「ELFORD」シャープなフォルムにアグレッシブさをプラスしたエルフォードらしさが漂うランクルプラド
アーバンシーンにマッチするエアロからアップスタイルまで、幅広い150プラドの後期型用カスタムパーツを幅広くラインナップしているのがエルフォード。
ローダウンスタイルからスタートした150プラドのカスタムアプローチは、昨年アップスタイルのエクストリームカスタムを発表し、さらに高い人気を得ている。このエクストリームカスタムは、40㎜アップのコイルスプリングにフロントのみ車高調整用のスペーサーをインストールして、前下がりを解消。ホイールはブラッドストックのSLを履き、トーヨータイヤのオープンカントリーRTと組み合わせている。フロントには特長的なバンパーガードとランプステーを融合させたプロテクションランプステーが付き、さらに縦スリットのバーチカルグリル、エアロボンネット、ルーフランプなどを装備。
そして最大のトピックは、今年5月に発売されたばかりのステルスサイドステップが登場したこと。これは50㎜という薄さのオーバルスタイルとしたサイドステップで、真横から見るとその存在が目立たないほどボディとフィットしている。しかしステップ上部の滑り止め加工とオーバル形状により、優れた乗降性が得られるものでもあるのだ。従来のサイドステップには存在しない、まったく新しいデザインテイストを取り入れているのが、このステルスサイドステップなのである。
次なるプラドカスタムは、TRDエアロを装着した後期型専用にリリースしたエルフォードのエアロだ。フロントのアンダーウイング、オーバーフェンダー、エアロステップカバー、左右出しの100φマフラーなど、TRDエアロ装着車両にプラスする専用アイテムとなっている。
最後は若干のローダウンフォルムを施した、言わばアーバンスタイルの150後期カスタム。フロントバンパー一体のスポイラーはブラックのグリルを装着することでスピンドル風のフロントマスクが得られる。ワンランク上級な150プラドへと変貌できるエアロである。
φ76.3のスチールパイプを使用したプロテクターランプステー。φ200の大型ランプの装着も可能としたデザイン。ステンレス製のスキッドガードも標準装備だ。
Jeepのような縦型スロットデザインを採用し、ワイルドなフロントマスクへとイメージチェンジできるバーチカルグリル。グリル枠は純正を使用し黒くペイント。
左右にダクトデザインを採用している軽量なエアロボンネット。ボンネットの裏側にはカバーが装着されるため、このダクトからエンジンルームに水が入ることはない。
フロントのルーフトップには10インチのLEDバーを2基組み込んだルーフライトマウントパネルをセット。ルーフにジャストフィットする専用デザインである。
純正リアスポイラーの上から被せるタイプのリアウィング。純正ハイマウントストップランプ、リアワイパーもそのまま使用できるスポーティなデザイン。
オーバルデザインを採用したことで、50㎜という非常に薄いスタイリングを実現したステルスサイドステップ。アップスタイルに重要な路面とのクリアランスが低く見えないようなデザインで、真横からだと目立ちにくいために“ステルス”の名称が与えられている。スタイル重視のサイドステップと思いきや、オーバル形状と滑り止め加工が施されていることから、足を掛けやすく実用性に優れるアイテム。
上質なサイドビューを演出するステンレス製モール。さらに前後のサイドウインドーとクォーター部に取り付けるだけで、紫外線を67%カットする専用レーザーシェードをラインアップ。
ゴム製ジャバラパイプや樹脂製インテークパイプより、吸入抵抗の少ないサウンドチャンバーパイプへと交換することで、エンジンレスポンスの向上に繋がる。トヨタ純正ヒッチレシーバー取り付け車両に、純正バンパーの切欠き部分を綺麗に隠すデザインパネル。エルフォードのマフラーと同時装着も可能。
ホイールは軽量なブラッドストックSL(20×8.5J)。さらに20㎜ワイドのオーバーフェンダーを前後に装着。
フロントストラット上部に装着するステンレス製のフロントコイルスペーサー。これを装着することで10㎜アップし、ノーマルの前下がりスタイルを補正する役目を担う。
◆TRDエアロ装着車両をさらにスタイリッシュに
左右に3連ルーバーのリアルダクトを配した軽量エアロボンネット。雨を防ぐレインプロテクターパネルを内側に付属。
150プラドの後期型TRDエアロに対応した左右出しマフラー。φ100チタンテールを採用した左右2本出しで、純正のメインタイコを使用するリアピース交換システム。車内へのこもり音もなく、ジェントルなサウンドを奏でてくれる(ノーマルリアバンパーにも装着可能)。
純正サイドステップにカバーするように装着することで、地上高を60㎜ダウンさせるエアロステップカバー。社外・純正問わず、エアロ装着車のサイドビューをバランス良く、さらにスポーティに魅せる。
エルフォードならではの純正エアロプラスオンアイテムに、後期TRD製スポイラー専用のオーバーフェンダーを追加設定。先行リリースされているTRDスポイラー専用フロントアンダーウィングと組み合わせれば、フロントとサイドビューにアクセントを与え、ワイド感と迫力のフォルムを実現できる。オーバーフェンダーの出幅はエルフォード製ワイドトレットスペーサーで対応できる20㎜ワイドに設定。
オフロードホイールのイメージが強いブラッドストックだが、TRDエアロ+エルフォードエアロとした、ロープロファイル系タイヤとの組み合わせにもばっちりハマる。装着したタイヤは純正タイヤの外径より大きい275/55R20 サイズのヨコハマ・パラダスペック-Xをセレクト。しかし重量は純正17インチタイヤホイールと変わらない29㎏/本となる。走りを重視するユーザーにもオススメの組み合わせで、ノーマルフェンダーならピッタリと収まる。
◆150プラドにおけるアーバンスタイルの完成形
フロントバンパースポイラーは、ヘッドライトウォッシャーもしっかりと使用できる。また、ヘッドライト下部にアクセントラインを設けるなど、細部にまで拘ったデザインを採用。グリルは水平基調のブラックデザインとなる。
軽量なエアロボンエットはリアルダクト付きで内側には水の侵入を防ぐパネルが付く。リアウィングは純正スポイラーの上から被せるタイプで、ワイパーやストップランプもそのまま使用可能。サイドウィンドー周囲をカバーするステンレス製モール。ローダウン効果も得られるエアロステップカバーは、純正サイドステップを覆うように装着するタイプだ。
ノーマルよりも13㎜低い位置となるリアハーフスポイラーと、専用の車検対応マフラーのセット。ハーフタイプながら大幅なイメージチェンジを実現。専用マフラーはステンレス材で、120×85㎜デュアルスクエアテールとなる。
ホイールは性能と見た目の美しさの融合というコンセプトを持つソニックアートの22インチアルミ。スリムな10本スポークは、リムからセンターへ向けて深く落とし込まれたコンケイブデザインを採用している。またスポークの表面にはダイヤモンドカット加工を実施。またフローフォーミング製法を採用していることで、22インチサイズながら13.4kg/本という、純正ホイールよりも軽量化を実現している。