TOP > 記事 > 【MIKI SUZUKI】カラー変更は三木スズキの得意技!個性的なノマドが早くも誕生した

【MIKI SUZUKI】カラー変更は三木スズキの得意技!個性的なノマドが早くも誕生した

 JB64/74が登場した直後にいきなりオールペンを行ない、真っ赤なジムニーを発表した三木スズキ。純正では設定されていない色に変えただけ…と思うかもしれないが、そのインパクトは絶大で、赤ジムニー=三木スズキという印象をあっという間に全国に知らしめた。それに続け!というわけではないが、4月にデリバリーが始まったノマドも、早速カラーチェンジを実施。ただしノマドには赤/黒ツートンが設定されている。ありがちなアースカラーもツマラナイ…。そこで選んだのは、ジープ・ラングラーに設定される「アール」というカラーだ。
 グレー掛かった水色という不思議な色合いだが、ルーフと足もとをブラックで引き締めることで非常にバランスよく仕上げられている。フロントグリルは、純正オプションをグロスブラックにペイントしたBKスタイルに変更。メッキのギラギラ感を敢えて払拭し、落ち着いた雰囲気を醸し出す。
 足回りは三木スズキのシエラ用を装着して3インチリフトアップするが、もちろんノマド専用のサスペンションキットを開発予定。またリフトアップしたことで、タイヤサイズを225/75R16にアップ。ホイールは以前から発売するASTRO DCを組み合わせるが、ジムニーよりも全長が長いノマドには、16インチの方が似合うと言えるだろう。今回は比較的シンプルなスタイルだが、現在フロアマットやルーフキャリアなども開発中。ノマドオーナーは期待して待たれよ!

グレーのような水色のような、独特な色合いの「アール」にペイント。グリルは純正オプションをベースにしつつ、グロスブラックで仕上げたBKスタイルに変更。またウインカー類もクリアに変更し、モノトーン化することで落ち着いた印象を感じさせる。

5ZIGEN SP SPEC STREETのノマド用を早くも装着。右側デュアル出しのデザインは非常にスポーティで、精悍な後ろ姿を演出できる。もちろん保安基準に適合しており、車検も問題なし。またMBROのコンビランプに変更し、ノーマル感を払拭する。

CHECK1:クルマとホイールのバランスを考えて16インチをチョイス!

リムの周辺には段差やビードロック風のデザインを施し、逞しい印象を感じさせるASTRO DC。レンコンホイールと形容されるデザインを採用するが、可能な限り深さも追求する。またセンターキャップが装着できるのも魅力的だ。デモカーにはマットブラックを装着するが、マットブロンズも設定する。

ノーマルよりも大きなジオランダーM/T G003(225/75R16)を装着。荒々しいショルダーが、ノマドに逞しさを与える。

CHECK2:ただ車高を上げるだけでなく各部の補正もしっかり実施!

三木スズキのオリジナルショック&スプリングに交換し、3インチのリフトアップを実施。ショックの減衰力は固定式だが、ノーマルよりも長く、太い物に変更することでオンロードでの安定感とオフロードでのストローク量を確保。また細かな補正も行ない、違和感のない走りを実現している。

ラテラルロッドの変更や、キャスター角を補正するブッシュも装着し、直進性も追求する。
3インチ以上リフトアップする場合は、ドライブシャフトとクロスメンバーが干渉する。そのため、それを回避する専用のメンバーも装着する。