ちょっと変わったディーラー「Jeep所沢」ジープ愛を売る!
ジープ所沢は、埼玉県に本拠地に置くJeepの正規ディーラーで、カスタマイズについては、タイガーオートという店舗を展開し、新車・中古車の販売はもちろん、豊富に取り揃えたパーツを使った独自開発の新車コンプリートも手掛ける。
「我々は、ジープを愛車に選んだ人、ジープを仕事に選んだ人に、〝ジープを選択して間違いなかった〟と、実感していただくためにイベントを企画しています。なので、例えば、次に買うクルマにジープを選んでくれるとか、家族で遊びに来てくれた子供達が、イベントでの実体験を将来のクルマ選び(できればジープを)に生かしてくれたら嬉しいですね。」とジープ所沢・タイガーオート代表の山中哲治氏。Jeepシリーズの購入を考えているのなら、一度、ジープ所沢&タイガーオートのホームページを覗いて見るといいだろう。
◆ジープ所沢 ・タイガーオートのカスタム哲学
WRANGLER UNLIMITED RUBICON
2020年モデル(ヘラヤライエロー)をベースに開発されたラングラー。タイガーオートオリジナルの30㎜アップコイルスプリングや同じくオリジナルのハイラインフェンダーによって、35インチサイズのオフロードタイヤ(マッドテレーン)の組み合わせが可能な1台。また、フロントに装着されたスチールバンパーもまたタイガーオートのオリジナルパーツで、サハラやルビコンといったグレードに標準装備のパークセンサーの機能を活かしたままで交換できる逸品だ。
WRANGLER UNLIMITED RUBICON
2インチアップコイルスプリング(MOPAR製)でリフトアップし、ボディカラーと同系色のAEVビードロックホイール(17×8.5J)を合わせたスタイル。さらに、ノーマルとの差別化を図るために各所にMOPER製パーツを積極的に取り入れることで、スタイリッシュなエクステリアを実現した。注目は、フェンダーにタイガーオートオリジナルのハイラインフェンダーを置いたこと。見事なまでの馴染み具合は、ラングラーを研究し尽くしている同社ならでは仕事。
タイガーパッケージストリートエディション
ジープのすべてを知り尽くしているタイガーオートは、人気を博しているカスタムコンプリート「タイガーパッケージ」をJL型に設定。まず、素性の良いオンとオフのバランスを生かすべく、30㎜アップのオリジナルコイルスプリングを開発・設定。これに伴いタイヤは285/70R17のオフロード向けに変更。さらにフロントバンパーのライナーをカット。結果、ノーマルの良さを生かしながら、オフロード走破性をさらに引き上げ、ファッション的にも変わった感をアピールできる様になった。他にも、室内にラゲッジLEDアディショナルルームランプやスマートフォンホルダー+クレードルを追加するなど、使い勝手を高める装備を取入れている。これだけの充実した装備がパッケージされながら約50万円もお買い得なのである。
30㎜アップコイルスプリング
スマートフォンホルダー
ラゲッジLEDランプ
オプションホイール装着
パッケージ内容
●スマートフォンホルダー+クレードル
●フロントバンパーライナーカット加工
●TA30㎜アップコイルスプリング
●ラゲッジLEDアディショナルルームランプ
●ヨコハマ ジオランダー X-AT(285/70R17)×5本
●ブラックホイールナット
●XJ04 ブラック 17インチ×5本
◆ジープ所沢・タイガーオートの取組み
イベントに出展
Jeepシリーズを広く知ってもらうために、車好きが集まるイベントに積極的に参加。TOKYO AUTO SALONに出展。毎年、趣向を凝らしたカスタマイズを施した車両を展示し、Jeepシリーズのカスタマイズの可能性を多くの人に伝えている。また、メーカーからのコラボレーションのオファーも積極的に受けており、メーカーブースにタイガーオートが手掛けた車両が展示されることもしばしば。
ファンの集まれる場所を提供
年に数回、全国のJeepファンが集まれる場所としてオフロードコースを解放して開催するイベントを企画。マウンテンクルーズは、オフロードでJeepシリーズの魅力を再発見できるだけでなく、自然の中でバーベキューなども楽しめる。また、埼玉県のかわせみ河原で開催されるBBQもJeepファンに人気のイベントだ。Jeepでなくては踏み入る事のできない場所でのんびり1日を過ごす素敵なイベントだ。
オリジナルパーツの開発
米国で発売されているJeep向けのパーツの中には、日本の道路事情やカスタム事情にそぐわないものもあり、理想とするカスタマイズの実現に困る事もしばしば。そこで、タイガーオートでは、オリジナルパーツの開発に着手。それは乗り心地を向上させるものから、た走りの性能を引き出すためのものまで様々。どのパーツもルールを逸脱しない考えられたものばかりなのである。
旧車の復活
旧態依然としたクルマというイメージのあるジープだが、実は時代に応じた進化を遂げ、そして現代に生き残っている。そんなジープを残したいという想いから、タイガーオートでは、オールドジープをコレクションしている。現在では、お馴染みとなったウィリスMB、ウィリスCJ-7、ジープYJラングラー、40日間を掛けてレストアしたウィリスCJ-3Aなど、ジープ史を代表するモデルを揃えている。
レンタカーサービス
タイガーオートでは、ジープのレンタカーサービスを行なっている。いわゆるディーラーの試乗車では、ついつい遠慮してしまうものだが、レンタカーサービスとしたことで、借主には試乗車とは異なる借りやすさがあり、また、実際に何日か乗って、あれこれと確かめられるというメリットがある。まさに、乗って、使って、納得して購入できること、オーナーの立場になってサポートを考える同社ならではの発想だ。
カスタマイズの可能性を探る
タイガーオートでは、カスタマイズによってJeep車に秘められた魅力を広くアピール。TJラングラーをピックアップトラックにしたブルートは、その仕上がりから、同社の技術を誇るモデルとして、自動車雑誌などで取りあげられた。他にも多様なカスタマイズを提案してきたが、そのどれもがJeepファンにカスタマイズのヒントを与えてくれるスパイスを効かせたものばかり。ぜひ、参考にしたい。
使い勝手を高めるお手伝い
カスタマイズのコンセプトは、ノーマルと変わらぬ快適性をベースにしながら、使い勝手を高め、さらにオーナーの行動範囲を広げることにある。だから、そこに使われるパーツはオンロードやオフロードといったシーンに特化させていない。たとえば、左足を置けるフットレストや車内を明るく照らし出すLEDランプ、スマートフォンの置き場となるホルダーなど様々。
メンテナンス修理
タイガーオートでは、様々な年代のJeep車をメンテナンスする。現代のクルマの故障を診断する場合は、アメリカ本国とオンラインで繋がったコンピュータを使って車両の診断を行なう。しかし、古いモデルでは、メカニックの豊富な経験によって問題の箇所が洗い出されていく。WiTECHやDRBⅡ、DRBⅢほか、車種や年式によって幾つものテスターを使いこなす必要があるのだ。