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【FLEX】ランクル専門店のFLEXがついにUSトヨタ・ピックアップを導入!

日本国内では販売されていないが、トヨタは世界各地に様々なクルマを導入している。特に日本と道路事情が大きく異なるアメリカでは、ボディサイズはもちろん見た目にもアグレッシブなモデルが非常に多い。そんな個性的なクルマが欲しい!と思うユーザーの願いを叶えるため、ランクルやデリカD:5のカスタムコンプリートを取扱うFLEXが、ついにUSトヨタ車の取扱いを開始した。ちなみに今回のUSトヨタ車の取扱い窓口は今のところさいたま入間インター店が担当。そして第1弾として投入されたのが、ここで紹介する現行タコマと現行タンドラだ。 
まずタコマだが、ハイラックスと同クラスのピックアップトラックだが、エッジを強調した直線的なデザインにはアメリカンな文化が感じられる。タンドラもまたこれぞフルサイズピックアップと呼ぶにふさわしい威風堂々とした大きさと押しの強いフェイスが魅力。トラック=作業車という印象は微塵も感じられない。
また今回の車両はどちらもエンジンはガソリンのみを設定しているほか、モデルチェンジによってリヤサスペンションがリーフではなくコイルリジッドに変更されているところもポイント。エンジンのレスポンスはもちろん、乗り味にトラック然としたところがなくなっているため、幅広いユーザーが受け入れやすいにクルマに進化。
FLEXでは今回のような新車はもちろん、中古車も取り扱い、さらにノーマル+純正オプションだけでなく、がっつりとカスタマイズも可能。アメリカンなピックアップトラックを手に入れたいユーザーの願いを叶えてくれるショップが新たに誕生したといえよう。

これまでタコマのリヤサスペンションは、ピックアップトラックという宿命もあり、リーフリジッド式を採用してきた。今回のモデルチェンジの大きな見どころは、そのリヤリーフがコイル化されたことだろう。なお、タンドラも同じコイルリジッド式に変更を受けている。

US.TOYOTA TACOMA

ランクルシリーズやFJクルーザーに通じるような、直線基調のインパネデザイン。シンプルだが決して質素ではなく、必要にして十分といった印象だ。トランスファー切り替えはダイヤル式を採用。また今回の車両はTRDオフロードパッケージであり、デフロックやクルールコントロールを搭載している。

今回紹介するタコマは、ビルシュタインショックを標準装備するスポーティなTRDオフロードパッケージ。対するタンドラは、ピックアップとは思えない豪華装備を誇るクルーマックス1794エディションでどちらも基本的にはノーマルだ。ただしヘッドライトの光軸が日本と逆となるため、そのまま車検を通せない。そこでFLEXとValentiが共同で開発したオリジナルのヘッドライト&テールランプに変更。これで日本国内でも問題なく登録ができる。なおタコマのヘッドライトは3連LED、タンドラは4連LEDとなる。

ハイラックスとタコマのボディを比較すると、全長・全幅・全高のすげてのサイズがタコマの方が約100㎜大きい。数値では大きく感じるが、シャープなボディラインは見切りが良いため運転しやすい。もちろん大きなフロントグリルは存在感が高く、TRDオフロードパッケージのマットブラックのオーバーフェンダーもアグレッシブさを強調。

US.TOYOTA TUNDRA

ランクル300と同じフレームを採用するタンドラだが、何と全長はそれより1mも長い!横幅や高さは大きく変わらないが、取り回しに気を遣うのは確か。ただし圧倒的な存在感はフルサイズピックアップトラックだからこそ。

ちなみに今回のクルーマックス1794エディションにはメッキグリルや専用エンブレムがあしらわれるほか、電動式のサイドステップも装備。

リヤゲートにも電動ステップを装備。またタンドラ・タコマとも純正オプションのperagon製トノカバーを装着。折り畳めるので奥の物を取り出しやすい。さらにリヤゲートの開閉は何と電動式で、閉める時はスイッチを押すだけ。これなら華奢な女性でも安心してゲートを使える。ベッドスペースはそれぞれ違うが、タンドラのそれは圧倒的。荷物や自転車、アウトドアギアなどなど、ユーザーの工夫次第で使い勝手は無限大になりそうだ。

ピックアップトラックとは思えないほど充実した装備を誇る。大きなサンルーフやレザーシートなどが標準装備で、ランクル300ほど豪華絢爛ではないが充分すぎる装備を備えており、ちょうど良いと思う人も多いだろう。

V6・3500㏄ガソリンツインターボエンジンを搭載(ランクル300にも採用される)。最高出力:389hp/最大トルク:650Nmを誇り、大きなボディの重さを感じさせることなく運転できる。タコマと同じく、今回のモデルからタンドラもコイルリジッドのリヤサスペンションを採用しているところがポイント。またタイヤサイズは275/60R20で、1794エディションのホイールは、フロントグリルに合わせラグジュアリー感の強い意匠を与えているのだ。

アメリカンピックアップにもダウンサイジングの波が押し寄せており、タコマは直列4気筒の2400cc・ガソリンターボエンジンを搭載(最高出力:278hp/最大トルク:430Nm)。ちなみにタコマTRDオフロードパッケージには、リザーバータンク付きのビルシュタインショックも装備しているため、オン/オフを問わずしなやかな乗り味を実現している。また255/65R17というあえて細身なタイヤを装着しているのもオフパケならでは。