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【Top Rankaz】トレイルレイテッドの称号が与えられたコンパクトSUVもうひとつのジープライフ

ラングラー中心の本誌において、あえて切り口を変えた1台を紹介したい。2016年型レネゲード・トレイルホーク。ジープの末弟ともいえるコンパクトSUVだが、レネゲードには当初「ロンジチュード」「リミテッド」「トレイルホーク」という3つのグレードが用意され、4WDのトレイルホークにはオフロード性能を最大限に高めたトレイルレイテッドというバッジが授けられた唯一無二の存在。そんな小さなボディに秘められた大きな可能性は、アウトドアやカスタムのベース車としても十分に魅力的であることは言うまでもない。
カスタムを手掛けたのは、京都を拠点にアメリカ的Jeepスタイルを発信する「Top Rankaz」。同店は常にUSの最新オフロードカルチャーを意識していることで知られ、シンプルかつクリーン、そして力強さを兼ね備えたスタイルを得意とする。その哲学はラングラーに限らず、このレネゲードにも貫かれている。ハードコアなオフロードJeepを作り上げる一方で、今回は女性オーナーのライフスタイルに合わせ、毎日の足としても機能し、週末はしっかりアウトドアフィールドへと連れ出せる仕様を追求したという。
カスタムの方向性とテーマは必要最低限。まず足もとに選ばれたのは、USオフロードシーンで定評のあるメソッドレースホイールズからMR502というモデルのレネゲードピッチ。そこに組み合わせたタイヤはニットー・リッジグラップラーという、オンロードでも快適性を保ちつつ、オフロードでは抜群のトラクションを発揮するオールテレーンである。さらにアイバッハのシングルスプリング・プロリフトキットとジャオス製バトルズコイルスペーサーを組み合わせたマイルドなリフトアップにより、レネゲード本来のコンパクトさを損なわず、しっかりとしたワイルドなプロポーションを手に入れていることが分かるだろう。
ルーフには、ライノラックのパイオニア6プラットフォームとバックボーンマウンティングシステムを装備。アウトドアギアを自在に積載できる実用性を持ちながら、ビジュアル的にもオフロード感を掻き立てる仕上がりだ。さらにフロント上部にはKCハイライト・プロ6LEDライトバーをマウントし、あえてオリジナルのライトカバーを被せることでキャッチーな見た目を手に入れていることも見逃せない。
女性オーナーの感性と、Top RankazのUS志向が融合したこのレネゲードは、ジープ=ラングラー一辺倒になりがちなシーンに新しい選択肢を提示する。コンパクトで扱いやすいサイズ感、そしてインパクトあるルックス。ラングラーをリスペクトしながらも、自分らしいアウトドアライフを送りたい人にとってこの一台は強力なインスピレーションとなるだろう。

全長4,255㎜、全幅1,805㎜、全高1,725㎜、ホイールベース2,570㎜という数値が示すように、レネゲード・トレイルホークはコンパクトなボディを持ちながら、室内空間は大人4人が快適に過ごせる余裕を確保している。トレイルホーク専用のTrail Ratedエンブレムが示す通り、街中での軽快な扱いやすさとオフロードでのタフな走りを両立。小柄ながらジープらしさを凝縮した一台は、女性はもちろん幅広い層に新しいジープライフを提案する存在となっている。

リアにはトーイングヒッチを装着。このトレイルホークの牽引能力はおよそ2,000ポンド(約900kg)とされ、小型トレーラーやバイクトレーラーであればストレスなくトーイング可能。ラングラーほどのパワーはないが、コンパクトSUVとしては十分なトーイングキャパシティを誇っている。

ルーフ上にはRHINO-RACKのPIONEER 6 PLATFORMとBACKBONE MOUNTING SYSTEMをセット。軽量アルミ製のプラットフォームは強度に優れ、キャンプから大型ギアまでを自在に積載可能。実用性とワイルドなルックスを両立する、アウトドアファンにオススメしたい組み合わせとなっている。

ルーフに構えるのはKC HiLiTESのGravity Pro6 LEDライトバー。7連のランプは独自のGRDリフレクター技術を採用し、遠くを鋭く、手前を広く照らすコンボビーム仕様。直線にもカーブにも組み替え可能なInfinity Ringシステムを採用するなど夜間のトレイルにも万全だ。

インテリアはコンパクトSUVらしい扱いやすさに、トレイルホーク専用のディテールが加わる。ブラックを基調にレッドステッチが映えるシートやアクセントは、ジープらしいタフさと遊び心を演出。コンパクトながら室内スペースはしっかり確保され、後席やラゲッジも積載性十分。ジープの世界観を凝縮した空間だ。

扱いやすさと存在感、その二面性を両立したレネゲードが新しいジープライフを提案

足もとを支えるのはMethod Race WheelsのMR502 RallyとNitto Ridge GrapplerというUSにおける定番セット。前者はシンプルな10ホールデザインとなり、16×7インチ、5×110というレネゲードに丁度良いサイズが揃っていたことも決め手。そこに組み合わせられたRidge Grapplerは、オンロードでの静粛性と快適性を保ちながら、オフロードでは力強いトラクションを発揮するハイブリッド・オールテレーン。コンパクトSUVにジープらしい迫力と走破性を与えている。サスペンションはEIBACH Pro-Lift-KitとJAOS BATTLEZコイルスペーサーを組み合わせたマイルドリフトアップ仕様。
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