東京オートサロン2025に、SUVだけで6台の車両を展示したKUHL(クール)。注目モデルは多数あったが、ここで取り上げるのは、35㎜オーバーフェンダーを装着して大人の洗練さを誇るこのランクル300。前後のハーフスポイラーやリアウイングはすでに発売されていたが、そのフォルムをさらに進化させるのが、ワイドフェンダーという要素だ。
注目すべきポイントは、その美しいデザイン性。ノーマルのキャラクターラインと完全に融合しており、いかにも大きなフェンダーを付け足したような印象は一切感じられない。ランクル300をよく知らない人が見たら「これがノーマルの形」と思うほど、自然なスタイリングなのだ。それはオリジナルのキャラクターラインを活かしつつ、まったく新しいカタチを実現したからにほかならない。ちなみにこのコンセプトはKUHLのあらゆるパーツに共通しており、片岡代表の「美に対する挑戦」を具現化したものといえよう。
また足もとにはランクル300のために専用開発した、鍛造1ピースホイール・VERZ‐RACING FORGED VRF01Lをセット。オーバーフェンダーの装着を前提としたインセットに合わせることで、立体感をさらに強調している。
悪戯に飾り立てず、ランクル300の上品さをもっと強調する…。まさに「美の巨人」と表現したくなるような、高貴な佇まいを感じさせてくれる仕上がりなのだ。










◆VERZ- RACING FORGED VRF01L


- KUHL JAPAN
- ☎0568-93-0353(VRARVA 名古屋)
- https://kuhl-japan.com