愛車には普段オフロードレース活動で使用している『OPEN COUNTRY M/T-Ｒ』ではなく、『OPEN COUNTRY M/T』をセットしているという三浦選手。タイヤの評価としては各メーカーのマッドテレーンタイヤの中でも、随一の静粛性を誇るとか。これは使用シーンや使用状況が日常の使い勝手に配慮されているためM/T-Rとは内部構造がだいぶ違うこと、さらにセンターとサイドにブロックが並ぶ不均等のブロックパターンの採用によってノイズを発生させにくくするだけでなく、打ち消しあって消す効果もあるため。またブロックにはディープサイプが刻まれており、静粛性や雨天の排水性といった乗用ニーズにも対応している。
ブロックや偏平率が乗用タイヤより高くなるため、初めて乗った時は若干よれるような印象は受けるかもしれないが、ハンドリングなどの応答性、路面の変化に対するインフォメーションを正確に受け取れるため、不自然な挙動はなく、走っていてもストレスはないそうだ。もちろんマッドテレーンに属するオフロードタイヤなので、耐カット性やケース剛性もしっかりしている。なお三浦選手曰く「どこにでも行ける…ではなく、どこでも安心して乗れるM/Tタイヤ」なのだとか。タイヤはカッコ良さと普段使いの両立を狙ってLT265/75R16サイズのOPEN COUNTRY M/Tをチョイス。合わせたホイールはクリムソンのMGモンスター16インチ。この組み合わせにより、タコマのアメリカンな雰囲気をより強調している。
三浦選手の現在の愛車は2018年式のUS.トヨタ タコマTRD PRO。純正でFOXショックアブソーバーを採用し、ノーマルでも高い走行性能が与えられたグレードだ。加えて車高をフロント2インチ、リア1.5インチアップと空荷でも水平を保つように前後量でリフトアップ。ほかにフェンダーやサイドステップには、アメリカ軍・政府が唯一認めたミルスペックを誇るLINE-X塗装を施工し、独特のザラザラした質感で保護とスパルタンなエクステリアに仕上げた。また本格派パーツのARB4x4のルーフラックを搭載し、そこに同じARBのサイドオーニングやライトバーをセット。オーバーランドスタイルを構築している。
高性能ガラス保護用プロテクションフィルム「ARMORTEK」を施工！
今回三浦選手はエスアンドカンパニーで国産・高性能ガラス保護用プロテクションフィルムのアーマーテックをフロントウインドウに施工。
その効果は高い透明性・高い耐擦過性・高い耐候性・高い撥水性を誇り、飛び石からの保護性能は相当なもの。また例えば誰もが知っている某高級ブランド店のショールームにセキュリティの意味で採用されているなど、信頼性の高さは折り紙付きだ。もちろんフィルムの性能だけでなく、貼っていることを気づかせないディテール処理、経験に基づいた手際の良さがもたらす作業の早さなど“名人芸”の域にあるS&カンパニーのカーラッピング技術があるから、その効果や仕上げは美しいといえよう。
飛び石などのガラス割れ対策として窓に施工した三浦選手だが、 エスカンの鹿田代表の説明で保護効果だけでなく、撥水性能にも驚いていた！
【取材協力】S&Company エスアンドカンパニー
日本のカスタムシーンにイチ早く“カーラッピング”という手法を持ち込んだエスカンこと『エスアンドカンパニー』 。ボディをガラッと色変えするカラーフィルムのほか、近年は純正塗装を飛び石から守る透明フィルム（PPF）も近年大人気。このPPF（ペイント・プロテクション・フィルム)は、透明のポリウレタン製フィルムを自動車やバイクなどのボディ表面に貼ることで外的な要素からボディを保護し、傷から防ぐ製品のことを指す。ボディやウインドウの保護の観点から、高級車や旧車といった少しでもボディにダメージを与えたくないたくさんのカーガイから支持されている。
OPEN COUNTRY ブランドアンバサダー三浦昂選手
エスカンの名物のひとつが室内トイレのドアに書かれた数々のクルマ好き有名人のサイン！ もちろん三浦選手サインを書いていたのだ。
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