4WDカスタム=リフトアップという固定概念を打ち崩し、ローダウン&エアロパーツというスタイルを築き上げたエルフォード。このエアロパーツの製作で培われた高い技術を生かし、最近のアウトドアブームにピッタリな万能型、まさにオールラウンダーの雰囲気を持つ、見た目だけでなく軽さを重視したファイバーパーツをリリース中だ。
オーバーフェンダーや軽量ボンネットはエルフォードの十八番と言えるアイテムだが、やはりフロントのエクストリームバンパーやアンダープレートが注目品だ。その名の通り、一見すると荒々しい雰囲気やスチール製の様な重厚さを感じさせるが、実は素材にFRPを採用している。本格的にオフロードを走るなら金属バンパーの方が適しているが、ジープらしいスタイルにカスタムしたいけれど、実際には街乗りがほとんどで回頭性をスポイルしたくない人にはファイバー製の方がベスト。またサイドステップ以外のエクステリアパーツはショート/アンリミテッド共通となっているので、より多くのユーザーが〝軽さ〟を実感できる。
また左右4本出しのウルトラパフォーマンスマフラーは、スポーティな形状でありながら、しっかり車検にも適合。しっかりとカスタムした感があるにもかかわらず、安心して乗れるのが、エルフォードの真骨頂でもあるのだ。
ちなみに今回のデモカーにはエルフォードの様々なアイテムを追加しているが、30㎜リフトアップを施し、タイヤサイズを35インチとすることで、立派なオフロードスタイルが出来上がる。
やや大きめの岩が並ぶ河原で試乗を行なったが、ヒットするようなことは皆無。過信は禁物だがどこでも走れてしまいそうに思えたほど。手当たり次第にパーツを装着しなくても、ポイントを抑えるだけでJEEPらしさを強調できるし、軽さを重視したパーツをチョイスすることで、運動性能の悪化もない。スタイル/快適性/運動性のバランスを、見事に調和させた1台に仕上げられているのがエルフォードのラングラーなのだ。
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- エルフォード
- 048-966-3551
- https://www.elford.co.jp