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「ROADHOUSE」プロデュース!怒涛の6インチリフトアップか、スマートな2インチアップか!

150プラドのリフトアップカスタムがブームとなっているが、その火付け役を担うのは、150プラドのデビュー当初からリフトアップを提唱し続けてきたロードハウスだ。

国内外のあらゆる4WDを手がけてきただけあって、リフトアップはまさにお家芸。豊富なノウハウを持ち合わせている。特に150プラドは若い世代からファミリーまで幅広いユーザーに浸透しているため、そのニーズは様々。そこでロードハウスでは、2インチと6インチという、車高アップ量の異なる仕様をラインナップする。ちなみに一般的に4WD車をリフトアップする場合、スプリングとショックアブソーバーを交換し、そこに付随するパーツを交換or追加することで、ノーマル並みの走りを構築できる。ただし、プラドのフロントサスペンションのような独立懸架式の場合、先の手法では2〜3インチまでが限界…。そこでボディとフレームの間にブロックを挟む“ボディリフト”という手法もある。確かに車高は上がって大径タイヤも装着できるのだが、リフト量によっては、ボディへの負担なども懸念される。

KADDIS XTREME

迫力のスタイルで走りも快適な6インチアップの最良手段!

KADDISエクストリームスタイルの名にふさわしく、フラッグシップのランクル200をも凌駕するほどほどの車格を実現。このスタイルアップは、6インチのリフトアップに45㎜ワイドフェンダー、さらにファイバープロテクションの追加によるもの。かなりアグレッシブだが、機能性も高めることでまとまりの良さを感じさせる。
ロードハウスのKADDIS エクストリームスタイルの核となるのが、このボディアップマウント。バンパー直後のマウント部分を見ると、その構造がよく分かる。通常はボディとフレームの間にマウントゴムが挟まっているが、この位置を上げることで車高アップを実現しているのだ。また、大径タイヤ装着で干渉の恐れがあるセカンドマウントを立ち上げることで、そうした問題もクリア。なお、左右のブロックを連結することで剛性もアップ。
今回、より高い完成度を追求し、フレームとバンパーをスタイリッシュにカバーするアイテムの開発がスタート。もちろん既存のオリジナルパーツ類とのマッチングは良好。今後ボディアップマウント施工車の必須アイテムとなるだろう。
フロントヘビーなディーゼル車のために、専用スプリングを開発。ショックはノーマルよりも減衰力の高いビルシュタインのB6に変更し、重量のある大径タイヤのバタつきを抑える。スプリングシートのポジション変更が可能で、車高調的な機能も備わる。
車格をアップする45㎜ワイドのオーバーフェンダーを装着。追加のフェイクリベットを配置することでさらにアグレッシブに。
また、6インチアップとの相乗効果によって、タイヤは35サイズまで大幅にアップ。ホイールに「大口径」「3ピース構造」「鍛造」そして「日本製」のブラッドストック・エボリューションを選び、20インチMTタイヤという選択でよりワイルドなスタイルとした。
エンジンルームの熱を効率よく排出すべく、中央と左右にダクトを設けたエアロボンネット。さらに軽量なFRP素材を採用することで、フロントヘビーは改善される。装着したユーザーから、回頭性が良くなったという声も多数。
実はノーマルバンパーに追加するだけの簡単さで、かなりアグレッシブなスタイルを実現するファイバープロテクション。スチールパイプのように見えるが、実は軽量なFRP素材。もちろん、セーフティーセンスに干渉しないことも実証済み。
足掛け10年以上に渡ってリリースしてきたオリジナルパーツ群は、まさに今が熟成期。特にルーフラックやリアラダーは、ロードハウスの“顔”とも言えるアイテムで、アウトドアライフをさらに楽しむことができるし、ワイルドにもなる。それらが人気を博している理由は、プラドの純正オプションにラックの設定はなく、一般的な汎用キャリアではワイルドさが足りない…というユーザーの理想をしっかりと実現できるから。
アウトドアでプラドを使用するオーナーにマストバイなのが、このアイテム群。積載性を高めるルーフレールラックやリアラダーは見た目にも機能美を感じる。さらにトレイルヒッチはヒッチキャリアの装着だけでなく、荷室やラダーへのアクセスにも使用可能だ。また車高をより高く見せる効果と乗降性に配慮した、サイドステップRSも実装済み。

KADDIS AR4

日常とスタイルを両立するのがAll Round 4wd

KADDISエクストリームスタイルと異なり、サスペンションのみで2インチのリフトアップを実現したのがこちらのKADDIS AR4スタイル。もちろん、単なるリフトアップではなく、ラテラルダウンブラケットといった各部の補正も抜かりなし。
さらに20㎜ワイドのオーバーフェンダーを追加し、サイドビューにメリハリをつける(さらにアルミフェイクリベットでスパルタン感も強調されている)。またワイド化したことで285/55R20サイズのATタイヤが装着可能に。そこに軽さをテーマに開発された、ブラッドストックのスーパーライトをホイールとして合わせて、ネガティブな要素を払拭したリフトアップスタイルとした。
ロードハウスのカスタムプラドに欠かせない、ルーフレールラックやトレイルヒッチのほか、後席側が低くなったサイドステップPREMIUMといったファミリーに嬉しいアイテムをバランス良く配置し、「赤」を存分に活かしているのもポイントだ。
大切な愛車だからこそ、パーツが似合うのか、よりスタイリッシュになるのかは重要だ。その上で機能性がアップするなら選ばない手はない。