「JAOS」プラドBLACKEDITIONの魅力を強めるモノトーンスタイル
2020年に150プラドがマイナーチェンジを実施。その時登場したのが、このブラックエディション。内外装の各部をブラックに変更し、専用パーツを追加。各部に施されたブラック塗装と漆黒メッキの調和が特別な雰囲気を演出している。そして、150プラド用に様々なパーツをリリースしてきたジャオスにはオーナーから「ブラックエディションには装着可能ですか?」という問い合わせが一気に増えたとか。
外観上の違いはカラーとフォグランプベゼル形状のみ。ゆえに150プラド後期用のエクステリアパーツが付かないワケが無いはずだが、アナウンスなしの変更などもあったりするから、ユーザー心理としては適合するかが、やはり心配になってしまう。そこでジャオスは既存の150プラド後期型デモカーを、純正部品によってブラックエディションへアップグレード。速やかに適合確認が行われた。結果、多くのユーザーの心配は杞憂だった。現在発売中の150プラド後期型用のジャオスパーツは全て装着可能だ!
なお、デモカーは、ブラックエディションとマッチさせるため、フロントのスキッドバーはブラック/ブラストをチョイス。フェンダーガーニッシュはボルト装飾が施されたtype-Xで、こちらもブラックペイントを実施。さらにサイドステップやマッドガードも含めたカラーコーディネイトにより、モノトーンスタイルによる質実剛健なランドクルーザーらしさを引き出している。
ブラックエディションのオーナーが最も気になるフォグランプベゼル部分。ご覧のようにJAOSスキッドバーは一切干渉せず装着可能。デモカーは漆黒のメッキグリルやブラックのフォグランプベゼルのカラーを考慮して、ブラックスキッドバーに、プレートがブラスト仕上げの仕様を装着。それ以外にもスキッドバーがポリッシュに仕上げられた仕様も設定。
ノーマルフェンダーに追加するだけで、サイドの立体感を強調し、精悍な4WDらしさを引き立てるフェンダーガーニッシュ。かなりワイドに見えるが、コダワリの造形でによるもので実は9㎜幅。ダミーボルトによる逞しさの演出にも注目。
フロントのノーズ下部を、海外ラリーのノウハウを盛り込んだスキッドプレートで保護。さらにリヤバンパーの下にも、JAOSロゴがあしらわれたプレートを装備。素材はプロスペックモデルとなるフロントのtype-Rはアルミ4.0t、リヤは傷がつきにくいブラスト+電解研磨が施されたステンレス2.5tで、純正トレーラーヒッチの装着にも対応。
チューブ形状を採用しつつ、ステップ部分には、インジェクション成形樹脂を使用したフラットな滑り止めによって、乗降性も考慮したサイドステップ。素材はスチールでボルトオンで装着可能。車体の加工は一切不要。
チューブ形状を採用しつつ、ステップ部分には、インジェクション成形樹脂を使用したフラットな滑り止めによって、乗降性も考慮したサイドステップ。素材はスチールでボルトオンで装着可能。車体の加工は一切不要。
フロントには車高調を採用して10㎜〜50㎜、リヤはコイルで35〜40㎜のリフトアップが可能なBATTLEZ VFCAセットを装着。前後のダンパーとも14段階の減衰力調整機構を備えて、好みの乗り味に変更可能。ダンパーには乗り心地と安定性を両立するハーモフレック機構も搭載されている。また、フロントの車高調で車体をほぼ水平にもアレンジできるなど、車両姿勢を変更できるのも利点だ。
BATTLEZリフトアップセットの装着によって、オープンカントリーR/T 285/70R17の装着を可能としている。組み合わせるホイールは2020年夏に登場したJAOSオリジナルのTRIBE CROSS。インセットはフェンダーガーニッシュの有無やタイヤサイズで選択できるよう20と±0を用意。