ホイールの企画から開発、販売までを手掛ける『トレジャーワン・カンパニー』は、ここで紹介する『TRYAIR（トライエアー）』ブランドから『TAD』『TAS』『TAM』、『TAM2』といった要注目のアルミホイールをリリースしている。ホイールのネーミングはそれぞれD（ディッシュ）、S（スポーク）、M（メッシュ）を表しているが、実はこれらのホイールはすべて鍛造ホイールなのである。そう、ご存知だろうが鍛造製法にはメリットが多い（左解説を参照）。
さらにこの4WD・SUV専用鍛造ホイールのトライエアーは、オーナーが希望するデザインとカラーで4本からホイールを発注できる、言わば〝セミオーダーメイド・ホイール〟で、リーズナブルなのが最大の魅力だ。
また迫力のデザインをブランドのネーミングに込めた『WILDPORTER（ワイルドPORTER）』シリーズでは、丸穴ディッシュデザインの『WILDPORTER Funk DDC（ワイルドポーター・ファンク ディーディーシー）』も要注目だ。
◆TRYAIR TAD
◆TRYAIR TAS
「S」の名を冠した鍛造6スポークホイール。スポーク自体は軽量感と力強さを両立させるギリギリのラインまで攻め込み、一方で8交点メッシュデザインのTAM同様に、スポークの2カ所を折り曲げることで、コンケイブスタイルが際立ち、抑揚を感じさせるデザインとした。
◆TRYAIR TAM
◆WILDPORTER Funk DDC
※鍛造製法のメリットとは？
溶かしたアルミを型に流し込んで成型する鋳造製法に対し、アルミの塊を加圧して成型する鍛造製法は、内部組織が均質化され、均一な厚みで強靭さを得られる。さらにアルミホイールとしたときには、肉厚を薄くしながら必要十分な強度を保てるため、肉薄かつ軽量にしやすい。そう鍛造ホイールは〝軽さ〟と〝強さ〟を高レベルで実現しているのだ。例えば同サイズの鋳造アルミホイールと比べてみると、約20～30％は軽量化を図れるのが大きなメリット。この軽さは、重量のあるタイヤと組んだときのバネ下荷重の軽減に貢献する。そして軽快なハンドリングや燃費向上までもが見込めるのだ。
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