1985年の創業以来、アメリカンジープ専門店として歩みを続けてきたタイガーオート。かつてJeepは一部のマニア向けという印象が強かったが、2007年にアンリミテッドが登場したことで状況は一変。いまや普通のファミリーユーザーにも選ばれる存在となったのはご存じの通りだ。
そうした流れを受け、近年では全国のジープディーラーも「車両購入だけでなくカスタムも行なっています！」とアピールしているが、タイガーオートはそれよりはるか以前から、販売・車検・メンテナンスに加え、Jeepの魅力をさらに引き出すカスタマイズを提案し続けている。
昨年8月にオープンした新店舗は、まずその圧倒的な広さに驚かされる。SDGsの理念を取り入れ、ソーラーパネルによる発電やバリアフリーにも対応。「すべての人がJeepライフを楽しめる」をコンセプトに掲げ、現在だけでなく未来を見据えた店舗となっている。ショールームには最新モデルはもちろん、多彩なカスタマイズパーツやJeepグッズを展示。国内メーカー製品はもとより、本場アメリカのブランドも豊富に取り揃え、まさにJeep専門のセレクトショップといえる。Jeepオーナーなら一日中楽しめる空間だ。
メイン車種はもちろんラングラーだが、Jeep初のフルEV「アベンジャー」のデモカーも展示中。電気自動車やハイブリッド車に関心はあるものの不安を抱く人にも、その魅力や実用性を丁寧に説明してくれる。気になる方はぜひ足を運んでほしい。
タイガーオートは、単にクルマやパーツを販売するだけのショップではない。カスタマイズの提案やアフターパーツの相談、さらにはツーリングやイベントなどJeepライフを楽しむための情報発信まで、ユーザーと共に「Jeepのある生活」を築き上げている。その姿勢こそ、Jeepと真摯に向き合い続ける専門店ならではの強みだ。
遠方からでも訪れる価値があるJeep専門店、それがタイガーオートである。
2024年に創業40周年を迎え、新店舗へと移転したタイガーオート。1100坪という広大な敷地は、日本でも最大級の広さを誇る4WD専門店だ。新車・中古車の販売に加え、車検やメンテナンス、カスタマイズなど幅広く手掛けているが、同社がとくに注力しているのが「カスタムコンプリートカー」である。これは車両購入と同時にカスタムを施した状態で納車されるもので、今でこそ珍しくなくなったが、Jeepでいち早く販売を開始したのがタイガーオートである。同社ではそれを「タイガーパッケージ」と名付け、保安基準に適合したカスタムを施し、落ち着いた大人のカスタムを楽しみたい人には打って付けなメニューと言えるだろう。
広く明るい店内には、最新型のフロントマスクやアルミホイール、サスペンションなど、様々なパーツが展示されている。実物を自分の目で確かめられるのが魅力だ。なおタイガーオートでは、オリジナルパーツも販売している。
店舗正面には車いすの駐車場を設け、そこから店内まで段差のないフラットなバリアフリー設計となっている。トイレも車いすやオストメイトに対応しており、これからの時代に必要な設備をすべて取り入れている。
ショールームだけでなく、ピットの広さもタイガーオートの魅力だ。写真には写っていないが、リフトは4基設置されており、オイル交換やパーツの取り付けも、スムーズに対応してくれるのは嬉しい限り。
独特な形状と多彩な点灯方式を選択できるNOVSIGHTのLEDランプや、ARCANE WARRIORのギアボックスを展示。Jeepグッズも豊富に取り揃え、量販店では手に入らない商品ラインナップが大きな魅力だ。
2024 Jeep Avenger Launch Edition
エコで快適な新世代Jeep充電設備も完備してます！
国産メーカーに先駆けて、SUVや本格4WDにEVシステムを採用しているJeep。EVの有用性を確かめるためにデモカーだけでなく充電設備も設置し、ユーザーに先んじてその魅力を検証している。とくにアベンジャーはガソリン車にない力強い加速感や極めて高い静粛性を体感でき、クルマに対する既成概念を大きく変えてくれる。
アベンジャーは特殊なP.C.D.を採用しているため、タイガーオートはAO WHEELSにワンオフ製作を依頼。鍛造製法だが、非常に精微なデザインを実現している。ルーフラックやキャリアはカーメイトを採用し、さらに欧州仕様に設定される「トレイルホーク」グレードのエンブレムも装着した。
- Tiger Auto
- Address：埼玉県鶴ヶ島市高倉1066-1
- TEL：049-286-6644
- OPEN 9：30〜19：00
- CLOSE：火曜日 & 第1･3月曜日
- https://www.tigerauto.com
