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デリカD:5

2022.03.25

【X-Fang】理想のデリカD:5フォルムで走行性能を最大限にUP!

 元々は2輪用のオリジナルパーツを手がけていた『X-Fang(クロスファング)』だが、今はむしろD:5のカスタムにおいて、なくてはならない存在だ。
 特にアルミの削り出し加工の技術は高く、シフトノブやドライブモードセレクターなどは、視覚だけでなく直接手に触れる部分なだけに、手に馴染む形状も考慮して製作。ワンアイテムでもその存在は十分に感じられるが、カラーバリエーションも豊富なため、インテリア全体を統一したくなるのが、ユーザーの心理を知り尽くすX-Fang流だ。
 さらにエクステリアアイテムは、FRPとカーボン素材が主体のスポーティな装い。フロントマスクやオーバーフェンダー、リアバンパーなど全方位にわたってラインアップするが、特に注目の新作がボンネット上のウインドディフレクター。雨粒だけでなく虫でフロントガラスが汚れるのを防ぐ効果が期待できる優れものだ。
 またもうひとつのX-Fangの特徴が、2輪用パーツメーカーの頃から培ってきた様々なチューニングアイテムのリリースだ。リフトアップしてタイヤサイズを変えるとレスポンスは鈍くなりがちだが、スロットルスペーサーやT-revなどの物理的なパーツに加え、レスポンスブースターやミニコンといった電子デバイスを組み合わせ、クルマの重さを感じさせない運動性能も実現。
 クルマのバランスを考慮し、バランスの良い真のオールラウンドD:5を目指すなら、X-Fangのアイテムは必要不可欠だ。

メッシュを多用したノーマルフェイスに対し、X-Fangオリジナルのフロントマスクやセンターグリルでフラッシュサーフェス化を実施して、スッキリしたスポーティな印象に。またバンパー中央にチッピング塗装を施すことで、引き締まったまとまり感を演出。
オーバーフェンダーはフロント35㎜、リヤは30㎜ワイド。ボディサイドの立体感を強調している。また「マッドフラップは単色」という既成概念を打ち破った新たなスタイルを構築するカモフラ柄マッドフラップも人気のアイテムだ。
スポーティ感を強調したディフューザー形状を採用したモディファイドリアバンパー。素材はブラックのFRPとツインカーボンのハイブリッドで、バンパー中央に8連のブレーキランプもセット。ステンレス製のヒッチメンバーの同時装着にも対応。
サイドのカーボンとトップのフィン形状FRPを組み合わせたスポーティなモディファイドリアディフレクタータイプ2(いわゆるリアウイン)。従来より空力性能を向上させるべく、各部の形状を拡大。基本の製品はブラックFRP仕上げだが、オプションでボディ同色塗装も可能。
フロントウインドーに当たる空気を整流し、雨や虫の付着を防ぐモディファイドディフレクター。ちなみに運転席からはカーボン柄が見えるので、スポーティな気分もしっかりと高めてくれる。
デリカを意識したDウインドーデザインを採用した、シースルータイプのフューエルリッド。ジュラルミン切削のフレームとポリカーボネイトを組み合わせて立体感がUP。さらにオプションのガードも新たに用意。

ハンドリング良化も実現するリフトアップサスペンション

オリジナルの「DORONCO」スプリングでフロントは30㎜、リヤは35㎜のリフトアップを実施。セッティングや補正にもコダワリが強く、スタビライザーリンクの位置調整、アッパーアームの変更、さらにはブッシュの硬さまで変えている。そうすることで、アンチロールサスペンションの名前が示す通り、リフトアップしていることを忘れさせる心地良いハンドリングを実現。
前後のショックアブソーバーとして、試作品のリザーバータンク付きが装着されていた。安定感と快適な乗り心地、攻めた走りが可能な仕上げに期待が高まる!こちらもいずれリリースされる予定だ。

独自のチューニングパーツでストレスフリーな走りを追求

純正ECUによる制御は、扱いやすさを重視したもの。そのためテクニックを持ち、意のままにクルマを操るドライバーには少々物足りないのも事実。そこで『MINICON-TR』により、燃圧センサー、圧力センサーを経由してECUへアクセスし、CV1W専用にプログラムされた制御情報を反映。燃調やブースト圧に変更を加えて、パワー&レスポンスアップを実現する。
純正ECUユニットへアクセスし、ブースト圧や燃料の増加などを行なう〝ミニコン〟の作動状況を分かりやすく表示する『ミニコンゲージ』。ブースト圧およびピークホールド表示、エアフローセンサーの吸入空気量および吸気量ワーニング、電圧、燃料制御グラフなどを表示。
エンジンの特性に合わせ、減圧システムに「T-rev」を搭載したOILキャッチタンク。良好なレスポンスと滑らかなエンジンフィールが得られる。
ブレーキフルードリザーバータンク用のジュラルミンキャップ。ノーマルと交換するだけでOKなハイクオリティ品。
X-Fangのディーゼルデリカ用の最新チューニングメニューが、ノーマル&ノーマル形状のエアクリーナーにサンドイッチ状に装着する『インテークディフューザーXF改』。大きな負圧を発生させて吸入効率を改善。パワー&トルクの向上やレスポンスアップに効果あり。
X-Fangを代表するアイテムのひとつが、アルミ削り出しのビレット系インテリアアイテム。シフトやモードセレクターは、兼ねてから人気が高い。クロームカラーの他にカラーバリエーションもあるので、理想通りのインテリアに仕上げられる。
Aピラー、Bピラーに装着するビレットタイプのピラーグリップに加え、新たに発売となるサイドグリップは2タイプの形状をラインナップ左右計6カ所に装備可能。一方でBピラーのスライドドアの内側にある左右のチャイルドグリップに装着したのは、やはり新作のビレットリアゲートグリップを装着。その名の通り、テールゲート用に開発されたアイテムだが、無加工で後席に装着が可能だ。
2列目3列目にはL型形状のサイドグリップを追加し、スパイスレーシングネットを組み合わせると天井スペースを活かす収納に早変わり。写真のようにDIYでロッドホルダーのセットなども可能だ。