新たに発表された「ランドクルーザー250」。気になるプロフィールは多々あるが、ではアフターマーケットから見た250の印象はどうだろう?何よりも気になるのはタイヤ。確認してみると、なんと出展された250全車に、TOYOの「オープンカントリーATⅢ」が装着されている!ATⅢといえば昨年発売されたばかりの、オープンカントリーの主力オールテレーンタイヤだが、まさか純正採用されるとは。最大の特徴はシビアスノーをも担保するスノーフレークマークを有していることだが、純正タイヤでこのマーク付きのタイヤが採用されるのは珍しいこと。その機能性をランクル側が求めたということだろうか?さすがにホワイトレター仕様は設定されていないようだが。
サイズは265/70R18で、従来のランドクルーザー300にもランドクルーザー プラド150にも、ありそうでなかった新サイズ。ホイールはもちろん18インチだが、6穴、PCD139.7のスペックは従来通り。気になるオフセットは後日のレポートとなるが、さて、アフターマーケットの動向はどうなるか?
■様々なシーンにマッチする充実のラインナップ
現在、オープンカントリーは4つのカテゴリーに充実の7種をラインナップ。その中からさまざまなアウトドアシーンにマッチする4種類のモデルを紹介する。
OPEN COUNTRY A/TⅢ
街へ。山へ。より自由な走りを可能にする!
スノーフレークマークの要件を満たし、降雪時の性能を担保しているため、季節を問わず使用することが可能なオープンカントリーA/T Ⅲ。トレッド部に大きなブロックを配置した力強いパターンデザインを採用し、一般道での操縦安定性と快適性を確保するとともに、キャンプ場や林道など凸凹のある路面環境でも安定した走行をサポートする。新たにホワイトレター22サイズが選べるようになった。
OPEN COUNTRY R/T
レースからアウトドアまでスマートにこなす
マッドテレーンとオールテレーン、両者の特長を兼ね備えた新カテゴリー〝ラギッドテレーン〟タイヤとして登場。アグレッシブなルックスにハードなオフロードでのトラクション性能を持つ一方、オンロードでのスムーズな乗り心地と走行安定性も合わせ持つ。ロードノイズはマッド系タイヤよりは静か。軽自動車から大型SUVまで、幅広いサイズラインナップも魅力である。
OPEN COUNTRY M/T
オープンカントリーの最高峰プロスペック
オープンカントリーシリーズ最高の悪路走破性を誇るタイヤ。アグレッシブで機能的なトレッドデザインを採用し、苛酷なオフロードを走破できるパフォーマンスを実現した本格マッドテレーンである。その実力は数々の国際オフロードレースやラリーで実証済み。全サイズLT、またはC規格に対応する。ホワイトレター仕様、またオフロードスペックを特化させた〝M/T-R〟も揃えている。
OPEN COUNTRY M/T-R
より過酷なオフロードで走りをサポートする
ダート路面をはじめとするオフロード走行で、さらに実力を発揮する「M/T-R」仕様を設定。過酷なオフロードレースを走破するタフネスなタイヤ構造を採用。トレッドのテーパーブロックはトラクション性能と偏摩耗を考慮した形状、各部ブロックにはディープサイプも刻まれオンロードのウェット性能も強化している。バハ1000やダカールラリーなどを戦うマシーンがこぞって採用する。
- トーヨータイヤ
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