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「flexdream」本格派4WDパーツと硬派なギアで構築される最強の大陸巡洋艦!

ランドクルーザーの原点に回帰させたようなレトロな雰囲気にモディファイされたフレックス・ドリームが展開する人気のカスタムコンプリートカーが「FD-classic」。その特長を端的に表したのが、丸目2灯ヘッドライトへの換装を中心とするフェイスチェンジにある。これは言わば、今でもファンの多いランクル60系前期型をオマージュしたもの。ただし、同モデルのストックは今やかなり稀少である。ゆえにランクル60後期型は角目4灯から丸目2灯へ換装されているのだ(さらにロールーフ化・ナローボディ化も同時に実施)。
このFD-classicコンプリートの丸目2灯スタイルは高い人気を得ると同時に、モデルを拡大してきた。これを可能としたのは、ランクル80を丸目2灯とした通称〝86〟の存在が大きい。ランクル80をベースに丸目2灯のランクル60フェイスを自然に再現するには、同時にフロントフェンダー、ボンネットを製作する必要があった(バンパーはランクル70用)。自社開発を行ったそれらパーツは、プレスラインなどもランクル60のデザインを忠実に取り入れた非常に凝ったもの。ゆえにリリースするまでかなりの時間と費用を費やすことになったのだが、ここで培った経験とノウハウは、ほかの95系プラドや100系のバリエーションといった、モデルの拡充にも繋がっているのだ。
加えて、アースカラーなどへのボディのカラーチェンジ、シンプルかつクラシカルなオリジナルのホイールと最適なタイヤのチョイス、さらにはキャンパー垂涎のペンドルトンコラボのシートカバーやドアトリムで内装に彩りを加えることで、単にレトロなだけではないスタイリッシュな雰囲気のある、他では得難い魅力を放つランクルとしているのだ。

サスペンションは、ランクル79ピックアップや150プラドと同じくARB4x4のブランドOLD MAN EMU(オールドマンエミュー)の別タンク式バイパスショックアブソーバー「BP-51」をメインにセットアップ(写真はランクル80用)。また、足もとにはクラシカルな雰囲気のオリジナルホイール、その名も「FD-classic」を履かせ、センターキャップをボディ同色ペイントしている。
60のタイヤはBFGマッドテレーンT/A KM3、86にはFALKEN ワイルドピーク A/T AT3Wを装着している。
角目4灯の後期型を前期型の丸目2灯へとカスタムしたのが、ブリックブラウンカラーのランクル60。ライトブルーのモデル86は快適な乗り味と充実した装備を誇るランクル80をベースに、ランクル60の丸目2灯フェイスへとカスタム。FD-classicシリーズの中では「86」と呼ばれるモデルであり、フェンダー&ボンネットにおいてもランクル60のフォルムを忠実に再現するため専用品に交換されている。

FD-CAMP ベッドキット

 
真右のライトブルーにオールペイントされた86のラゲッジにはCRAFT PLUS製のベッドキットを配置。脱着式の足を装着すれば、ベンチチェアとしても活用できる。同時にCRAFT PLUS製のセンターコンソール、助手席前アシストグリップカバー、リアルウッドアシストグリップも装着されている。一方のFD-classic 60はフレックスドリームオリジナルのベッドキットを採用。後席を畳んで広くフラットなベッドが完成する。
ネイティブ・アメリカンの伝統的な柄が特長のPENDLETON(ペンドルトン)とのコラボで誕生したシートカバーやドアトリム内装はFD-classicコンプリートでも人気のメニュー。これを装着することで、一気に内装はお洒落な雰囲気へ変貌させられる。ちなみに、前ページで紹介している150プラドもこのペンドルトン内装を採用している。

ARB フラットルーフラック

ARB4x4のよりタフなスチール製のフラットルーフラック(2200㎜×1250㎜)を60と86の両車に装着し、レトロな雰囲気を醸し出しつつ、オーバーランドスタイルへとカスタマイズ。なお、86にはさらにARB4x4 のサイドオーニング(ソフトケース・2500㎜×2500㎜)とルーフトップテント(シンプソン3)で、どこでもキャンプできる仕様としている。

※フレックス・ドリームはARB4x4 Accessoriesの日本正規輸入元
※最寄りのフレックス・ドリームの店舗はオフィシャルWEBからご確認ください。