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JB64 ジムニー

2021.11.26

【PENNY LANE】無骨さとシャープさが際立つ!スクエアタイプの新バンパー誕生

 しなやかでいながら腰のあるサスペンションが、ストリートからスポーツ走行を目的とするユーザーに支持されるペニーレイン。最近では、アウトドアアクティビティへの使い勝手を考慮したアイテムのリリースなど、広がりを見せているジムニーユーザーの要望に対し、柔軟に応えている。
 そんなペニーレインが提唱するエクステリアは、旧規格ジムニーを意識した〝スチールバンパーシリーズ〟。スクエアなボディデザインには無骨な金属製バンパーがよく似合う。ただし旧ジムニー時代の模倣ではなく、JB64/JB74のボディデザインに合わせてリニューアル。様々なデザインのラインナップを誇っている。
 今回の取材に合わせて、ラインナップが追加。現状丸パイプ仕様のツインバンパーがあるが、同サイズの角パイプを使用したスクエアツインバンパーを初お披露目。角パイプとすることで、今まで以上に印象がシャープで、無骨さが増している。もちろんフォグランプの有無が選択でき、従来型スキッドプレートが使用可能だ。さらに、ペニーレイン製バンパー専用設計の牽引フックも装着できる。なお、JA系のリヤ牽引フックをフロントに使用すると、突起物扱いで車検に通らない可能性が高い。そのため問題をクリアしたペニーレインの牽引フックはありがたい。
 ルックスはシャープで造りは頑丈。スクエアなJB64/JB74のフェイスを最も引き立てるのは、ペニーレインのバンパーだ!

PENNY LANE スクエアツインバンパー

実は筆者は、事前にニューモデルのスクエアツインバンパーを開発しているという話を聞いていた。そのため、丸パイプが角パイプになっても印象は変わらないのでは? と思っていたのだが、それは大間違いだった。正面から見た面の大きさによって、押し出し感は相当強くなり、印象がかなり違う。無骨さを極めている、という意味ではかなりポイントが高い。
ツインバンパーシリーズの追加ラインナップでもあるため、これまでのオプションパーツは継承される。スキッドプレートやフォグランプの有無、さらに牽引フックといったアイテムが選択できるようになっている。単に武骨なだけでなく、機能性も持つこれらの仕様はありがたい。

フロント

リア

走り出し、初期の印象はしなやかで、路面の凹凸をしっかりと吸収してくれる。一方で速度を上げていくスポーツ走行時には、程よいストロークでロールが止まり、キビキビとした動きを実現させてくれる。これがまさにペニーレインのサスペンションの特徴で、普段使いとスポーツ走行を高次元で両立させ、気持ちの良く走れる数少ないサスペンションなのだ。

サスペンションフルキットはコイル&ショックだけでなく、補正メニューも充実。専用のカーボンブッシュを用いた前後アームによって、キャスター補正を行なうほか、ダンパーとの干渉を防ぎつつ、ラテの取り付けを最適化するブラケットをリヤに装備。最も理にかなっている形状だ。
今回の新作によって、フロントをスクエアツインバンパーとしたことで、リヤのスクエアバンパーとの整合性がこれまで以上にアップ。なお、リヤに今回装着したのは、スチール・マットブラック仕上げのノーマルテールランプ仕様バンパー。ほかにJA系でよく使われる小型テールランプ用のバンパーもラインナップ。
ペニーレインのカーゴキャリアを使用際に、後方からの視認性に問題のない位置へとナンバー移動できるキットを装着。小柄なナンバー灯はレトロ感もあってオシャレに見える。まさに「シンプル・イズ・ベスト」なチョイスと言えるだろう。

PENNY LANE カーゴキャリア

必要な時だけ展開することで、かなりの積載量を確保することができるペニーレインのカーゴキャリア。今回撮影したようにシンデレラフィットするコンテナボックスもあって、小物の収納もスッキリとできて、アウトドアでの利便性はかなり高い。さらに、今流行りのロトパックスの取り付けもできるなど、カーゴを使用しない場合のルックスもイイ!
展開時だけでなく、気になるのが収納時の厚み。御覧の通りスペアタイヤ装着時よりかなり薄い。固定はダイヤルねじ式のため、工具などは一切必要のないお手軽なアイテムだ。