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2023.04.17

【YOKOHAMA】〝魅せる・走破る・心地良さを満たす〝GEO最強〟のオールテレーン

 本格オフロードタイヤからオールラウンダー、コンフォートにエコタイヤまで、あらゆる4WD・SUVユーザーを想定したラインナップを誇るヨコハマ『GEOLANDAR(ジオランダー)』シリーズ。その中でもマッドテレーンとオールテレーンの中間的なキャラクターを持つ“エクストリーム・オールテレーン”として不動の地位を築いているのが『ジオランダーX-AT』。多くのユーザーに支持され、新たなサイズも次々と登場しているが、そんなX-ATにまた魅力的なサイズ【LT225/75R16】が誕生。
 これはジムニーやシエラ乗りならばピンッとくる、オススメのサイズ。シエラならライトなカスタムでも狙えるし、さらに軽ジムニーが履くことのできる最大級の大径ワイドタイヤといえる。
 では実際、ジムニーとはどんなマッチングを見せるのか?今回〝オフロードサービス・タニグチ〟のJB64デモカーと組み合わせたが、まず印象的なのはそのシルエット。大径ワイドなLT225/75R16はJB64の下半身を力強く演出し、マッチョにたくましくする。ちなみにテスト車両のサスペンションは40㎜アップ仕様、ホイールは軽ジムニーの定番の16×5.5J+20をチョイス。同社の谷口武代表によると、このサイズを合法的に履くには、さらに厚みの薄いバンパーや、9㎜ワイド程度のフェンダーモールが必要になるそうだが、この迫力はほかにないもの。
 また〝225サイズ〟にはアウトラインホワイトレターも採用されているが、タイヤが厚みを増したことで、そのロゴ文字のサイズも既存のものより大きくなっている。これが荒々しいデザインのサイドウォールと相まって、アグレッシブなサイドビューを生み出す。“映え”を狙うユーザーは、ぜひ試したい。
 もちろん見た目だけでなく、走りのレベルアップもかなり期待できる。LT規格で純正よりふた回り以上大径サイズのLT225/75R16のため、始動時こそバネ下の重さを少し感じるが、走り出せば気にならないし、中間域からの加速も悪化はしていない。当然見た目以上にオールテレーンタイヤのキャラクターを持つX-ATらしく、舗装路でのグリップ感や乗り心地の良さ、さらに静粛性も秀逸だ。
 一方でオフロードといった悪路ではしっかりと安定・安心感のあるトラクション性能を発揮。まさにこれこそが『ジオランダーX-AT』の真骨頂だ。

ジオランダーX-ATの特徴

マッドテレーン(M/T)とオールテレーン(A/T)という両者の長所を併せ持つ新世代のオフロードタイヤ『ジオランダーX-AT』。コンパウンドはM/T系タイヤにも採用される程の高強度仕様で、優れた耐摩耗性や耐カット性を発揮する。また、4つの異なる形状のセンターブロック、2つの異なる形状のショルダーブロックによって強力なトラクション性能を得るとともに、アグレッシブなルックスも手に入れている。豊富過ぎるサイズ展開や今回取り上げたLT225/75R16などにホワイトレターを設定することも特長だ。

左右でデザインが異なる「デュアルサイドブロックデザイン」を採用しているのもX-ATの魅力。今回の片側ホワイトレター仕様は、セリアル側(大型ブロックタイプデザイン)に設定される。
アグレッシブなルックスから想像されるような硬い乗り味やタイヤノイズの賑やかさはほとんど感じない。いわば一般的なA/Tタイヤのようにフラットな乗り心地を披露してくれる。LT225/75R16という大径サイズの存在を走り出しに若干感じるが、それ以外では重さのようなものもほとんどない。
ラフロードでのトラクションや安心感はM/Tタイヤに匹敵する!…これがX-ATのポテンシャルだ。さらに硬い岩や石の路面でもトレッドがしなやかにいなしてくれるため、林道といったシーンでも乗り心地をしっかりと確保。まさに見た目で選ぶも良し、オフロードの実性能で選ぶも良し!まさにこれがオールラウンダーなタイヤといえよう。

LT235/70R16(左)LT225/75R16(右)

NEWサイズの「LT225/75R16」は、LT235/70R16や195R16Cに続いて登場したジオランダーX-AT〝第三のアウトラインホワイトレター〟仕様。75偏平でサイドのハイトが高いせいか、文字が大きくデザインされている。その分ワイルド感やアピール度も増し増しだ。

ホワイトレターの存在感が圧倒的な〝225〟サイズ

ジムニーシエラJB74でなら20㎜アップ程度のリフトアップカスタムで履けるLT225/75R16サイズだが、軽ジムニーでの装着には比較的ヘビーなカスタムが必要。サスペンションでのリフトアップは40㎜以上、バンパー交換やフェンダーモールも必須だ。その分、スタイリングはかなりワイルドな印象になっている。