TOP > 記事 > 【トレジャーワン・カンパニー】飽きのこないシンプルスタイルがイイ!〝軽さ〟と〝強さ〟を実現した傑作鍛造ホイール「TRYAIR」

【トレジャーワン・カンパニー】飽きのこないシンプルスタイルがイイ!〝軽さ〟と〝強さ〟を実現した傑作鍛造ホイール「TRYAIR」

◆TRYAIR TAD

 ホイールの企画から開発、販売までを手掛ける『トレジャーワン・カンパニー』は4WD・SUV用のホイールに注力している。ここで紹介する『TRYAIR(トライエアー)』ブランドから『TAD』『TAS』『TAM』、そして先頃ランクル300等をターゲットに据えた『TAM2』をリリースして、ラインナップを4種類に増やした。

マットブラック

ホイールのネーミングはそれぞれD(ディッシュ)、S(スポーク)、M(メッシュ)を表しているのだが、実はこれらのホイールはすべて鍛造ホイールなのである。そう、ご存知だろうが鍛造ホイールにはメリットが多い(下の解説を参照)。
さらにこの4WD・SUV専用鍛造ホイールのトライエアーは、オーナーが希望するデザインとカラーで4本からホイールを発注できる、言わば〝セミオーダーメイド・ホイール〟であるため、自分だけの個性を大事にしたいユーザーには魅力。またハイパフォーマンスな鍛造ホイールが、リーズナブルなのが最大の魅力だ。今回マッチングした鍛造ディッシュのTADはタフな雰囲気が強く四駆にオススメだ。

センターを囲っている無数のDウインドー形状が特徴的な鍛造10ホ―ル・ディッシュホイール。ディスクデザインはオールドファッションなオフローダー感があらうが、そこに今どきのコンケイブスタイル&リムフランジのビードロックテイストを融合した重厚感のあるデザインを採用。新世代の鍛造4WD・SUVホイールという仕立てなのだ。
 
ビードロックリングを想起させるリムフランジスタイルを採用しているが、そこには鍛造ホイールの証として〝FORGED〟などがマシニングで刻まれている。
 
逆反りのコンケイブ形状としたセンター部は、シンプルなフラットタイプのセンターキャップでフィニッシュしている。

◆TRYAIR TAM

シャープかつタフな8交点メッシュデザインを採用。2×8スポークの各部を2箇所折り曲げることで、センターを落とし込んだコンケイブスタイルから立ち上がるデザインを強調。メッシュが集約されるセンター部の造形はシンプルですっきりとした仕上げとした。

一方で、18インチ以上20インチオーバーのサイズでランクル300などに対応するシャープな2×6ツインスポークのメッシュホイール『TAM2』もラインナップ(TAM2の詳細はWEBへ)。

◆TRYAIR TAS

「S」の名を冠した鍛造6スポークホイール。スポーク自体は軽量感と力強さを両立させるギリギリのラインまで攻め込み、一方で8交点メッシュデザインのTAM同様に、スポークの2カ所を折り曲げることで、コンケイブスタイルが際立ち、抑揚を感じさせるデザインとした。

鍛造製法のメリットとは?

 溶かしたアルミを型に流し込んで成型する鋳造製法に対し、アルミの塊を加圧して成型する鍛造製法は、内部組織が均質化され、均一な厚みで強靭さを得られる。さらにアルミホイールとしたときには、肉厚を薄くしながら必要十分な強度を保てるため、肉薄かつ軽量にしやすい。鍛造ホイールは〝軽さ〟と〝強さ〟を高レベルで実現しているのだ。
 例えば同サイズの鋳造アルミホイールと比べてみkると、約20~30%は軽量化を図れるのが大きなメリット。この軽さは、重量のあるタイヤと組み合わせたときのバネ下荷重の軽減に貢献する。そして軽快なハンドリングや燃費向上までもが見込めるのだ。