新旧Gクラスに対応する
オリジナルラゲッジボード
ドイツ車を主軸に純正品、OEM、社外品など、優良メンテナンスパーツの輸入商社であるセントピア。ディーラーよりもリーズナブルに良質なパーツを提供しているところである。純正パーツの調達は、海外および国内で、OEMと社外は自社でパーツ確認を行った後に導入するという。価格はもちろんのこと、厳しい品質チェックもしているのがセントピアの大きな特長だ。インターネット通販を中心に、安価なパーツは数多く流通しているが、それらの中には品質の悪いものも多々存在している。そのため、部品交換をしたものの、すぐに壊れてしまい結果として時間も費用も掛かってしまうという失敗はよくある話。そうならないためにも、品質管理をきっちりと行っているセントピアからの購入がお勧めだ。
ただし、昨今のパンデミックやウクライナ問題などの影響で、入手しにくいパーツが存在していることも事実。そのため、完全に壊れてからパーツを注文するのではなく、余裕を持ってオーダーしておくのが正解。
さて、パーツの輸入商社であるセントピアだが、ゼロワンブランドとしてオリジナルアイテムをリリースしているメーカーでもある。特にGクラスにおいては、荷室の収納を効率的にできることに加え、その組み立て及び脱着も容易というラゲッジボードが大ヒット商品となっている。W463A用は工具すら使用せずに設置できるタイプで、W463用はボルト1個の固定で装着できる優れモノだ!
限定車の純正パーツを使ったカスタム術
Gクラスディーゼルモデルの
トラブル事情
350d&400dの要注意ポイント
DPFセンサーとアドブルーの
ヒーター&ポンプが弱い
消耗品を中心とした補修パーツの輸入・販売を行っているセントピアでは、Gクラスにおいて、どのようなパーツがよく出るのかが分かるため、必然的に各モデルの弱点を把握することになる。W463A型およびW463型においては、自社でデモカーを用意して研究も行っていたため、より正確にウィークポイントを把握することが可能になっているのだ。
そんなGクラスで注意すべきなのが、350d及び400dに搭載するディーゼルユニットのアドブルーヒーター&ポンプユニットとDPFセンサーのふたつ。これらにトラブルが生じると、初期段階ではエンジンの始動不良、加速不良などが発生するが、最終的には始動困難に陥ることになる。さらに現状では、純正及びOEMパーツに関しても、パーツが入手しにくい状況にある。エンジン状態がいつも違うと感じたら早めに点検を受けて、怪しい場合は早めのパーツオーダーがお勧め。これらが高い確率で交換されることが多い部品であることは、Gクラスオーナーなら知っておくべきだろう。
●パーツの問い合わせ セントピア
所在地: 愛知県名古屋市名東区藤森西町1901
TEL: 0800-2001-758
URL: https://www.centpia.co.jp