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リフトアップ&ワイドボディ化でバランスの良いスタイルを実現する「WHACorporation」

日本で正規輸入されていない、魅力的なアメ車を専門に取り扱うワーコーポレーション。

JLラングラーがデビューするや否や、日本仕様と言われる正規モデルよりもいち早くUS仕様の輸入・販売を展開している。US仕様の最大の特徴と言えば真っ先にステアリングの位置が挙げられるが、他にも2種類あるガソリンエンジンそれぞれに、eトルクと呼ばれるいわゆるマイルドハイブリッドモデルもラインアップされる。
 今回紹介する2台のデモカーは、どちらもUSモデルのアンリミテッド・ルビコン。共に純正オプションで設定されるボディカラーフェンダーフレアやボディカラー3ピースハードトップを装備しており、日本仕様のルビコンとはかなり趣が異なって見える。JEEPなんだからやっぱり左ハンドルモデルに乗りたい!という人はもちろんのこと、自分の好みのオプションを組み合わせる事で自分好みのクルマを造り上げられるので、満足度は非常に高いと言えよう。
 左ハンドルと言うだけで十分個性的ではあるが、ワーコーポレーションでは更にJEEPの魅力を引き出せるように、様々なオリジナルパーツもラインアップ中。どちらのデモカーも、ルビコン標準のハイラインフェンダーが装着されているが、さらにオリジナルのワイドボディキットを組み合わせる。サスペンションはラフカントリーのキットで2.5インチリフトアップを行うが、縦方向だけでなく横方向も大きくする事で、非常にバランスが取れたスタイリングを実現。タイヤサイズを35インチ以上とする事で、これぞJEEPといった風格も滲み出してくる。

2019JEEP WRANGLER UNLIMITED RUBICON

ベースはアンリミテッド・ルビコンで、ラフカントリーのサスペンションキットを組む事で37インチタイヤを装着!ただ車高を上げるだけではクルマが縦方向に長く見えるので、ワイド化する事でバランスの良いスタイルも重視。ルビコンの差し色と言うべき赤を敢えてブルーにアレンジする。
日本仕様にはラインアップされていない2000ccターボのeトルクを搭載。ブーストが掛かるまでの低回転域をモーターがアシストするので、大径タイヤでもストレスなく走る。
37インチのスペアタイヤを装着すると、ゲートに負担が掛かるのでMOPAR純正の補強プレートを装着。スミッティビルトのパーツでハイマウントブレーキを上に移設する。
ワイドボディキットは片側50㎜ワイドとなることで、様々なメーカーのホイールに対応でき、JLらしさをそのまま残すことができる。(価格148,000円)
バンパーは、フィッシュボーンオフロードをチョイス。オクラホマに本拠を置くブランドで、敢えて人と被らないモデルをチョイス。シャックルはもちろんブルーを装着。
左右4本出しで非常にスポーティな印象を与える、CROSSマフラー(12万円)を装着、USバンパーだけでなく、国内仕様の純正バンパーにも装着可能な形状となっている。
タイヤはNITTO・トレイルグラップラー(37×12.5R20)。ホイールはFUEL・CONTRA D644(20×9J)をセット。キャンディブルーの差し色が映える。
サスペンションは、スプリング&コイルともラフカントリーの製品に交換。ルビコンのノーマル車高と比べて2.5インチのリフトアップを実現する。
USモデルの純正オプションには、ルビコンであってもボディカラーフレアがチョイス可能。未塗装のフェンダーと比べると、高級感が格段にアップする。
90度倒れる形で展開する、電動格納式のEステップ。使いやすい位置にありながら、格納時はオフロードでヒットし難い。左右セットで15万円となる。

2019JEEP WRANGLER UNLIMITED RUBICON

ブルーのルビコンと同じく、ラフカントリーのキットで2.5インチリフトアップし、ワイドボディキットを装着。タイヤは35インチをチョイスし、17インチホイールをセット。ブルーのモデルよりもオフロードを意識したスタイリングを実現したと言えるだろう。こちらは赤の差し色を敢えて強調する。
エンジンはV6・3600ccのNAを搭載。低回転時から太いトルクを発生するので、ノーマルタイヤよりも重いMTタイヤを装着していても、スムーズに走ることが可能だ。
凶悪なイメージを演出するDV8のフロントグリルに変更。ヘッドライトは差し色的な役目も兼ねて、赤いLEDに変更。近代的な雰囲気のバンパーは、ラギッドリッジの製品。
ワーコーポレーションのオリジナルCROSSマフラーを装着。USバンパーの場合中央にヒッチブラケットが装着可能で、マフラーエンドが干渉しないように設計される。
ボディ同色のカラードフレアーをオプションでチョイス。オレンジのリフレクター部分をスモークに変更する事で、全体的に落ち着いた印象を演出する。
ホイールはFUEL・ZEPHYR D632(17×9J)で、タイヤはジオランダーM/T G003(35×12.5R17)をチョイス。赤のディスクが艶やかさを演出する。
ラフカントリーのキットで、2.5インチのリフトアップを実施。ルビコンは元々車高が高いので、他グレードに装着した場合は3インチリフトとなる。
このルビコンもワイドボディエディションに変更。スポーツ/サハラにも装着可能で、日本仕様にもOK。さりげなくワイドにしたい人には最適なパーツだ。
ウインチはスミッティビルトのX2O 10000を搭載、Aピラーの前方にはラフカントリーの2インチサイズLEDランプを追加し、ナイトランの安心感をUP。
35インチのスペアタイヤを装着するために、ラフカントリーのアダプターでブレーキを移設。タイヤの取り付け位置も上がり、バンパーとの干渉も防ぐ。

車両の購入だけでなく、個性豊かなカスタムまで幅広く対応してくれるが、ワーコーポレーションが提供するのは、豊富な経験と高い技術力による安心感。

専門店ならではと言える安心感の高さも、ワーコーポレーションを選ぶ理由の1つだと断言しよう。