日本を代表する老舗ジムニープロショップであり、ジムニーのスペシャリストとして知られるアピオ。アピオの前身となる尾上自動車が創業した1969年以来、エントリーユーザーから競技に参戦するクラスのドライバーまでが満足する、ジムニーの機能と本質を追求した飽きのこないスタイルを提唱。その姿勢は幾分もぶれることなく継承され、JB64、74、そしてノマドへと受け継がれている。
■JIMNY NARROW SIERRA【JB74】

●タイヤ:YOKOHAMA GEOLANDAR X-MT
(6.50R16)
●ホイール:APIO WILDBOAR Ventura
(16×5.5J インセット20)
●リフトアップ量: 40㎜
林道を走る際にボディは小さいほどいい。同時に1.5ℓエンジンの余裕も欲しい。この要望を叶えるのがナローボディのJB74だ。
純正オーバーフェンダーをナローフェンダーに交換することにより、純正比で片側約30㎜減。この変化は数値以上に大きくリアルに体感できる。一方サスペンションは、7440サスペンションキットで40㎜の車高アップ。サイドシルにはH・Dサイドシルガードを装着し悪路走行に備えている。
このクルマのもう一つポイントが新製品の「しし狩りバンパーfor JB74」。既存のバンパーをベースにシエラに合わせ40㎜ワイドに。また無加工で装着可能なブラケットもセットとなっている。「オフロード性能」というジムニーの本分を高めたジムニーシエラ。デザイン、機能だけでなく独創性という観点からも見逃せないカスタマイズとなっている。
名品先代「しし狩り」がJB74専用に進化



前型ジムニーの時代から、アピオの代名詞と言える大ヒット商品がしし狩りバンパー。現行ジムニーでも64、74の共用とされていたが、ついにJB74専用品が登場した。変更点としては、シエラに合わせて幅を40㎜拡大してサイドまでしっかりとガードできるサイズとなったこと。またスキッドプレートも拡大し専用品としている。サイドはフォグランプを装着できる形状としつつ、ランプガードも装備するなど機能性も高めているのが特長となっている。

ナローフェンダーを装着して機動性を向上。サイドシルにもガードを装着する。なおホイールはジムニーサイズの16×5.5J、タイヤはX-MTの6.50×16。

サスペンションはオンオフともに快適と定評のある7440キットで40㎜の車高アップ。スタビライザーは開発中という強化スタビライザーを装着していた。


クオーターガラスにはポーチなどを固定できるペリカンイージークリックモールパネルを装着。他にもジムニーの内装を機能的に使えるパーツが揃っている。

■JIMNY SUNLIGHT号【JB64】

●タイヤ:TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T
(185/85R16)
●ホイール:APIO WILDBOAR D
(16×5.5インセット2)
●リフトアップ量:40㎜
現行型のJB64/74となって増えた、おしゃれユーザーに向けたアピオの答えがこのモデル。
このJB64、街乗りスタイルのように見えるが、実は羊の皮をかぶった狼。ベースとなるのは同社のコンプリートカー、TS4。カスタム内容は前後バンパーやサスペンション、マフラーなど多岐にわたる。特にマフラーは新開発のタクティカルバンパー用の静御前となっており、スマートなリアビュー。さらにオプションパーツとして実用強度を確保したけん引フックやレイヤードグリル、シートカバーなども装着しており、毎日の通勤から週末のオフロードまであらゆる場所を過不足なく楽しめる仕様となっている。
シックなマットネイビーのカラーでカモフラージュされているが高い性能を持つカスタムはアピオだからこそ。かわいいけどすごい。そんなカスタムとなっている。

周囲にナットが用意されたレイヤードグリルに交換。このナットを利用すればオプションのアイテムを装着することが可能。

リアバンパーに合わせてマフラーエンドの位置を設定した、タクティカルバンパー専用の静御前マフラーを装着。

丸形のテールランプが個性的なタクティカルリアバンパー。けん引フックは緊急時の使用を考え9㎜の厚さを持たせている。

コーデュロイを使用したヴィンテージスタイルシートカバーとラゲッジマット。他のカラーバリエーションも揃うオプションアイテム。

ZERORISE

純正車高のまま走りの質を高める。そんなコンセプトで生まれたサスペンションが新製品の「ZERORISE/ゼロライズ」。高い製造技術で作られたスプリングは、しなやかでありながら腰のある特性で安定感のある走りを実現。専用開発の減衰力調整式ダンパーと組み合わせることでその性能はさらに高まる。純正サスペンションをはるかに凌駕するフィーリングだ。

中速域以上の速度になると安定性が高まっていく。操作に対してのレスポンスも適正で不安なく踏めるサスだ。
- Apio
- 神奈川県綾瀬市吉岡651
- 0467-78-1182
- 営業時間:10:00〜18:00
- 定休日:火曜日・水曜日・祝日
- https://www.apio.jp/