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【Top Rankaz】無駄を削ぎ落とした機能美Top Rankazが魅せる250の新境地

ランドクルーザー250──
伝統と進化の間で絶妙なバランスを取る新世代のライトデューティモデル。300系とプラドの中間的な立ち位置で登場し、ラダーフレームを継承しつつも扱いやすいボディサイズと実用性の高さで、発売直後から注目を集めていることは周知の通り。特にアウトドア派からの支持は熱く「オフロードらしさ」と「ちょうどいい感」の同居が人気の理由。国内外のカスタムシーンとの親和性もあり、すでに多くアフターパーツがリリースされている。
そんなランクル250を、US的ジープカスタムで知られる京都の『
Top Rankazトップランカー)』がプロデュース。アメリカの最新オフロードスタイルを常に意識し、シンプルかつクリーンで力強いスタイルを得意とする同店。今回初となるランクル250のカスタムでも、その哲学は貫かれており、方向性はもちろんジープと同じ。走りに直結する機能を優先し、アメリカ的カスタムモッズを適材適所に落とし込むことである。

まず注目したいのはサスペンション。フロントにセットされた調整式2.5インチのコイルオーバーとアッパーアーム、リアにはロアリンクを組み合わせ、全体のリフトアップ量とストロークを適正化。これらは「RTK」というブランドのシリーズで、開発にはアメリカ的知見が惜しみなく注がれた、決して見た目だけではない、実用性と信頼性にこだわった本気のセットアップといえるだろう。
足元を固めるのは「HIGH FORGED Trail Series HF10」。17×8J+35の6H仕様で、ガソリン・ディーゼル問わず装着可能。10スポークのシンプルなデザインながら、しっかりとコンケイブを効かせて立体感と迫力を演出。カラーはシルバーマシンドで、足元に硬質な輝きを与えることに成功。それをラップするのは、NITTOのTrail Grappler M/T。このモデルはマッドテレーンらしいブロック形状とタフな見た目を持ちながら、舗装路での快適性も確保。強靭なサイドウォールが岩場や悪路での耐久性を担保し、深いトレッドパターンが高い排泥性とトラクションを発揮。全天候・全地形に対応する、まさにこの250にベストなセットアップといえるだろう。
ジープで磨かれた哲学を、そのままランクル250に注ぎ込んだコンプリート・カスタム。ストリートでもオフロードでも映える理由は、ブレないヴィジョンとリアルな機能がそのルックスの奥に確かに潜んでいるからだろう。

US的視点が生んだ新鋭ブランド「RTK」

アメリカンオフロードシーンをここ日本にフィードバックする「RTK」。ルックスUPはもちろん、機能主義の思想を軸に、耐久性・整備性・実用性すべてにおいて妥協のないパーツ群を展開するこの先注目のブランドだ。

◆HIGH FORGED Trail Series HF10

「HIGH FORGED Trail Series HF10」は、10スポークのシンプルデザインに深めのコンケイブ構造を採用したモデル。美しい立体感を持たせつつ、JWL/JWL-T規格に適合する強度も担保。カラーはシルバーマシンド/マットブラックの2色を用意。この足元に選ばれたのは、NITTOのTrail Grappler M/T。3プライ強化サイドウォールと自己洗浄性に優れたトレッドパターンを備え、路面の変化を問わず信頼のグリップを発揮。ストリートからアクティブなオフロードを快適に走るためのセットアップといえる。

機能美をテーマにジオメトリーを最適化

「Top Rankaz」の視点で構築されたフロントサスペンションは、RTKブランドからリリースされる調整式の2.5インチコイルオーバーと、鍛造性の強化アッパーアームを組み合わせることで、リフト量とサスペンションジオメトリーの最適化を両立したセットアップとなっている。

リアサスペンションはGA-Fプラットフォーム由来のトレーリングリンク式リアアクスルを、RTKブランドの鍛造ロアリンクで強化。高強度素材が純正以上に耐久性とリニアな動きをサポートし、走破性だけでなく整備性も向上する。

スマホ操作で自在にコントロールできるRTK製LEDルーフライト。8つの独立したユニットが多彩な点灯モードに対応し、オフロード走行時の視認性を高めるだけでなく、ルーフラックを合わせることでルックスもまた大幅に向上。

地面とのクリアランスを保ちながら、必要なときだけサッと現れる電動ステップ。そのRTKモデルはドアの開閉に連動しての自動展開はもちろん、Bluetoothによってスマホからもコントロールが可能。