最新のFLEXカスタムを見れば、現在の〝リアルなランクル像〟を感じ取れることができる。そう、ネオクラな『Renoca（リノカ）』コンプリートなど、ランクルカスタムの第一人者であるFLEXが満を持してランドクルーザー〝250〟のカスタムを始動！そのファーストエディションが『IRONMAN 4×4（アイアンマン）』を中心に、新世代のオフローダーにまとめたスタイルだ。
このアイアンマン、オーストラリアに本社を持つ本格派4WD向けパーツメーカーで、エクステリアのカスタマイズパーツのみならず、 サスペンションやキャンプギアも取り扱う。今回その姿を披露したランクル250用のパーツのほか、ランクル70（GDJ76）用パーツ、さらにはランクル300や150プラドに向けた専用品など、近日中にFLEXでの導入スタートが決定している。
これら本格派のパフォーマンスと機能美に溢れたアピアランスで、ランクル群のカスタマイズは、よりオーナーの理想に近づくだろう。
■【ランドクルーザー250】IRONMAN 4×4
今回のFLEX250カスタムの最大のポイントは今後FLEX CUSTOMとして本格的に導入されるアイアンマン 4×4製パーツをセンス良く選びランクル250に装備したこと。特にポイントとなるのが、フロントバンパーに追加されているバンパーガーニッシュを装着。ノーマルのフェイスを崩さずにちょいゴツめのタフさをアピール。
LEDライトを内蔵しているほか、下まで伸びてスキッドプレートの役割も果たす機能美が魅力！さらに、けん引フックの装着も可能としている。
現在開発中のFLEXオリジナルのリフトアップサスペンションで2インチアップしたランドクルーザー250。そこにクリムソンの最旬モデル『MG・アーマーFF（18×8.0J+52）』を合わせた。圧倒的に深いコンケイブデザインに、先端で分かれる力強いツイン6スポークによる強烈な立体感を持つホイールで、250の足もとにピッタリ。タイヤはTOYO TIRES OPEN COUNTRY A/TⅢ（265/70R18）で、ダミーボルト付のJAOS製フェンダーガーニッシュとも相まって、ワイルドなスタイルを構築している。
近年トレンドであるオーバーランドスタイルには必須のルーフラックにもアイアンマンをセレクト。中でもルーフと一体化したようなフラットタイプがその人気をけん引しているが、アイアンマンラックもその流れをキッチリと踏襲。見た目にナイスなゴツゴツしたフォルムを構築しているが、さらに拡張性に優れたギミックも採用。今回のデモカーはラックのフロントにLEDライトバーを備えていた。またキャリアにアクセスするために、FLEXの250はラダーフレーム製のショート丈のリアラダーをセットしていた。
ランクルの車両盗難に備えるFLEXからの2つの提案！シンプルな物理的セキュリティこそ最強説！
昔から常に車両盗難や車上荒らしの危険と隣り合わせにあるるランクル。人気が高まれば高まるほど狙われやすくなるし、純正セキュリティ搭載があっても窃盗団は対策していることも多い。そこで盗難を防ぐ手段として効果的なのが、物理的なアイテムだ。それがここで紹介する 『ブレーキペダルロック』と 『CANプロテクションキット』。ちなみにこれらは全国のFLEX店舗で購入可能。
それぞれその構造はシンプルな物理的セキリュティだが、だからこそ効果が高い。これらを壊さないと車両盗難はできないが、時間が掛かるので犯行が発覚する可能性が高くなるというワケだ。自動車盗難の抑止効果が高い防犯アイテム 『ブレーキペダルロック』と 『CANプロテクションキット』を、FLEXで手に入れて、愛車の盗難対策をしよう！
『ブレーキペダルロック』は文字通りブレーキペダルを物理的に固定するという防犯パーツで、ブレーキペダルのアームの奥に取り付けてロックをするとアームが固定され、ブレーキペダルを踏み込むことができない……。つまり、結果としてエンジンが掛からないという仕組みだ。
『CANプロテクションキット』は、CANインベーダーと呼ばれる車両盗難に対抗する手段。金属製カバーで物理的にECUを囲むことで、CANインベーダーによるECUへのアクセスを防ぐアイテム。金属製かつ車種別で専用設計された強固さで、ECUの保護は確実。専用ボルトの脱着には特殊工具が必要と、万全の仕上げだ。
■【ランドクルーザー76】IRONMAN 4×4
タイヤ＆ホイール以外のカスタムは、ほぼ全身をIRONMAN 4×4（アイアンマン）で武装した。再再販ランドクルーザー76。バンパーは強靭なスチールバンパーで76の無骨さにピッタリ！よく見るとかつて日本で流行ったようなクロカンバンパーとは一線を画す造形美が見て取れる。しかもウインチ内蔵タイプでけん引フックは付属、LEDフォグやアシストランプもオプションで組み込むことができそうだ。
また先のページでも伝えたが、このアイアンマン4×4のバンパーやラックといったカスタムパーツを、FLEXでは今後も積極的に取り扱っていくという。対象は再再販ランクル76と150プラド、ランクル250、そしてまだその姿を披露していないが、ランクル300もアイアンマンスタイルにカスタム可能。
ランクル70はバンパーやルーフラックだけでなく、アイアンマン4×4のサスペンションキットで２インチアップし、ショックは前後とも換装。とりわけランクル第二の故郷とも言われるオーストラリアで鍛え上げられた足回りはしなやかで腰があるイメージだ。足もとにはオープンカントリーM/T（LT285/70R16）と国産鍛造ホイールの最高峰であるRAYS・ボルクレーシングTE37XTをセット。元々ハイレベルなパフォーマンスを誇るナナマルの走りをオン＆オフの両面から磨き上げている。一方でロングツーリングのため、再販76用のBRIDEシートのレールを加工して装着。
ランクル76の室内で注目なのが、新しく登場したFLEXオリジナルのセンターコンソールボックス。小物入れやカップホルダーを追加できるだけでなく、閉じた状態ではアームレストにもなる。これを搭載したほか、カロッツェリアのナビをインストールして快適化。
ルーフラックやカーオーニングにもアイアンマンを採用。これらも近年続々進化し、フレームの強度や耐久性が上がり、ペグダウンしなくても自立するものが主流（もちろん強風時にはペグダウンも可能）。さらにこれからのオーバーランドスタイルでのトレンドが、簡易シャワールーム。驚くほど簡単設営でルームが展開できる電動シャワーだ。水はルーフに取り付けたタンクから給水する。それぞれLEDライトも内蔵している。
■これから人気が本格化すること間違いなしの、150プラドのカスタムスタイルを改めて提案！
【ランドクルーザー150プラド】IRONMAN 4×4
ランクルファン垂涎のカスタムスタイルを多数提案してくれたFLEXだが、現行型のランクルを新車で手に入れるのはまだまだ困難であるということを忘れてはいけない。そこで改めてカスタムの余地があるモデルが〝150プラド〟だ。その人気に比例するように、150プラドはユーズドや新古車などが充実。さらにカスタム手法やパーツも充実している上、サイズ感もちょうど良いのでこれからランクルに乗るユーザーにもピッタリだ。
なお、今回のデモカーには、ルーフラックやサイドステップなどにアイアンマン4ｘ4のパーツを装着。さらに2インチのリフトアップやデルタフォース・オーバルとオープンカントリーR/Tという鉄板のコンビをセット。またラリーカーと同じく某輸入車と同じソリッドなグレーでペイント済み。プレミアムなアウトドアスタイルを構築している。
チームの努力が実り5年越しの栄冠！AXCR2024 T1Gクラスで優勝！！！
優勝の哀川 翔さんが総監督を努める『FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES（ドライバー：川畑真人/コ・ドライバーDaychapon Toyingcharoen）』は、2024年８月11日〜17日にタイ王国スラタニ-カンチャナブリで開催された『アジアクロスカントリーラリー（AXCR）2024』に参戦。LEG5（SS5）まで19分差のあった2位から、最終SSの LEG6（SS6）で大逆転を果たし、わずか1分27秒の差という劇的なクラス優勝を飾った。
前半はショックアブソーバーの不具合、リヤサスペンション破損、ミスコース続出など、苦闘の連続となった。そこで諦めずに攻めの姿勢で挑んだことにより、チームはクラス優勝で大逆転劇を演じた。また総合順位でも、メーカーワークス勢やハイパワーの強豪(T1D)がいる中で、16位という堂々たる結果を残したことも素晴らしい。まさに5年ぶりの屈辱を晴らしたといえよう。
哀川総監督はメンテナンス作業の立ち合いなど、選手やスタッフを激励してチームを鼓舞し続けたが、今回の勝利に「チーム一丸となった勝利です。2011年からはじめてようやく掴んだ勝利となりました。感無量です。まずはみんなにお疲れさま、そしてありがとうと言いたいです」 と喜びを語っている。
最終LEGとなるSS6で大逆転して、クラス優勝を飾った。レース中はまさに悪夢のような出来事起きた2100㎞のオフロードだったが、ゴールしてみれば夢のような勝利でもあったのだ。
- 公式インフォメーション●http://www.magicaltv.net/flex_racing
- 参加車両●アジアクロスカントリーラリー2024 AXCR仕様
TOYOTA LANDCRUISER 150 PRADO FLEX Racing SPEC.
総監督●哀川 翔 ドライバー●川畑真人
車両製作協力●中央自動車大学校 CTS（http://cts.ac.jp）
FLEX●https://www.flexnet.co.jp
ーーーーー
- フレックス ランクルJEEP店
- https://www.flexnet.co.jp
