【MOTO RAGE】機能を高めるためにカスタムする!それがモトレージのポリシー!
ランクルのみならず、本格4WDのユーザーなら一度はモトレージの名を耳にしたことがあるだろう。いちショップでありながら膨大な数のオリジナルパーツを発売するが、生み出された製品はドレスアップのためではなく、機能や性能の向上を目的としている。
そのモトレージが特に重視しているのは、オンロードでの快適性や安全性を損なうことなく、オフロードでも走破性も向上させることだ。それを実現するために、オリジナルのスプリングに専用設計を行なった特注のビルシュタインダンパーを組み合わせることで、あらゆる路面での走破性を向上させている。また、ノーマルよりも車高をアップすることで大きなタイヤを装着しロードクリアランスが拡大するが、さらに頑丈なアンダーガード各種を追加することで、オフロード走行時の安心感とトラブルの予防にも努めている。
また各社から様々なサイドステップが発売されているが、モトレージの製品はボディでなくフレームで固定しているのが決定的な違い。見た目はどれも同じに思うかも知れないが、ロックスライダーとして使えるほどの強度を実現している。
ランクルを手に入れて、いずれは本格的なオフロード走行を楽しみたいと考えている人も多いだろう。そんなユーザー諸兄には、迷うことなくモトレージの製品をオススメしたい!
■LAND CRUISER 250
オリジナルのサスペンションキットに変更し、ノーマルよりも約2インチリフトアップ。タイヤサイズを285/75R18に変更し、ノーマルよりも堂々とした佇まいを実現。外観上はマフラーの装着や、サイドステップ&ヒッチメンバーを追加する程度だが、見える所よりも見えない部分にかなり手が加えられている。まさに「名より実をとる」カスタムだと言えるだろう。個人的には運転席側のコヨーテブロンズの方が似合うように思える。
サイドシルガード&ステップはボディフレームに固定しているため高い強度を誇る。なお余談ではあるが、乗用車からのドアパンチを防ぐ効果もある。
オフロードでの走破性にも配慮したヒッチメンバーを開発。フレームに挟み込むので、強度も抜群だ。
オリジナルのスプリングに変更し、ノーマルよりも約2インチのリフトアップを実施。減衰力は固定式だが、モトレージ・岡本社長の長年のノウハウが盛り込まれたオリジナルビルシュタインショックは、オンロードでは快適な乗り心地と安定性を追求。それでいてオフロードではしなやかなストロークを実現しているので、まさにオールラウンダーな性能と言えるだろう。またリフトアップに伴い、リアのラテラルロッドも交換している。

燃料タンクガード

トランスファーガード

アンダーガード

ミッションガード

スキッドプレート
床下各部を、ジュラルミンやアルミ合金製の強靭なガードを装着してしっかり保護し、トラブルを未然に防ぐ。なおスキッドプレートはブラックも設定する。またミッションガードはガソリン/ディーゼル個別に設定する。
ブレーキは前後ともモトレージのスリットローター&パッドに変更。タイヤサイズの変更やパーツの追加で車両重量が増加しても、安心して止まることができる。
■LAND CRUISER 70
フロントのコイルスプリングを変更、リアは増しリーフの追加で構造変更をすることなく1.5インチのリフトアップを実現。なお、オフロードの走破性を重視したり、荷物を沢山積載する機会が多いユーザーには、構造変更が必要なリーフスプリングも用意。フロントバンパーはウインチベッド内蔵のFRP製。リフトアップしたことで、タイヤサイズは285/75R17に変更。ホイールは250と同じくMKWのM205をセットする。
ランクル250と同じ構造のサイドシルガード&ステップに変更。マッドガードの穴を防ぐパネルも用意する。ガード類はスキッド、リヤショック、燃料タンクの3種類を設定。GDJ76のブレーキは甘めなので、スリットロータ&パッドの交換で制動性能を向上させる。