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【レーシングサービスワタナベ】半世紀以上経っても愛される飽きのこないデザイン、歴史ある伝統の8スポーク「EIGHT SPOKE Rtype」

◆EIGHT SPOKE Rtype

ワイドな深リムにマイナスオフセット…と現行車では少し手が出しにくいが、数多くの記録やレースシーンで歴史を残してきたワタナベを代表し、ワタナベのDNAを最も受け継いだのが「レースモデル」と云っても過言ではないエイトスポーク「R Typeホイール」だ。
 もともとはフォーミュラカーの製作を本業とし、レース用のマグネシウムホイールや公道用のアルミホイールを送り出してきた老舗ホイールメーカー『レーシングサービスワタナベ(以下RSワタナベ)』。このRSワタナベを象徴するホイールこそが「エイトスポーク」で、流行に左右されず、頑なに伝統の8本スポークデザインを今なお守り続けている。
 そんなRSワタナベのエイトスポークにジムニーJB64&JB74用がラインナップに加わり、さらに攻め込んだ16×8.0J±0サイズでR Typeデザインを再現したモデルが追加。
 1968年に誕生したエイトスポーク。考えてみればジムニーより長い歴史を持つのだが、当時のスタイルをそのまま現代まで踏襲していることから、原点回帰したスタイルのJB64&74にも絶妙にマッチ。Rtypeを頂点に、いずれのサイズもできる限りディープリムスタイルとして、リムをステップリムにして深リム感を強調。エイトスポークの基本形をジムニーで履けるこの時代に感謝したい。

装着は16×8.0J±0。ワイドなリムの奥にエイトスポークのディスクをセットすることで、深いマイナスインセットを実現。タイヤは235/70R16サイズのオープンカントリーR/Tのホワイトレターとともにセットアップ。数多くのレースシーンで歴史を残すワタナベ本来の姿を堪能できる。
ハブセンターが内側に落とし込まれたコンケーブスタイルを古くから採用。さらに盛り上がった8本のスポークデザインがRSワタナベ・エイトスポークのアイデンティティだ。これは軽量化と高剛性の確保にも有利なデザインであるため、半世紀以上愛され、飽きの来ないバランス・飽きの来ないデザインとして風化されない価値がある。なお、同じエイトスポークと言えど、サイズやインセットの違いでフェイスが異なる。

スペック

● サイズ:16×5.5J(5H/インセット22/P.C.D.139.7)
16×5.5J(5H/インセット±0/P.C.D.139.7)
16×8.0J(5H/インセット±0/P.C.D.139.7)
● カラー:ブラック(標準色)
●カラーオプション:¥3,300UP/本
リム切削(リムシルバー)、ゴールドメタリック、シルバーメタリック、
艶消しブラック、艶消しブラック、マグ色、レッド、ブルー、イエロー、
ホワイト
● 構造:鋳造1ピース ● 規格:JWL ● 価格:49,500円~75,900円