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長年培ったノウハウをもとに目的に応じたサスを開発「モトレージ」!

新型ジムニーが登場してモトレージからもサスキットが登場したが、他社との決定的な違いは、ユーザーの使い方や求める目的の違いで、6種類ものスプリングを設定していることだ。ここでは最もリフト量の大きい3.5インチ仕様について紹介しよう。

フロントサスペンション

リアサスペンション

3.5インチリフトしながらも、ワインディングを「攻める」ことも可能なほど高い安定感を実現したスーパーホットコイルに、モトレージオリジナルのビルシュタインをセット。各部の補正も行い、違和感のない走りを提供する。

リフトアップ量が大きいメリットは、より大きなタイヤが装着でき四駆らしいスタイルを演出できる事が一番に挙げられる。またオフロードでのクリアランスが拡大し、より安心して走れる。その反面、車両の重心が上がりノーマルショックではコーナリング時のロールが大きくなり不安定になる。

そこでモトレージでは、3.5インチリフトしつつ、比較的硬いバネを開発。これにノーマルより遥かに太いオリジナルのビルシュタインをセットすることで、極めて高い走行性能を実現している。

MATサービスファクトリーと共同開発したフロントクロスメンバー。2インチ以上リフトするなら装着すべき!

グリルの前に900シリーズを2灯、ウインドウの上に40インチライトバーを装着。またマグネットで固定する試作品の台座を装着。

インテークパイプをステンレス製に交換し、アクセルのレスポンスを改善する。こちらはマットサービスファクトリーのアイテムとなる。

オリジナルのボンネットダンパーを装着。リフトアップするとボンネットステーを差し込みにくくなる事があるので、意外と便利なアイテム。
撮影のためにワインディング・高速道路・オフロードと、あらゆるシーンを走行したが、車高がアップしているとは思えない程ワインディングで安定しており、コーナリングが楽しくなるほどだ。またフロントブレーキが1インチ大径化されたことで、制動力が遥かに向上。とはいえ、急激に効くのではなく自然なフィーリングで、思わずその存在を忘れてしまうほど違和感がないもの特徴と言える。

◆ワンポイントカスタマイズ

オリジナルのルーフBOXはルーフ全体を覆うほど大きなサイズで、空気抵抗を受けにくい形状。ボディ同色やベージュのカモフラ柄なども可能。

レカロシートに交換し、体をしっかりと支えてくれる事で正しい運転姿勢を確保。また長距離を運転しても疲れない。

オリジナルのレザーステアリング。高品質なレザーを採用。好みの色をセレクト可能。
カスタムしてもノーマルのように違和感なく乗れる、それがモノレージの目指すスタイルだ。