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【4×4エンジニアリングサービス】変わらぬアイデンティティを貫きつつ新たな視点で今までにない製品を創造

日本国内で、最も歴史のある四輪駆動車のアフターパーツメーカー。それが4×4エンジニアリングサービス(以下、4×4ES)。カスタムのことをあまり詳しく知らなくても、「カンサス」や「ブラV」の名前を耳にしたことがある人は多いと思うが、これらはいずれも4×4ESのブランド名で、二つ名で呼ばれるほど多くのファンから愛され続けている。4WDの持つ走破性を損なわず、その性能をさらに引き上げることをモットーとして様々なパーツがリリースしているが、そのスタンスは今後も揺らぐことはない。

JIMNY

4×4エンジニアリングサービスと言えば、ランドクルーザーのオリジナルパーツを積極的にリリースする印象が強いかもしれないが、ジムニー用のパーツも豊富にラインナップ。現在のメイン車種はJB64/74、そしてジムニーノマドにシフトしつつあるが、ジムニーはモデルチェンジしても互換性が非常に高く、歴代モデルに装着できるアイテムも発売中だ。
クルマの足もとと言えば、真っ先に思い浮かべるのがアルミホイール。四半世紀以上前から継続販売されているブラッドレーVは、オフロードを走るために開発された、リアルオフローダーのためのアルミホイールと言っても過言ではない。鋳造の1ピース、シンプルなデザインにはすべて意味があり、これぞ機能美と言えるだろう。
もちろんオフロード走行はあまり考えておらず、もっとスタイリッシュなファッション性を高めたいユーザーもいるだろう。そんなニーズに応えるのが、Air/Gシリーズ。近年はカスタムの方向性にも多様性が求められる時代だが、4×4ESは「変わらないもの」を大切にしつつ「時代に合わせたもの」も提案し続けて行くだろう。

◆Air/Gシリーズ

ガンメタリック

マットブラック

マットブロンズ

マットガンメタリック

四半世紀以上に渡り販売され続けるブラッドレーVは、日本だけでなく世界中で愛用されるベストセラーモデル。

排土性を重視したデザインや、強度を追求するためにリムの端まで伸びたスポークは、機能から生み出されたカタチだ。また鍛造に匹敵する軽さを追求したブラッドレーVエボリューションは、クラス最軽量級の6.07kgを実現している。

JIMNY SIERRA

ビッグカントリーサスペンションのコンセプトは、オフロードの走破性を高めながらも、オンロードでの安定性や快適性も追求し、まさに万能な性能を実現。また、ショックとスプリングだけでなく様々な補正部品やガードもラインナップしており、ただ車高をアップするのではなく性能も向上できるサスペンションだと断言したい。

高い耐久性に加えスタイルも重視

ジムニーに乗るユーザーが全員オフロードを走るわけではないし、中にはブラッドレーVが「シンプルすぎる」と思う人もいるだろう。そんなユーザに向けてリリースするのがAir/G Rocks。幾何学的なディスク面とビードロックをイメージしたデザインは、ジムニーの足もとに優美さを感じさせてくれる。カラーはマットブラックとステルスブロンズを設定。

エクステリアパーツでは、シンプルなリアラダーを発売中。デモカーにはスチール製でマットブラック塗装したモデルを装着。また、ステンレス素材でハンドバフで仕上げられた仕様も用意される。

サスペンションの補正や各種ガードも発売中

ビッグカントリーサスペンションの基本はコイルスプリングと専用ショック。スプリングは30㎜リフトアップと70㎜リフトアップの2種類を設定。リフト量に合わせてキットの構成内容が変わるが、ステアリングダンパーやブッシュなどを含めたバリエーションを豊富に用意。自分のジムニーに最適なセットを選択できる。また、他にもオプションで様々なパーツを用意しており、自分の使い方に最適なパーツを追加できる。

ローディングアームとトレーリングがボディと繋がるピボット部分をスチール製のガードでしっかり保護。オフロードで引っかからないよう、スキッド性を追求した形状を採用する。

リフトアップするとスタビラーザーに引っ張る力が加わり、サスペンションの動きが損なわれる。これをノーマルと同じ角度に戻すために、ブロックを挟み角度を改善するスタビライザーダウンブロック。

ノーマルよりも太いタイヤを装着すると、わだちの影響を受けやすくなる。直進性の改善を図るには、ステアリングダンパーの交換が効果的。セットだけでなく、単品でも購入可能。

燃料タンクを岩などにヒットさせると、重大なトラブルになり自走できなくなる可能性がある。それを防ぐために、スチール製の頑丈なガードを装着。オフロードデビュー前に装備したい。

30㎜リフトでは必要ないが、70㎜リフトの場合プロペラシャフトとクロスメンバーが干渉してしまう。そこでブラケットを追加し、ノーマルのメンバーを前方&下方にオフセットし回避させる。クロスメンバーを外している人も多く見られるが、厳密に言えばボディ合成が下がるし、車検に通らないという話も耳にする。リフトアップ量が70㎜以上のユーザーは、装着を勧めたい。

リアショックの根本にも、ガードを追加。ホーシングの前とショックの下側の2箇所で確実に固定する。ロックセクションではショックが破損することもあるので、備えあれば憂い無しだ。

車高を上げるとラテラルロッドが傾き、足回りと車体のロールセンターがズレ不快な横揺れが起きる。ブラケットの追加で角度を補正すると、リアサスが綺麗に上下し快適な挙動となる。

遂にデリバリーが開始されたジムニーノマド。4×4ESがシエラに設定するブラッドレーV/ブラッドレーVエボリューション/Air/G Rocksのいずれも装着が可能だ。

  • 4x4Engineering
  • 愛知県名古屋市中川区広川町1-1-2
  • 052-715-4411
  • 営業時間:9:00〜18:00
  • 定休日:土曜日・日曜日
  • https://www.4x4es.co.jp/