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【ARAI 4×4 Lab.】堅牢でロングストロークの コスパにも優れる アップキットをリリース

サスペンションカスタムのハイエンドメニューとして、KINGショックの装着を勧めている新井工房。これとは別に、リフトアップカスタムのエントリーメニューとしても最適なものとして、スーペリオエンジニアリングのダンパーを使用したオリジナルのリフトアップキットをリリース。これと同時に、新井工房はスーペリオエンジニアリングの正規輸入総代理店としても認定された。サスペンションアイテム以外にも豊富なパーツラインナップを誇るだけに、新井工房が今後どのようなパーツを輸入するのかも楽しみだ。

そして今回リリースしたスーペリオエンジニアリングのリフトアップキットは、装着に必要なアイテムと、高価だが評価がすこぶる高いスーパーバンプもセットになっている。ただし、ダンパーはフロントの車高調整以外はできないタイプとなる。キット価格はリーズナブルであるが、新井工房の狙いは価格だけではない。減衰調整ができないシンプルな構造ゆえ、セッティングで失敗することがほぼないリフトアップキットとなのだ。調整幅が広いダンパーは確かに様々なシーンやカスタムに対応しやすいものの、それにはセッティングノウハウが必要で、決まるまでには何度も調整をし直すことになる。このリスクを回避しつつ、新井工房が自信を持って提供するリフトアップキットとしたのだ。よって通販にも対応するキットとしてリリースしたのである。

LAND CRUISER 250

スーペリオエンジニアリングのリフトアップキットを装着して間もない撮影車両は、3.5インチアップを実施したランクル250。フロントにアイアンバンパーを装着する予定のため、コイルスプリングはハードタイプをチョイスしている。リザーブタンクレスのシンプルな仕様のダンパーは、とくに縮み側のストロークに余裕があるため、より動く足となる。オフロードの本場オーストラリアで鍛え抜かれたダンパーは、内部のロッドもケースも太くタフな設計となっている。

リアのラテラルロッドもキットに含まれており、調整済みの状態で発送される。また、快適性にも大きく関与し、スムーズなリアサスペンションの動きを実現するA4Lオリジナルのスーパーバンプも付属する。加えて、リフトアップ時に必須となるA4Lオリジナルのブレーキホースアップブラケットもキットに含まれる。フロントの車高と装着後のアライメント調整以外にセッティングの必要性は基本的になく、走りの質も担保しやすいリフトアップキットとなっている。

“Superior Engineering”の業販も開始、東京オートサロン2026への出展も決定

新井工房では、ランドクルーザー250を筆頭に、ランドクルーザー70、ジムニーノマド用のSuperior Engineeringリフトアップキットをリリースした。装着に必要なパーツが揃ったキット販売。ボルトオンで取り付け可能なだけでなく、セッティングも不要(アライメント調整は必要)なため、通販や業販も開始。来年の東京オートサロン2006でも披露することになっている。

オーストラリアの4×4 カスタムパーメーカーが“Superior Engineering”

2002年に、オーストラリアのクイーンズランド州で創業した4×4 カスタムパーメーカーがSuperior Engineering(スーペリオエンジニアリング)。オーストラリア最大規模かつ高い評価を得ている4X4アクセサリーメーカー兼販売業会社。ハイクオリティかつ豊富なパーツラインナップが特徴で、新井工房が正規輸入総代理店として認定された。

サイドシルをガッチリガードしながらスタイリッシュで乗降性もいい優れるA4Lオリジナルロックスライダー

ラプターライナー仕上げのカラー選択が可能

フレームにボルトオンでサイドシルをガッチリガードするA4Lオリジナルロックスライダー。ステップとしての機能も十分であるため、オフロード走行をしない人にも推奨するが、オフロード走行を何度も繰り返し、サイドシルの優れた保護性能は確認済みである。ステップ上部はラプターライナー仕上げとなり、好きなカラーを選択できる。