のトラブルを未然に防げるよう心掛けていると言えよう。
モトレージ流ランクル80いったいどこまで進化するのか?
1997年に生産が終了したが、未だに多くのユーザーが愛用し名車の誉が高い80。かつてはモトレージも様々なアイテムをリリースし、AXCRへの参戦やガソリン車をLPGとのバイフューエル化するなど、積極的な展開を見せていた。だが最近では、デモカーに装着しているバンパーやガードなどは、残念ながら生産終了となっている。とはいえ、多くのユーザーがまだまだ80に乗り続けていることを考慮して、サスペンションキットは今後も継続して供給を続けるとのこと。また、70同様、最近のユーザーの好みを反映し、フロントのオーバーフェンダーエンドや、リヤバンパーサイドをまさかの新発売!かつてはボディむき出しが当たり前のように思われていたが、最近ではビンテージカーとして捉えるユーザーが増え、カスタムしても美しく乗りたい!というオーナーのニーズに応えたアイテムだ。
「誰か1人でもその部品を必要とするなら供給する」というモットーを掲げるモトレージ。40年近くの歴史を重ねるが、その姿勢はいささかのブレもなく、ビンテージランクルに乗り続けるオーナーにとっては非常に心強い存在だと言えるだろう。
サスペンションの強化で乗り味が劇的に変化
80が新車販売されていた当時、35インチタイヤを装着すれば立派なハイリフトと呼ばれていた。だがタイヤの大径化は止まる所を知らず、今では37インチも珍しくない。モトレージでは以前から6インチリフトのサスペンションキットをリリースしていたが、これに37インチタイヤを装着。不思議とバランスも良く、これからのスタンダードなスタイルになるかもしれない。
●モトレージ・フロントスポーツグリル 33,000円
●モトレージ・フロントオーバーフェンダーエンド
ブラックゲルコート仕上げ(要塗装品) 35,200円
つや消しブラックペイント品 57,200円
結晶ブラックペイント品 62,700円
●モトレージ・リアバンパーサイド
ブラックゲルコート仕上げ(要塗装品) 38,500円
つや消しブラックペイント品 60,500円
結晶ブラックペイント品 66,000円
●モトレージ・TERRA スーパーディスクブレーキローター 前後各38,500円
※8本スリット・耐熱ペイント仕上げ
●モトレージ・TERRA スーパーディスクブレーキパット タイプスーパー 30,800円
- モトレージ
- 兵庫県神戸市東灘区住吉宮町6-12-11
- 078-811-2884
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