グリッドでは新型G350dを早くも入手し、着々とカスタムの準備が進められている。取材時はアルミホイールの変更のみだったが、今後エクステリアからインテリアまで、グリッド流のこだわりのカスタマイズが施される。今後の進化が楽しみな1台である。
きめ細やかなカスタムアプローチを展開
カーカスタムへのアプローチスタイルはさまざまあるが、GLIDEは、変幻自在とでも表現するような多彩さを重んじる。基本となるのはあくまでユーザーの要望。そこにプロとしてのアドバイスを織り交ぜながら、提案しつつ一緒に1台ずつを作り上げていく。
これまでの実績から、得意とするカスタムスタイルやパーツはあるものの、それらを押しつけることなく、あくまで提案のひとつとして据えている。この程よい力加減は、自分だけの1台に乗りたいという、クリエイティブ性の高いユーザーにとって心地よい。自社ブランドなどをあえて置かず、あくまで品質などモノの本質を見極めることから始める。こうした職人的な気質でユーザーと向き合うからこそ、同店のアドバイスを信用するユーザーが増え、リピーターの輪が広がっているのだ。
マットブラックが特徴の特別仕様車を、さらにブラック化することで個性を演出したカスタムスタイルの一例
ユーザーの要望により、あらゆる箇所をブラックに仕上げている。エンブレムなどのメッキパーツは一度取り外し、丁寧な手作業でブラックペイントなどを施してカスタム。細やかな仕事ぶりは、期待に応えたいというスタンスが滲み出たもの。
G63AMGエディション1のマットブラックをベースに、フロントリップスポイラーはブラバス。さらに、あらゆるメッキパーツを手作業でブラック化し、徹底的かつオリジナルの「ブラックエディション」を実現している。
新型でも旧型でも、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズを提案してくれる。
外観だけではなく、カスタムインテリアも得意とするGLIDE。どんな要望でも期待どおりに仕上げることができ、写真はその一例。ホワイトカラーをふんだんにあしらったカスタムインテリアは、内張りなども含めて寸分の狂いもない。
シートなどとコーディネイトしたステアリング、シフトレバー、ハンドブレーキカバーなども目を引く。
GLIDEがお勧めするfairydesign(フェアリーデザイン)のエアロパーツ。左のホワイトは、フロントバンパーのバージョン2を装着した新提案である。右のブラックはバージョン1を装着している。